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すいへいりぃべ ぼくのふね なまがーる しっぷ すくらーる かっか スコッチばくろーまん、テコにドアがゲアッセブルク.... 知ってる人は知っている。 元素の周期表に基づく元素の覚え方。 だけれども、今日のテーマの錫は このずっと先、原子番号50、Snというやつで、 教科書の後ろのこういうやつ 高校の化学の教科書には説明すらなかったような.... (いや、単に覚えてないだけ?) 昨日、ろみちゃんぷ~さんから 「錫ってどうなの?」 って質問もらったので、ちょっと調べちゃった。 錫ってやつは純度が高ければ高いほど柔らかい。 よほど加工や細工が施しやすいらしく、 B.C.1500年頃には既にエジプト王朝で利用されてたらしい。 奈良の正倉院に錫の器が納められてるっていうから、 日本に来たのは奈良か平安かそのあたり....。 かなりな貴重品で、宮中で使用されるようなお品。 それは江戸時代になって、 やっと特権階級の方だけのお道具から 町民に降りていく。 16世紀の中国、『本草網目』という医学文献の集大成本に 「井戸の底に錫板を沈めて水を浄化した」との記録あり、 また、錫の事を徳利と呼ぶこともあったそうな。 西洋の貴族社会で銀食器がもてはやされたのと 似たような理由なのかな。 そのイオン効果(オリゴジナミー効果)とやらで、、 バクテリアや菌類をやっつけちゃう~ その辺は金・銀・銅と同じだぁね。 入れ歯に使われる金と 西洋食器に重用される銀と 10円玉に使用される銅と お華の剣山にメッキされる錫.....なんだな。 そ・れ・か・ら~ 酸やアルカリに強く、熱効率がよくて、保温性が高い。 温まり易く冷めにくい、冷たくなり易くぬるくなりにくい。 金属臭がないので、お酒の味が変わらなくて済む~~~ 分子の目が粗くて、余計なものは吸着されてまろやかになる~~~ ただし、融点が低いので、寒冷地には向かないんだって。 気温13℃以下の環境では結晶構造が崩れて、 ぼろぼろになってしまう.... 科学的環境が整っていなかった時代の鉱山で 肺病患者が多発した要因.... よって、使用上の注意として.... 1. 融点が低いから、コンロなどの火にかけちゃダメ! 融けちゃうよぉ~ 2. 汚れたときのお手入れは水か中性洗剤で洗い、 柔らかい布でふいてから 乾かす。 3. 柔らかい金属なので金属ミガキなどで擦ったり、強い衝撃はタブー。 変形するだけなんだけど.... 4. 冬季は屋外に放置しない! ぽろぽろ崩れちゃうから~ 万事オーケーかなぁ~? 本日の補講はこれにて終了! 解散~~~! 3000年経っても殺菌のメカニズムは解明されない、自然の驚異~^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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