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テーマ:焼酎いろはの い(114)
カテゴリ:芋焼酎いろは
芋焼酎にはまって酒屋巡りしながら、一番困ったこと。 それは焼酎の名前すら、まともに知らなかったこと~ 何にも知らないから、面白かった....それも確か。 だけど、知らないと買うにも買えない。 目にする焼酎がどういうものかくらいは理解できないと せっかくお店に行っても、おいそれとお財布開けないもん。 だから、一番最初はカタログ本。 なるべく焼酎のスペックも記してあって、 できれば、その焼酎の特性が一目でわかって、 もちろん、写真は不可欠で....銘柄数もそこそこないと.... でも、酒屋さんにその本を持ち込んで、並んでる焼酎を調べるなんて ちょっとやっぱり恥ずかしい.... じゃあ、といちいち裏ラベル見てメモメモしてるといかにも怪しそう.... 誰もとやかくは言わないだろうけど、 こんなウチでもささやかな見栄と体裁が.... 本当に何も知らなかった.... 知らなかったからこそ、お話聞いてくださる酒屋さん見つけたら、 麹から、甕壷、減圧・常圧、鹿児島・宮崎それぞれの特性、 果ては飲み方、おつまみまで.... ありとあらゆることを質問して、 だって、本に書いてる単語自体がわからなかったんだもん.... 辛抱強くお相手してくださったご主人には本当に深く感謝している。 そして、教えていただいた一冊の本。 うまか芋焼酎のすすめ選び方・飲り方大全 学研 著者/南里伸子・沢田貴幸 これは芋焼酎を飲み始めた初心者向けでわかりやすい。 しかもそれとなく細かく書かれている。 そして、驚きなのはマニアックなところにはまった今でも十分に面白い。 読み返すと....あぁ、もう、ここにあったんだぁ~と思う。 ブームのおかげでいろんな本を目にすることができた。 そして、自分に合った本を選ぶことができた。 ブームが翳ると、焼酎は買い求めやすくなる反面、 この手のメディアを使って学ぶことは難しくなる。 だけど、ブームを助けたネット社会には 以前では考えられないくらい情報が溢れ、 マスメディアには登場しえない専門的なデータも入手できる状況にある。 もちろん、偏りはあるし、 それがあくまでも一面的なものであることも踏まえなくてはならないけど..... ウチはめっぽうお酒に弱い.... これは体質的なものもあるから仕方ないのだけど、 だからこそ、アルコールにこよなく惹かれ、 一口一口がものすごく大切.... 本を読んで先入観を抱くこともある。 ウワサ話で心揺れることもある。 だけど、今でも心しておきたいと思うのは 自分の舌で味わうのを忘れないこと。 そして、頭でっかちになることで せっかくの焼酎を味わう機会を減らさないよう、 いつも素直に 飲みてぇ~よぉ~ と思える自分でいたいんだぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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