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2011年04月17日
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カテゴリ:勉強と思い込み

本当なら、きちんと説明したいところだけど
ちょっと許し難い流れが起きているので、
基礎的な前提は下記のリンクで押えて下さい。


◎経済産業省エネルギー庁のなるほど!原子力AtoZ

◎教育者向け原子力情報サイトあとみん

いま、どこにどんなものがどのくらいあるのか、
それがたぶん、みんなが一番知りたいこと。

で、参考になるのが飛散予測図なるものであるが、
これだって、1ヶ月もたった今、大気圏全体を考えれば、
もう、すでに世界中に広がってるだろう。

こういうと、
あたらな混乱を呼びそうだけど、
かなり希釈されているし、
わかってほしいのは急性障害と違い、晩発性障害には
明確に数値基準(しきい値)はないということ。

そして、国際基準1ミリシーベルト毎時の意味。
赤ちゃん、妊婦さんから、じっちゃん、ばっちゃんまで、
また、肌の黒い人から、白い人まで、いろんな人がいる。
住んでるところもまちまち.....

そこを世界中のお偉い方々が侃侃諤諤の上、決めたものだ。
ただし、そこは、平均で、の視点ではなかったと思うが、
もし、見識のある方がいらっしゃたら、お答えいただきたい。

おそらくは、この数値に幾ばくかの余裕はあるだろう。
しかし、それは幾ばくか、であって、確定的なデータはない。

なのに、どこぞの学者さんが、
チェルノブイリのデータと比較して、
20ミリシーベルト以下だからで健康被害はない!と言い切る。
未だにそんなことを言っているのだ。
此度の低線量放射線による被ばくが継続し続ける事故は世界に事例がない、
よって、ドカンといったチェルノブイリのデータをベースに
出された結論を唱えられたって、ハイハイと頷けるはずがない。

それを安全だ、といくら呪文をかけられたって効くわけ無いんだ。
こっそりと数値を書き換える小賢しいトリックは通じないんだ!

国際基準の1ミリシーベルトには
世界平均2.4ミリシーベルトの自然放射線の前提があると
そう、説明してくれた方がずっとわかりやすいのに、
理系の人間はもっと科学的に論説せよ!




16日午後、福島の健康リスクアドバイザーの講演に行ったのだ。
教育関係者を対象にした講演に「一般」で参加したのだった。
物腰柔らかく、毒気のなさそうな喋りは
何もなければ、当たりの良い上品なおっちゃんに違いなかろう。

話は放射線知識を持たない人を対象に.....ということだった。
仔細を紹介したいが、最初20分は基本的な内容過ぎてビックリ!
放射線の種類と半減期、被ばくと汚染の説明から、
それが突然、放射線の身体への影響に及ぶと
「放射線は少し浴びた方が健康によい」論の近藤宗平ドノの言葉を借り、
長瀧重信サマの研究データを持ち込み、
次にご自身の高線量対低線量のマウス実験のデータを提示し、語る。
これがまぁ、実にツッコミどころ満載なのだが.....
自然放射線の数値を日本平均の1.2を述べず、
世界平均の2.4を述べ、ブラジルのガラパリの10を出したり、
相変わらず、レントゲンやCTスキャンの医療被ばくを持ち出して、
すべては引き上げられた被ばく限界量を低く見せるためのトリック?

たとえば、白血病による死亡者数の変化を発症率の言葉に置き換えたり、
突然出てくるグレイの単位は何の説明もなしに進み、
(後のQ&Aでγ線、X線ではシーベルトに置換できると捕捉)
内部被曝はしきい値(閾値)が無いことさえ触れない。

教育関係者とはいえ、公務員で、しばり満載の先生方に
なおかつ、所属と地位を明確にして質問を.....では無理だな。
ともかく、この会津地方での極端な温度差を
出席された先生諸氏にも感じたのだった。

私の隣で帰る時間を気にしまくってたあなた、ですよ。
二列前で爆睡してたあなた、ですよ。



これから、子どもたちの学校環境を如何様に考え、進めるか、
国や県や教育委員会の一方向からの提示に対して、
具体的にどう取り組むのか、
一緒の土俵に上がるためにこちとら貴重な時間を割いたわけ。

東電が発表した収束計画
土壌サンプリングの検査方法のズレも認識した上で、
学校と、現場の先生方と、向き合っていきたいと思う。


学校教育基本法 前文

我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。我々は、この理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。ここに、我々は、日本国憲法 の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。





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最終更新日  2011年04月18日 04時15分20秒
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