販売不振の理由
最近,マケプレでの販売が落ちています。そこで,今までの傾向を考えて,売上不振になる一つの原因を見つけました。ただ,あくまで主観なのでどのくらいの割合で影響があるかは未知数ですが,少なくとも0パーセントではないように思います。過去にマケプレで買ってくれた顧客からのコメントによると,検索エンジンからアマゾンの中古を見つけ,購入したという人が幾人かいました。つまり,アマゾンの常連ではなく,何か本かCDが欲しくなり,検索エンジンでサーチしたところ,アマゾンの販売ページが出てきて,その中に安い中古も発見し,購入に至ったというわけです。日本の検索人口の割合は,ヤフーが6割グーグルが3割,残りが他の検索エンジンと言われています。つまりヤフーから来る人が多いのが現状です。年齢層が上がるほど,ヤフーの人が多く,若年層もその傾向があります。しかし,このヤフーという検索エンジンは,動きがつかみにくいシステムを持っており,周期的に順位変動や,検索アルゴリズムの変更を実施しています。2ヶ月に一回ぐらいが変動,半年に一回ぐらいに大規模なシステム変更があるようです。これをする理由は,スパムページや商品ばかりを並べた内容のないサイト,コピ-ブログなどをはじき落とし,検索エンジンの質を保つためにするわけです。変動中は比較的堅実なページも圏外に吹き飛ぶことがあり,アマゾンの個別ページも例外ではありません。情報ページというより商品販売のページだからです。これにより,大手アマゾンであっても個別商品ページの順位が落ちてしまい,検索者に見つけてもらえず,それより上位表示されているサイトから買っていくという現象が生じているのかもしれません。わたしも,あるCDのアマゾンでの販売ページを定期的にヤフーでチェックしていましたが,変動後はしばらく50位あたりまで見ていってもありませんでした。しかし,そのCDの販売ページではなく,レビューページが上位に来ているのを見つけたことがあります。これは星を付ける買い手の感想のようなもので,5つ星が最高というのは有名なところです。そこで思ったのは,検索エンジンは,商品販売のページより,個人の生の感想が書いてあるレビューページのほうを好んで上位表示し,売り売り度満点の販売ページは下落させたのではないかというわけです。このような現象が周期的に起きていて,最近では1月19日ごろにありました。ヤフー・スタッフブログという,オフィシャルなブログに,変動前にそのことが告知されます。その時期と,売り上げ減少がどうも重なっているように思うのです。そしてしばらくすると順位が戻ってきます。検索エンジン内での並べ替えが終わったとでも言うのでしょうか。アマゾンは信頼ある企業ですから個別商品ページもいずれ上位に戻ってきます。アマゾンも検索エンジンのことは意識しているようで,商品ページのアドレスが動的ページにならないように工夫がされています。JavaやPHPがアドレスからは分からないように【%】を多く使ったURLにし,エンジン受けの良い静的ページにしています。というわけで,大手検索エンジンの変動も売り上げに幾分かは影響を及ぼしているように思った次第です。で,こればかりは手の打ちようがないのですが,一つだけ出来ることがあります。それは,前にも書いたとおり,変動中でもレビューページは落ちないことがあるので,売りたい本やCDのレビューを投稿しておくという手法です。レビューを投稿するには一度,アマゾンで新品購入実績が必要で,最初のうちは投稿後,しばらくしてOKなら載せます,といった表示が出ます。これを繰り返していくうち,信用が得られるのか,投稿後,すぐにレビューページに掲載されるようになります。商品にもよると思いますが,今のところすぐに載っています。5つ星が付いていると,閲覧者の購入意欲も高めることになるので,時間はかかりますが,細かい対策として,やっておくのもよいかもしれません。ただ,きちんと聞いたり読んだりした感想を書くのは言うまでもありませんが。。。長くなりましたが,検索エンジンの動向も売り上げに関係するかもしれないという予測でした。ではでは。