子ども自身に〇(マル)つけはさせない
お子さん自身にマルつけをさせてはいけません! 問題集を解いた際、お子さん自身にマルつけをさせている方がいるかもしれませんが、 お子さん自身にマルつけをさせてはいけません! 最近の生徒さん、マルつけが甘いんですよ。 <間違ったマルつけの例> ・答えが違っているのに〇をする (↑生徒さんは「合っていると思った」とのこと) ・似たような答えは 全部〇(↑算数・数学で単位書き忘れはマルにはなりません!) ・漢字のトメ、ハネが出来ていなくても〇(↑形があっていれば〇だと思っている) <実例> 「残」の漢字、これはマルでしょうか、バツでしょうか? プロの採点 上の2つはマルですが、下の字だけバツです。 なぜか。 「残」の字のハネがないからです。 マルつけというのは、厳密にやらなくてはなりません。 ただ、これを最初からお子さんに任せてしまうと、この「厳密に採点」がわからないまま、 なんとなく合っているから、とマルをしてしまうのです。 そして、テストのときにバツをつけられて、 「あれ~?問題集のときは出来てたのに。」 いえいえ、問題集を解いていたときから、出来ていなかったのです。 厳密にマルをつけるがわかってくると、お子さん自身がマルつけをしても大丈夫です。 それまでは、マルの基準を理解する上でも、お子さん自身にマルつけをさせてはいけません。 ちょっとしたところで、点差が出ます。 たかがマルつけ、されどマルつけなのです。