わたしのブログ

イタリア・サンタルチア 

「かずさんの人生録（367）」（俳句89）

2009年７月２８日　ブログ「山本蓬石 句集（初期）」（８９）

南イタリアツアーは、ミラノ経由ナポリ－ポンペイ－ソレント－アマルフィ－マテーラ－アルベロベッロ－コセンザ－タオルミナ－パレルモ－カタコンベと

巡ってきた。「ナポリを見て死ね」のことわざ通り、風光明媚の港町。サンタルチア港の向こうにベスビオ火山が望遠される。

「山本蓬石 句集（初期）」（８９）

　　　3 　東独の　合併世界の　秋の宴

　　　　　ゴルビーの　決断が生む　平和な日

　　　　　芸術は　独りよがりよ　人が買い

　　　4 　中秋の　名月出ずに　濡れすすき

　　　　　枯れ枝に　百舌が騒ぎて　秋を告げ

　　　　　又々の　台風夏を　連れ戻り

　　　　　温室を　開けたり閉めたり　秋は未だ

　　　6 　秋雨の　降りしきる中　百舌騒ぐ

　　　　　百舌がピイと鳴いて　柿に色

　　　　　糸雨に　けぶる六甲　秋匂う

　　　　　俳句ひねる　何と言われようと　独りよがり

＜2009.7.28　未だ梅雨が明けない。雨の湯村・浜坂と楽しいツアーをしてきたが、山口、九州では集中豪雨による痛ましい犠牲者が出ている。車で走っていて土砂崩れで生き埋めになって死んだ人もいるが、運が悪いということで済ましていいものだろうか。「幸せとは」を連載したが、「運をつかむ」「不運に見舞われない」生き方も幸せのコツかも判らない。不運を避けて通る動物的本能が大事！今の社会は全て人工的に出来ていて、人任せでは動物的本能は養えない。＞

＜今朝は雲プカリの快晴。うっすらと雪が積もって1℃53％と寒い朝だった。今日は銀行へ行って振り込みをして来よう。

コロナウィルスは初期感染者がずいぶん減って、緊急事態宣言を取り消してもいいまでになっているが、1カ月延長した。ワクチンは今月中頃から接種を始めるそうだ。早くやらないと効果が出ない。＞