甘い血日誌

蛇　「部長・・まだ帰らないのですか？」

部長「おっ蛇君。君もまだいたのか。」

蛇　「・・・（同じ部屋にいたのに）」

部長「そうだ君ならいいか・・。」

蛇　「えっ・・」

部長「今年の春公立の学校がﾈｯﾄﾜｰｸ化しただろう、
　　　小学校から大学院にいたるまで、データの
　　　やりとりがスムーズに行えるようにさ。」

蛇　「はい。私も今お茶母水大のﾜｰｷﾝｸﾞｸﾞﾙｰﾌﾟと
　　　やりとりさせてもらってます。」

部長「そうかっ！そうだったな・・
　　　それで今までより楽に入れる様になった・」

蛇　「えっ！それってハッキングですか！？」

部長「そうだよ。」

蛇　「・・・・・」

部長「で何処に入ったと思う？
　　　TAILだよ。T A I L。
　　　Tokyo Artificial Interigence Labo！」

蛇　「・・（そこって従兄の助三さんがいる）」

部長「でchabo48ってﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑに少し書き込んで
　　　やったのさ。ふふふふふふ・・」

蛇　「・・（そんな馬鹿な。天才ﾊｯｶｰって呼ばれてた
　　　助三さんがそんなこと許すはずが無い。
　　　これはきっと何かの罠・・。
　　　このままでは部長が危ない。）・・・」

部長「どうした？蛇君、顔色がすぐれないぞ？」

ﾊﾞｯｸｸﾞﾗｳﾝﾄﾞﾐｭｰｼﾞｯｸ
Tell Me What You See
by
The Beatles