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カテゴリ:読書
私がストレッチを教えて頂いている
ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のお勧め本 百田尚樹「海賊とよばれた男」上下を読了しました。 面白かったですワ~。 【送料無料】海賊とよばれた男(上) [ 百田尚樹 ] 【送料無料】海賊とよばれた男(下) [ 百田尚樹 ] 石油会社「国岡商店」の店主 国岡鐡造の一代記でした。 *** 従来の石油会社大手にくみせず 独自の方法で店を大きくしてきた鐡造だが 1945年8月15日、第二次世界大戦敗戦で何もかも失ったかのように見えた。 しかし、戦場から一人二人と優秀な社員が復員してくる。 国岡商店には一番大切な「人材」がまだ残されていると感じた鐡造は 借金が残り、売るべき商品(油)もない状態でも ひとりも馘首しないと誓う。 ラジオの修理といった本来の業務でない仕事でも喜んで行い、 大手石油会社がやろうとしない旧海軍の残油集めといった 過酷な仕事を請け負い、たくましく再生していく国岡商店。 しかし戦前からある大手石油会社の悪しき慣習や 戦後の日本の石油流通を牛耳ろうと手を伸ばしてくる外資。 鐡造はいかに渡り合ったのか… *** 国岡鐡造は実在の人物 出光佐三がモデルで 石油にまつわる歴史的な事件なども描かれています。 私が生まれる前の話も多いけれど ものすごく引き込まれました。 国岡鐡造の志ある経営理念がまず素晴らしい。 視野を大きく持ち、 日本全体や世界のためになることであれば 自分の会社の利益を度外視しても行動する気骨。 こんな人物が日本に居たのかと思うと誇らしくて。 タイトルの「海賊とよばれた男」の由来も わくわくするエピソードでした。 映像が目に浮かぶ…。 百田尚樹の名作「永遠の0」 は 山崎貴監督、岡田准一主演で映画化され、来年公開されます。 この「海賊とよばれた男」も、映像化してほしいわ。 できればNHKで「坂の上の雲」みたいにじっくりとドラマ化してもらいたい。 戦後の復興の一面を知ることもできる「海賊とよばれた男」の お勧め度は★★★★☆ 買ってでも読む価値あり、です。 私がお勧めしたい百田尚樹の小説は 何と言っても「永遠の0」と「風の中のマリア」です。 【送料無料】永遠の0 [ 百田尚樹 ] 【送料無料】風の中のマリア [ 百田尚樹 ] 今日の日記を気に入って下さったら ↓ポチっとクリックお願いします。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.06 12:02:24
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