限りなく透明に近いブルー

今日は、ちんの卒業式でした。
いろんな思いがありました。例えばこの３年間だけでも。
遡って病気が発覚したときの気持ちを思い起こせば、そこからのすべて。
…でも、ダダ泣きするのは恥ずかしいし、それを超えていきたいので、
泣かないように、なるべく何も考えず、「無」でいようと思いました。
少し目頭が熱くなる時もありましたが、流涙はナシ。ハンカチ使いませんでしたよ（それが普通か、笑）。

卒業の曲も５曲目になりました。
まだまだ、挙げ出したら尽きませんが、キリがないので今回はひとまずこれがラスト。

それは、財津一夫さんのWake Upです。
内容的には別に卒業の曲ではありません。結婚の曲ですね。
ただ、この曲は、私が中学卒業の頃にちょうど売れていたのだと思います。
確か、SEIKOの時計のCMソング。あの頃は腕時計は高校の入学祝の定番でした。
春休みに、初めて高校の登校日（物品の購入とか制服の採寸とか）に行った時を思い出します。
その高校は家からは遠くて、まず駅前までバスに揺られること３０分、駅から高校までの徒歩２０分くらいの道を、暖かい春の埃っぽい風の中、１人で歩いていました。
途中、歩道橋をわたる時にその歩道橋の上で周りの景色を見渡しながら、これからどんな出会いや、いいことがあるんだろう、とワクワクした気持ちやちょっと不安な気持ちや、そんなこんなが一杯の頭の中でヘヴィーローテーションしていたのが、この曲なんです。

明日は、娘の高校の初登校日に行ってきます。
私は、父兄同伴じゃなかったんですが、近頃は必ず同伴みたいですね。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　Wake Up
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　財津一夫

　　　　　　　　Wake Up　Wake Up　Wake Up　Wake Up
　　　　　　　　今　愛がつきぬける

　　　　　　　　涙をふいたら行きなさい
　　　　　　　　あなたが生まれた家をうしろに
　　　　　　　　白い吐息　はずませて　通ってた
　　　　　　　　学び舎への道　今日は嫁ぐ道

　　　　　　　　落とせない荷物はあなたの心
　　　　　　　　そして微笑んだあの人の写真

　　　　　　　　Wake Up　Wake Up　Wake Up　Wake Up
　　　　　　　　今　愛がつきぬける
　　　　　　　　あの人へ　あの人へ