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更年期やアトピー・アレルギー・喘息でお困りの方へ

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ポーテンシーって?

ポーテンシータイトル


ホメオパシーの最大の特徴はレメディーの元となる物質を薄めることと振動を与えることにあります。

創始者ハーネマンは経験の中から薄めて物質の持つ毒性を消すことによってバイタルフォースを強める働きがあることを学びました。

又、往診に向かう時、持っていたレメディーが自然と彼のかばんの中で揺れることによりより効果が高くなることを偶然に発見し、振動を与えることの重要さに気づきました。

では、具体的にどれくらい薄めるかということですが、これには段階があります。
現在は、X、C、M、LM と言う4つのグレードに分かれます。

Xは物質1に対して水(精制水)10の割合で希釈されます。一回だけ希釈されたものを1Xと呼び、それを又1:10で希釈したものを2X…と繰り返されます。希釈するたびに10回、振動を与えます。
Cは物質1に対して水(精制水)100の割合で希釈されます。1回だけこの方法で希釈されたものを1Cと呼び、1Cをさらに1:10で希釈されたものが2Cという具合に増えて行きます。そして一回希釈する旅に10回振動を与えます。
1MはCの希釈を1000回繰り返してものです。
そしてLMは物質と水を1:50,000の割合で薄めたものです。さらに薄めるごとに100回の振動を与えます。

普通の化学では、物質は薄めれば薄めるほど、その力が弱くなると考えますが、ホメオパシーではまったく反対の考え方をします。
その物質の化学的な力が弱まれば弱まるほど、エネルギーは高まりレメディーとしての力が強くなるのです。そしてその背後には、薄めるたびに振動を与えていることが大きく影響しています。

ですからホメオパシーではポーテンシーの高いレメディー(1Cよりは30C、200C よりは1Mと言うように)ほど強い効果を持つと考えられています。

ヨーロッパなどでは家庭の救急箱にホメオパシーのレメディーが入っています。その場合、6Cから30C(比較的、低いポーテンシー)が一般的に使われています。

クリニックでは基本的に急性の病気には低いポーテンシー、慢性的な疾患には高いポーテンシーを用います。
又、各患者さんの体質、精神的なものを参考にしてポーテンシーを決めます。



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