小学校の教師をしています。
昨夜、NHKのニュースで
子どもたちの食物アレルギーについての
文部科学省の調査結果が言われていました。
最近、
確実に食物アレルギーの子が
増えているそうです。
そば、たまご、牛乳、などなど
私の学校では、
栄養士さんが保護者に用紙を渡すか直接聞いて
アレルギーがなんであるかを確認して、
除去食もしくは代替食を出しています。
昨年度は、
クラスの中に
さばアレルギーと卵アレルギーの子がいました。
さばの子は、代わりにたらが出ていました。
卵の子は、卵を除去するしかないので、
ちょっと味気ない食事になってしまいました。
(代わりにといっては変ですが、
大盛りにしてあげるとか、
同じ日の他のメニューを増やしてあげていました。)
今年のクラスには、
アレルギーの品目がとても多い子がいます。
卵・牛乳・小麦・あくの強い野菜・甲殻類などなど
つなぎで使っていてもかなり強いアレルギー反応が出てしまう子がいます。
また、牛乳が手などにかかっても
強いアレルギー反応が出てしまいます。
(入学前は、お母さんの手作りお弁当だったそうです。)
1年生も来週から給食が始まりますが、
当然、給食はほとんど食べられません。
お母さん、栄養士、養護教諭、担任で
1時間あまり面談をし、
対策を検討しました。
給食は除去しながら、代替食を入れ、
給食当番はさせないこと。
牛乳がこぼれてしまう場合などを考えて
みんなとは食べずに、
担任と給食を取ること。
そして、全校の先生にも
どういう子であるか
職員会議で私が説明することにしました。
その子は、下に説明されている
「アナフィラキシー」
ということが分かっています。
きちんとした対応をしておかないと、
「生命の危険も大いにある」ものです。
学校でも、
嫌いなものを安易に
「食べないとダメ!」
という一言では片付けられない現状があります。
しかし、
飽食のこの時代
嫌いだから食べない、
面倒だから食べない、
などという子が増えています。
食事の摂り方も難しい問題です。
食物アレルギーの問題も含めて、みなさんどうお考えでしょうか?
アナフィラキシーとは、ハチ毒や食物、薬物等が原因で起こる、
急性アレルギー反応のひとつです。
アナフィラキシーは、じんましんや紅潮(皮膚が赤くなること)等の皮膚症状や、
ときに呼吸困難、めまい、意識障害等の症状を伴うことがあり、
血圧低下等の血液循環の異常が急激にあらわれるとショック症状を引き起こし、
生命をおびやかすような危険な状態に陥ってしまうことがあります。
これをアナフィラキシーショックと呼びます。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fwww.anaphylaxis.jp%2Fcommon_images%2Fspacer.gif&b=ad0358fcfba8a2955be60856e4ba0b30)
アナフィラキシーを引き起こすきっかけには、ハチ毒アレルギー、食物アレルギー、
薬物アレルギー等があります。
最近では、この他にもラテックス(天然ゴム)によるアナフィラキシー等が
注目されています。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fallabout.co.jp%2Fhealth%2Fatopy%2Fcloseup%2FCU20060904B%2Fbread1.jpg&b=b5d99f17e02706202fd13243a3e967f0)
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