青年期までの自己確立の過程の中で
「自分の欲求を認め、自分自身であること」
をあきらめ、大人にとっての「よい子」できた人もいる。
そのような女性は、
結婚しても自分に与えれた役割のひたすら適応し、
まわりから望まれるままの
「よい妻、よい嫁、よい母親」であろうとし、
自分を殺してしまう。
しかしながら、
夫や子どもに対して
役割意識以上の深い愛情を持てない自分、
どこかで本当の自分でないような自己違和感に気づいた場合、
女性の中には、
自分らしくありたいという願望と、
役割を果たさなければならないという義務感
の間に強い葛藤が生じる
自分らしさを発見して自分自身を認め、
自己と他者の関係の中で等身大の自分と
相手を受け入れていく。
そういう、
青年期前半の課題を
十分に果たし得ていなかったということが分かる。
しかし、
子育てをしていて、
子どもとの葛藤を通して、
おぼろげながら自分自身に目が向き始めることも事実である。
(自己実現と母親の役割の葛藤)
「家族心理学入門」より抜粋
小学校の教師をしています。
相手の気持ちに向き合う・寄り添う
そのためには、どうしたらよいのか
そんなことを勉強中の毎日です。
自分の問題に向き合い、
自分を癒したいお母さんに
見ていただきたいブログがあります。
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(妻のブログです。)
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