「小学校のできごと」小学校教師のブログです

子どもの気持ちを学校生活で活かす。大切なことだと思っています。
ただし、クラスにはたくさんの子どもがいて、
いろいろな考えをもっています。

全員の気持ちをくみ取ることは難しいし、
全員の気持ちに一度に添うことはできません。

順番に気持ちに添うということも
いろいろな状況があって無理があります。

ですから、
言った者勝ちにならないようにしたり、
教師の判断だけで決めつけないようにしたりしなければいけません。

分かってはいても、
一番苦労する所ですし、
一番後悔も多い所です。

いろいろな意見や気持ちがある場合、
その全てを取り上げることは無理です。

全員をそれなりに満足させて、
先に進むこと。

うまく取り上げることができなかった子にも、
次回を保証してあげること。

そんなことがいつも頭を駆け巡ります。

また、学校という組織の一員として、
思いはあっても、やってあげられないこともあります。

でも、子どもだからこそ、
大人のような変な割り切りもないし、
意表を突いたアイデアも言ってくれます。
打算を考えず全力で取り組んでいきます。

それに応えようとする教師という仕事は、
だからこそ意義あるものなのかも知れません。

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