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カテゴリ:いろんな本
氷のゆりかご 岩合光昭は世界的なネイチャー写真家の一人ですが、初めての彼の写真に出会ったのは海の写真集で(手元にないので確認がとれずごめんなさい)イカの空を飛ぶ写真でした。イカがトビウオのようにキラキラ光りながら空を飛んでいたのです。衝撃的でしたよ!その後、「アフリカ ポロポロ」とか文庫本も出され、かれの写真にたいする姿勢とかも書かれていてとてもおもしろく読ませていただきました。 今回はタテゴトアザラシの赤ちゃんの成長日誌です。タテゴトアザラシは3週間で親離れし、母親は」その間ほとんど食べず1日3kgずつ体重が減少していきます。もちろん、あたりまえの話ですがアザラシってほ乳類なんですよね。尾のように見えるのは足なんです。ちゃんと、手と足をバタバタさせている赤ちゃんの姿です。それに寄り添う母アザラシの目差しは幼い頃、添い寝してくれていた母がふと目をさますと、自分を見つめていてくれて微笑んでくれた時の安心感と幸福感を思い出さしてくれます。 でも、幼いものというのは、どうしてこんなに愛らしいのでしょうか。まだ、へその緒をつけたミルク色の仔アザラシ、氷のゆりかごに仰向けに眠りこける真っ白な仔アザラシ、なにが楽しいのか丸々とした身体を転がせて笑い転げている仔アザラシ。 寿命30年の一生のうち、たったの3週間が仔どもとしての期間。どのアザラシも幼いものの愛らしさを十分にとらえています。 今の時代、この瞬間にも学校に通うことのできない子どもや字を読めない人、電気の安定供給がされず、夜に灯りのない生活をしている地域があるんです。日本に生まれたというだけでなんと幸せなことでしょう。文字を通して、未知の世界を知ることができます。贅沢さえ言わなければ、飢えることもありません。夜は電気の下で仕事もできます。テレビは世界中の情報を流しています。たとえ、わずかでも、なにかをしていかなくてはね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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