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2015年07月12日
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カテゴリ:本・本・本♪
        IMG_5437.JPG

 

   

  母の遺産 新聞小説 (上)

    八十歳を過ぎた母が骨折をして病院に運び込まれたその日、
    美津紀は夫・哲夫の引き出しから花柄のティッシュ入れを見つける。
    施設に入った母に時間を奪われ続け、美津紀は思う。
    「ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?」
    
親の介護、夫の浮気、忍び寄る更年期、老後資金の計算…
    実体験を交えて赤裸々に描き大きな話題を呼んだ、大佛次郎賞受賞作。

 

  母の遺産 新聞小説 (下)

    母を見送った美津紀は、ひとり、冬の箱根へ向かう。
    かつて、祖母、そして母が訪れた芦ノ湖畔のホテルで
    夫と女が交わしたメールを読んでいると、
    「あたしは愛されなかった」という真実が目の前に立ち上がった。
    過去を正視し、今後一人で暮らしていけるかを計算する美津紀。
    はたして人生の第二幕へ歩み出せるのか。大佛次郎賞受賞作。

  



  題材は濃いし重いのよね。。。

  母親が、若いころから老いて亡くなるまで(それも一筋縄ではいきません!)の話で、

  ずっと翻弄され続ける娘の語る、身につまされるような小説だけど、

  でも、緩いワルツ流れる中に、美しいレース越しの薄明るさ・・・みたいな、

  いつもそんなものが感じられる、水村美苗さんの小説。


  

  親を看る年頃になった人達には、

  いろいろ、それぞれに、思わせられるものがありそうな小説です。



  ただ、

  昭和のノスタルジィとブルジョワジィの入り混じった香りの中で

  お話が展開される時代を含み、

  重く困惑のストーリーであるとしても、そう感じさせない舞台です。

  諦めに似た、うす~い哀しみのような、微炭酸的後味の小説。

      

          シュワシュワシュワ~ .。o○.。o○ (・.・)  .。o○.。o○ シュワッチ!



    

  水村美苗さんの下の小説も好きです。

  削除してしまった前5年分のブログのどこかでも、一度ご紹介した記憶があります。

  


         本格小説(上巻)       本格小説(下巻)

  

 

   本格小説(上)   ニューヨークで、運転手から実力で大金持ちとなった伝説の男・東太郎の過去を、
                
祐介は偶然知ることとなる。伯父の継子として大陸から引き上げてきた太郎の、
                 隣家の恵まれた娘・よう子への思慕。
                 その幼い恋が、その後何十年にもわたって、没落していくある一族を呪縛していくとは。
                 まだ優雅な階級社会が残っていた昭和の軽井沢を舞台に、
                 陰翳豊かに展開する、大ロマンの行方は。

  

         本格小説(下)   生涯の恋に破れ、陰惨なまなざしのままアメリカに渡った東太郎。
                                              再び日本に現れた時には大富豪となっていた彼の出現で、よう子の、そして三枝家の、
                                              絵のように美しく完結した平穏な日々が少しずつひずんで行く。
                                              その様を淡々と語る冨美子との邂逅も、祐介にとってはもはや運命だったような…。
                                              数十年にわたる想いが帰結する、悲劇の日。静かで深い感動が心を満たす超恋愛小説。



  三枝家のお手伝いさんの口によって語られる、長く、興味深い、物語。

 

  なんだか「小説に堪能する」っていう感じがした作品です。

  読んだ気がする、っていう・・・(^・^)

 

 

  たっぷり味わいたい人に、

  また直木賞受賞作の、松たか子・倍賞千恵子・黒木華ら出演で映画化もされた

  中島京子さんの「小さいおうち」が面白かった人に、オススメ。。。



                

                      *作品解説はすべて「ブックデータ」よりお借りしました。


 

 

 

 

 

  *****************

 

  UPのブログを書き上げて、やれやれと思った瞬間、

  今日が18回目の結婚記念日だったこと、思い出しました!! (@@)

 

  またっくバタバタしていて、

  いつものようにプレゼント用意したり何かする計画たてたり・・・ 

  モエドラ君も私も、すっかり忘れていましたぁ~~~!!

 

      まぁ今年は、「お互いの命あってそれで佳し!」というところでしょうか。。。💐




 






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Last updated  2015年07月12日 06時39分38秒
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