カテゴリ:舞台
東京セレソンデラックスの「夕」を観てきました
***************************************************************************** 長崎にある海の家兼民宿「あいかわ」には、地元で「長崎のキングギドラ」と異名を 取り恐れられる、暴れん坊のヤンキー三兄弟(相川欣弥、元弥、雅弥)がいた。 「あいかわ」の隣りに住む幼なじみの三上夕は次男坊の元弥「もっちゃん」 にずっと恋心を抱いていた・・・。 しかし当のもっちゃんはそんな夕の想いをよそに、夕の親友である薫 に恋心を抱く。 そしてその夕の親友薫は、元弥の親友、塩谷憲太郎に恋していて・・・。 ****************************************************************************** 今回、parrotさんが毎回ブログで笑った、泣いたと語っていたセレソンの舞台に、 はじめて行ってまいりました。 全く予備知識もなく、ストーリーの予習もせずに、まっさらな状態で観に行きました。 舞台は民宿の食堂。 そこに集ってくる人々 どこにでもありそうな風景なんだけど、そこにはそれぞれのドラマがある。 10代の頃、確かに自分もこんな恋をしてたな~とか こんな兄弟げんかしてたな~とか、こんなとなりのおばちゃんいたな~…とか。 話しは現在の場面から始まり、次の瞬間には主人公達の高校時代に戻る。 そして、その主人公たちが過ごした青春時代から、現代へと少しずつ時間が流れ またラストでは現在に戻る。 これ見ててすごく楽しかったです。 舞台セットは全然変わってないんですけど、微妙に壁のポスターが変わっていたり (これ途中で気がついた(笑)) みんなの風貌も、どんどん変わっていくのです。 不良デビューしてたり、まじめな青年になってたり、すごい大人になってたり。 時の流れとともに、ちゃ~んとみんなも変わってきている…ホントよく出来てる(笑) 今度は誰がどんな風に成長して出てくるんだろ~て楽しみながら見てました。 そして、役者さんたちが本当に上手いんですよ。 よくあの方言バリバリのセリフを流暢にしゃべれるなぁ~なんて。 言葉が生きてる感じっていうんでしょ~かね~。 これを書いたサタケミキオ(俳優名は宅間孝行)さんは、 「あんまり書きたくないんだよね~」 なんてことを「ボクらの時代」で言っていましたが こんなナチュラルでおもしろい話が書けるんだから、もっとずっと書いていてほしいですよね。 ストーリーはバタバタの笑い劇から、主人公達が大人になるにつれ 少しずつせつない雰囲気が入り混じってきて、なんだか泣けたりしてくる。 私は弟雅弥がフラフラと転職を繰り返して、家族にバカにされた時 「俺だって一生懸命やってるんだ……東京に出たらもう帰れない……」 と声を荒げるシーンにみんなそう叫びよね~なんて、なんだかぐっと来てしまいました。 そして最大の泣き場?…そうあの場面、みんながきれいだったとブログに書いていた あの場面です。 何気なく聞いていた七夕のお話しが、ここでこうやって生きてくるとは。 思えばいろんなところに伏線らしきセリフが、さりげなくちりばめられていたのね。 泣きました、私も素直に泣きました。号泣しましたよ……でも自分の部屋じゃないので少し抑えました。 いろんな思いがここで一気にですよね。 せつないぞーーーーーーーーー 明日は七夕。まさに旬な舞台でした。 私の愛する五朗ちゃんが書いていた以前の作品に雰囲気が似てるんです。 …最近は、いろんな要素が入りすぎて……前みたいな作品、また作ってほしいなぁ~ またセレソンの舞台行きたいと思います。 そして最後に誰もが気になったこの人で締めたいと思います。 ←ガリバー君。素もガリバーのままでした。 ■追伸■ この日、劇場のトイレと廊下で押切もえちゃんを目撃 私の視線が痛かったのか、トイレでは何度も目が合い、終了後も廊下ですれ違いました。 お肌がきれ~でしたよぉ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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