197320 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ちゃと屋の本棚

ちゃと屋の本棚

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Archives

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月

Category

Favorite Blog

お弁当 New! さぁちゅん☆さん

カッコかわいいもの… からすこんぶさん
こくごの先生の部屋 浪漫的狼さん
2009年12月10日
XML
カテゴリ:☆本の感想
どうしても本のタイトルにネコ猫がつくと気になっちゃって・・・うっしっし
しかも装丁もほんわかしていて可愛らしいしハート(手書き)
モノレールねこ読んでみましたスマイル

      ←文庫も出てるよ♪

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えたが…。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など、夫婦、親子、職場の同僚など、日常にさりげなく現われる、大切な人との絆を描いた8編。


「モノレールねこ」猫っていうから、
なんだかファンタジック四つ葉な物語を期待してたけどちょっと違いましたほえー

でぶネコ猫で塀の上にのったときにお腹の肉が垂れるのがモノレール地下鉄みたいだから「モノレールねこ」(笑)
表題作は、まぁいいお話なんだけどね
違うほうに期待しすぎちゃったからか、ちょっと違和感わからん

他の短編はなかなか珠玉指輪

中でも好きな作品は・・・

「マイフーリッシュ・アンクル」―夏休みの合宿中に突然呼び出されたカスミ。海外旅行に行った家族全員が火事炎に巻き込まれて亡くなったという。残されたのは自分とぐうたらのダメ叔父だけだった・・・

「セイムタイム・ネクストイヤー」―5歳の自分の娘に先立たれて、生きる気力もなくした母。なんとか決心して娘と最後に泊まったホテルの同じ部屋を予約したのだが・・・

どちらも心温まる、泣けるお話です涙ぽろり
大どんでん返しとか。極端に意外性があるわけじゃないんだけど
心にしみてくるステキピンクハートなストーリー

他の作品も、ほのぼのとした内容で
読んでほんわかとした気持ちにさせてくれますスマイル
絆だったり縁だったりを感じさせる作品が多いかな

「バルタン最期の日」だけ、ザリガニさそり座視点で書かれてるから面白いっうっしっし
ザリガニ視点ってなかなかなくって斬新!!
ザリガニだから名前が「バルタン」って(笑)
「モノレールねこ」といい「バルタン」といい、このネーミングセンスがナイスっグッド
で、ザリガニの話なのにちょっと切ないところがちょびっと悔しい

8編も収録されているので、読んでみると自分のお気に入りを一つくらいは見つけられるかも

短編なのに、どの作品も人の優しさとか思いやりとかをストーレートに感じさせてくれる
短い文章でこの濃度の内容で仕上げられるのが、
この作家さんのスゴイところなのかしら?
そう思ったら、加納朋子さんのほかの作品も読んでみたくなりましたウィンク


いろいろあるみたいです^^
  

            neko03.gif にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ ←☆参加してます☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年12月17日 07時06分21秒
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X