息子の余暇用に、小学2年生向けの算数の問題集を百均で買いました。
これが「余暇」として成立するかどうかは「賭け」なのですが
1年生向けの問題集は自力でできるようなので
また、計算問題だけではなく文章題にもなれてほしいという「色気」から、買ってみました
夫が出張不在のこの日の朝、息子は7時ごろ起きだしましたが
私は、意識的に起きないで、息子がどうやって暇をつぶすか、
半分寝ながら観察することにします。
わざと目に付くところにおいておいた、「小2問題集」を
さっそく見つけ、ぶつぶついいながら、始めました。
途中で「クリップって何?」と聞かれ
目をつぶったまま「紙をはさむものだよ」と答えました。
しばらくたってから、「何cm?何cm?」とさわぎはじめました。
(前もって、問題集をちらっとみて、定規で長さを測る課題があることを知っていたので)
「定規ではかって。筆箱にはいってるよ」
と、やっぱり寝たままもごもごと答えたら
自分で定規をひっぱりだし、はかっていました。
やれやれ、これで、もう一眠り、と思ったら
「12.8cmだよ。これ12.8cm?」
と聞くので、やれやれ。2年生はまだ小数はならわないよ。
と思いつつ
「だいたいでいいんだよ。13cmじゃない」
といったら、いつの間にかみつけたらしい「答え」の欄を見て
「13cmだった」と納得していました。
グラフを書こう、の問題ができなくて、
どうやってやるの、と聞かれたので
私もようやく観念して置きだしていっしょにやったのですが
「○でグラフにしましょう」のところは、類題がすでに
独力でやってあって、グラフがどんなものかはわかっているようでした。
5種類の動物がそれぞれ何匹ずるいるかを、
数える方法がわからなくて助けを求めたのでした。
問題を見ると、動物の顔の絵が、ごちゃごちゃにいりまじって、印刷されています。
まず
それぞれの絵がどの動物(うさぎ、さる、など)に対応するかがわかりにくかったか
あるいは、
ごちゃごちゃにあるものを、数える技術がなかったか
どちらかだったと思います。
数えた動物には、○で印をつける、というやり方を教えてあげました。
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あとで、点検してみると
「クリップは?」
の問は、
鉛筆、消しゴムなどの文房具がいくつあるかを数えましょう、
という問題に対応するものでした。
鉛筆と消しゴムは正しく数えてありましたが
クリップは「もの」がなんだかわからなかったので、
そこで、その問題は飛ばして、次の問題にうつっていました。
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最初から、6ページ分ぐらいを親の助けはほとんどなしにやってありました。
この手の問題集、余暇として充分使えそうな気がします。