カテゴリ:建築日記 J・URBAN
躯体工事も終盤にさしかかった、5月初旬のお話です。 (建築日記の日付とは時差があります。 ご勘弁を・・・) いつものように気分よく写真撮影していると、室内の風景に何か違和感を感じる・・・ あれっ?と思い、改めて見回してみると・・・ 「げっ、北側の壁、窓の数が多すぎる!」 慌てて設計書を見ると、やはり窓の数が間違っています。 一番上の段の3個しかないはずなのに、1個、2個・・・ 9個もある!?! 「多めにしてくれる分にはウエルカムとは言ったけど、これは意味がちゃうやろ!?!」 「設計書通りに直るの、これ? ベニヤ板で埋めますっていうんじゃ、納得できないよ!!」 怒り心頭(でもあくまで口調は丁寧に)、急いで営業さんに電話をする相方♂とけもや。 相方♂(怒) 「北側の壁、設計書と違って、窓の数が多いんですが。」 営業さん 「申し訳ありません。 うちの工事担当者からも連絡がありました。 大工さんが図面を見間違えてしまったようです。」 「対応方法について、ちょうどお電話を差し上げようと思っていたところです。」 相方♂(怒) 「そうですか。で、どのようにご対応いただけるのでしょうか?」 営業さん 「詳しくは明日の上棟打合せ時にご説明しますが、今の耐力壁を外して、正しいものとそっくり入れ替えます。」 相方♂(怒) 「その場合、構造強度的に問題はありませんか?」 営業さん 「問題ありません。 ご安心下さい。」 相方♂ 「分かりました。 では明日お願いします。」 というわけで、翌日の上棟打合せ時に詳細説明を受け、北側の耐力壁の部分の工事をやり直すことになりました。 やり直した後の様子は、写真に残しておいてくれるそうです。 後で確認することにしましょう。 -------------------------------------- 一軒の家を建てるには長く複雑な建築工程を経るため、ヒューマンエラーについては、ある程度しょうがないことだと思います。 (故意の手抜き工事なんていうのは、もっての他ですが) 大切なのは、エラーをチェックする体制(施工管理体制)が整っているかどうか、また発生した場合に誠意ある対応をしてくれるか、ではないかとけもやは考えます。 その点、今回のケースでは、納得いく説明を受け、納得できるよう工事をやり直してもらえたことは、十分評価に値すると思っています。 これから依頼先を検討される方、価格や設備仕様も大切ですが、施工管理体制が整っているかどうかも忘れずに確認されることを強くオススメします。 ---------------------------------------- ★ご注意ください★ けもやのおうちは、近畿仕様で建てられています。施工方法や住宅設備などの標準仕様は、建築地域や建築時期によって異なる場合がありますので、詳細は担当の方にご確認ください。【05/07/16追記】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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