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2007.03.16
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カテゴリ:life
鹿児島市立少年合唱隊 NPOに運営委託へ

私は、この合唱隊のOBです。財政悪化はこういうところにも響くんだなぁ。団員数も私が在籍した頃と比べると半分ぐらいになってしまったようですし。

この合唱隊に入るには、試験がありました。音感テスト、リズムテスト、歌唱テスト。小学4年生の終わりごろに初めて試験を受けた日のことは、今でも鮮明に覚えてます。高校とか大学入試は、すっかり忘れたのに…。小学校の音楽の先生とは、まったく違う強面の先生達(中学の合唱コンクール常連校、短大や大学、などで教えている方々)の前で受ける試験の怖さっていったら…。一発勝負でごまかしがきかない実技試験。ちなみに歌唱テストの課題曲は毎年“もみじ”でした。結局、最初の試験では落ちて、翌年の試験で合格し中学3年生まで在籍しました。市内の各小学校から、選ばれた人間が歌う場所ってことで、子ども心にステータスを感じたものです。そのせいか、上手く歌わなきゃと、学校の学習発表会でソロを貰った時や、音楽の授業の歌唱テストは、必要以上にプレッシャーを感じていました。

学校では、そこそこ上手い方でも合唱隊では、ごく一般のレベル。パートもアルトだったので、ソロがあることは稀。それでも、歌うことは好きだったし、なんと言っても合唱隊の制服に憧れて入隊したようなものだったので、それなりに楽しかったです。同期には、歌1本でで高校、大学まで行き音楽教師になったものもいました。私は、歌=ボーイソプラノで大人になってまで歌うことに興味がまったくなく、まさに変声期を迎えたら、終わり。女性だから多少の変声期はあっても、歌声には支障ないのですが、合唱隊退団以降、合唱に関わることはしていません。制服もネックで、高校生以上になると女性は、ゾロびきドレスのようなものがコーラスの定番服装だったので、それが嫌だった。

要するにこの頃から、自分の美学に素直だった。子どもだからこその神聖な感じ。それが許される間は、その身分であることを楽しもう。

ベレー帽、白いリボンタイのシャツ、赤のビロードベストには銀と白の刺繍、黒のミニスカート、白いハイソックスに黒光するエナメル靴。こんな格好、大人はもちろん、ハイティーンでも無理。あの限られた時間だけ許された制服は、今でも大好きです。

現代の子供達は、分かりませんが、この制服は残って欲しい。





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最終更新日  2007.03.16 17:38:23


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