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カテゴリ:2-5・レッスン(男の子)
昨日は、
春休みあたりから、なんだかぐ~~んと急にのってきた男の子のレッスンです。 前回のレッスンは春休み中。 今日は、新学年、5年生になっています。 レッスンは継続なので、「新」ってないですが、 やっぱり生徒たち、 新学年になったばかりの時は、なんだかはりきっています。 その、男の子、たらたら、たらたら、ほんとにたらたら。 レッスンしていました。 楽譜は忘れる。 今、練習してる曲すら、「今何の曲だっけ?」 いつも泥んこで来る。 まあ、よくいる男の子です。 お母さんも、いつも、 「この子は、ほんとに、きかないですから、たたいてもいいです!!」←たたくって・・ そんな、子でした。 弾けなければイライラするし、 鍵盤はたたくし いいだしたら、きりない、暴れん坊タイプです。 でも、結構恥ずかしがり屋で、ここぞという時に褒めると、 ほんとに嬉しい顔を隠すように?満面の笑み♪ 春休み恒例のグループレッスンで、なんだか急に初見やら、アンサンブルやら、 やけに音符よみが早い♪ 基本の事を聞いても、ぱっちり答えてくれていた春休み。 練習は、なかなか、というかほとんどしてこないんですが、 年末くらいから、いい兆候はありました。 本人は、きちんとレッスンに取り組む自分は恥ずかしいと思っている。 でもある日、お母さんが珍しく迎えにいらして 「あの、エンターティナーだと思うんですが、なんか学校で誰かが弾いて弾きたいっていうんですが、楽譜・・簡単なものでいいので、あったらやりたいというのですが、こんな時だけお母さん言ってくれ。って」 本人は、知らんぷり顔で、恥ずかしそうにそっぽ向いています。 いままで、自分で積極的に「何か」を申し出る子じゃ、全然ない。 だから、恥ずかしかったみたいです。 確かに優しいバージョンのものでしたが、 こんないい時のがしちゃまずい。 即日郵便で送りましたよ。 郵便で送られたら、さすがに本人も、むしろ、あせる。 翌週、確かに優しいバージョンですが、 弾いてあった。 ふ~~ん。 にやりですよ。私が。 そして、今回の春休み。 絶対、本人も、あのグループレッスンで、多分、自信がついているはず。 その後の、昨日のレッスンです。 ためしに、その子の前のレッスンを、中学生のお姉さんにしてみました。 今日のレッスン会場は、時間になったら、教室にはいってくるパターン。 だから、前の子のレッスンが少し見れるんですよね。 ちょうど、その男の子が入って来たときに、 「この楽譜見てて、お姉さん弾くから」 その男の子のレベルでは、ない、 「ショパンのワルツ、OP69-2、ロ短調」 の楽譜を渡しました。 基本の使用しているテキストは、もっともっと優しいもの。 昨年の発表会も、ちょっとした「ポピュラー曲」に、逃げたタイプ。 ※ポピュラーが逃げではなく、一見、選曲にたよって・・というタイプ 結局弾けないから、なんとかアレンジしつつ、よし、のりきった! そんな、あやしい、あやしい発表会でした。 静かに、楽譜見ていました。 しかし、落ちつきにかけるので、椅子を、前後にゆらして←よく、学校でひっくり返るような。 こういうパターン、弾く方も緊張するから、いいんですよね。 そして、その男の子のレッスン。 びっくりした~。 ナイス♪ナイスすぎる♪♪ まあ、ぼろぼろ感はあるものの、冒頭から、調が変わるくらいまでを、初見で弾くんですよ。 美しい状態ではなくても、正確に。 「み♯」もきちんと「実音ファ」で。 これには私もおどろきました(^o^)/ おお、いつの間に、そんな弾けるようになったんだろう。 ついこの間、 ストリーボックの「金の星」が難しすぎたはず。 途中で集中も切れて、たらんたらんだったのに。 今はのっている。 すごくのっている。 「君なら、この曲がんばれば弾けると思うよ。かっこいいし、ショパン。今週は宿題だよ。自由に、できるところまで見てくるのが宿題ね!」 今週は、宿題、やってくれそうな気がします。 次回のレッスンも、その子のミラクルがみれたらいいな~。 まあ、期待しないで、待っていよう。 長くレッスンしていると、そんな成長の瞬間に立ち会えるのが、 やっぱりやめられない元なんですよね。 男の子の急な成長。 今回もびっくりさせられています。 この波にのってしまえ~~の勢いです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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