|
カテゴリ:母の顔
今日は1週間悩んだコトを語りたいと思う。
ウチには三人男児がいる。 壱・弐・参。 壱と弐は同じ小6。 再婚同士の連れ子同士だ。 弐は今年の3月末から一緒に暮らし始めた。 前にも触れた事はあるけど、弐の母親も数年前に再婚しているらしいのだが 再婚相手の男と一緒になって弐にだけつらくあたってきたらしい。 通報された事もあるようで、弐の辛さは計り知れない。 そんな家庭からこちらに来て、最初は「帰りたい」と泣いていた。 あたしはかわいそうで仕方なくて、ただ抱きしめてやる事しかできなかった。 そろそろ半年になる。 今では最上級に悪かったお行儀も良くなり、授業も落ち着いてついて行けるようになり、 あたしに甘え、あたしの次男として平穏な日常を過ごしている。 まったく違う環境に来て、慣れないコト(常識感やしつけや勉強)をどれだけ頑張ったろう。 今月の18日は弐の誕生日だった。 かねてから心配してくださっている前の学校の先生からお祝いのカードが届いた。 とても嬉しそうに見せびらかしてくれた。 あたしも一緒に喜んだ。 それから、幾日過ぎても母親からの連絡は無い。 弐は毎日、朝も夕方も郵便受けを確かめる。 そのけなげな姿に心が刻まれる思いだ。 あたしの幼い頃もそうだったけど 「どんな母親でも子供は無条件の愛を注ぎ、求める」 と思う。 自分が大人になって初めて 母が自分をまっすぐ見つめてくれていなかったとわかる。 強く生きろ弐! あたしはお前を胎内に突っ込んで出産し直す事はできない。 だけどお前を正面から見つめている事はできるぞ! 幸い、同じ九月生まれだけど1日の壱が長男としている。 弐はのほほんと次男として自分の道を進みなさい。 向こうの母親の事は弐を想うと腹が立ってしょうがないが、 これは弐が与えられた宿命。あたしと同じ宿命。 人生の壁は、その人に乗り越えられる高さの物しか来ない。 あたしはそう信じて幾つもの城壁を乗り越えてきた。 大きな壁が立ちはだかる弐は大物になるだろう…多分(笑) 今3兄弟で狭いお風呂に入ってケタケタ笑ってる。 これが普通の家族・兄弟じゃないのかな。 普通が一番幸せだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月24日 20時46分00秒
コメント(0) | コメントを書く
[母の顔] カテゴリの最新記事
|