ふだん着物ぷち女将の、ぶっちゃけ話

今日はPTAとして、本部役員として、学校の草刈りおよび指示・案内係をしてきましたー


屋外の作業にとってはあいにくの超いい天気

きもの生活のあたしは、何も悩まずに浴衣着用





これは思いっきり動いて帰って来てからの姿。

裾を短く着て、衿元はキャミ見える位ユルユル、
ハリのある兵児帯は邪魔にならないように二段ノシメなんちゃらの変化バージョン

家を出る時には
これにたすき掛けして、前帯に手ぬぐい引っかけ、足元は地下足袋


今日はさすがに色々と突っ込まれましたわ～（笑）


「今日は何を着ていらっしゃるのかと思ってました～」

「洋服って着ることあるんですか？どんな時？？？」

「動けるんですね～」

「涼しそう」

「カッコイイです～」

他にもイロイロ


どう考えてもあたしはカッコ付けて着てません！！！

たすき掛けに手ぬぐい引っ提げて地下足袋だよ
どちらかといえばカッコ悪いっしょ


なぜそう言われる・見られるのか


着ている本人が自信を持って着ているからだと思うな


はい、ぷち女将。





この着姿、現代の感覚でキモノとして見ると「だらしない」？

洋服の感覚で見ると「ドルマンスリーブみたい」キャミ出す位がファッションとしてイイ

これが江戸時代なら…明治政府の裸体禁止令の出ていない頃は、こんなユルユルでチチも半分出てた時代

裸体禁止令については、ふだん着物仲間のBetty記事へ裸で礼儀正しかった日本人


例えば、静止画でこれだけ見るとだらしないかもね

このカッコでバリバリ草刈りし、時間で指示を出し、先生や生徒や保護者に声をかけ
そんな動くあたしを見た人は、一人たりとも「だらしない」なんて言わないと思うよ



作業終了後に集まった時に、一人のクラス役員さんらしきマダムが
「あー汚れちゃったんじゃないですか大丈夫でしたか」
と、あたしの浴衣を心配してくださいました

「ありがと～ございま～す汚れていいんスよー
だって木綿の浴衣だもん、洗濯機でガラガラ洗いますから～」

ってフツーの事を言ったら、ずいぶん驚かれてました


多分４０代後半から５０代前半のマダム…浴衣は家で洗えないと思ってたのかな


そんなニホンに誰がした



ちなみに今日は中学校２年生の環境整備だったんだけど、
あるクラスは生徒が動かなくて進まないとの事でそちらをサポート

ダラダラやってる生徒たちにバンバン声かけて、
中盤からは自発的に刈った草を集積所に持って行ってくれる子まで出てイイ感じで終われました


中２だけどね、ちゃんとお返事してくれるよ～

カワイイもんです



暑かったけど、また楽しい時間を過ごさせてもらった午前中でした





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