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カテゴリ:ビジネス
「客より燃料が重い船」が頓挫した必然のコラムは、造船業界の話ですが、技術経営一般について非常に参考になるので、一度読んでおいた方がいいです。
> 知的興奮を味わえないばかりか、インセンティブも低いというレッテルを張られた企業が、若い人材の人気を回復することは至難のことであり、10年単位の長い年月がかかるからだ。 確かにそうだ。しかも日本の場合、中小企業というだけで、若い優秀な人材をそろえるのは表示に大変だったりしますから。 > 少ない利益のため研究開発を絞り、給与を絞り、結果として人材を集められなくなると、その産業、または企業の衰退には歯止めがかからなくなる。 まったくもってその通りだ。IT業界にもあてはまりますね。少ない給与でエンジニアを雇い、まったく教育をせずに、年齢が上がって年齢に見合う仕事がなくなった(できなくなった)ら即さいなら、では業界の発達はないでしょう。 高速船「テクノスーパーライナー」の挫折の一番の問題は、一度はじめるとなかなか止めることが出来ない体質だと思います。私は失敗自体を責めるつもりはありません。何か新しいことをやろうとすれば失敗はつきものですし、絶対失敗できないというプレッシャーは逆に失敗する可能性を高めるからです。失敗することを許すことこそ、小さい失敗のうちに撤退させる秘訣だと思います。 【関連ブログ】- ビジネス指向のエンジニアへ 【HOME】- Webエンジニアのちび日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.23 18:13:17
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