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ちーこ♪3510

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2014.06.04
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カテゴリ:映画ドラマ鑑賞
「クロワッサンで朝食を」
2012年 フランス・エストニア・ベルギー製作
監督:イルマル・ラーグ
出演:ジャンヌ・モロー、ライネ・マギ、パトリック・ピノ

エストニアで母の介護を終えたアンヌは、
パリに住むエストニア出身のフリーダという老女の家政婦をするためにパリにやって来た。
フリーダは高級マンションに暮らす孤独な気難しい老女だった。
若かりし頃の愛人のステファンが時々様子を伺いにやってくる。
フリーダの華やかな頃の人生に触れながら、同じく孤独をかみしめるアンヌ。
やがて、フリーダのために行ったことがフリーダの機嫌を損ね解雇されるアンヌだった。


ネタバレあり。


パリが舞台、
エストニアの冬の片田舎で過ごしたアンヌが、憧れのパリに出てきた。
しかし、ストーリー中エストニアという国がずいぶんと語られた。
もちろん、アンヌもフリーダもエストニア人で、
やはりエストニア出身でパリで過ごす人たちの登場が多い。
私も、バルト三国のひとつのエストニアの街タリンに訪れたが、
エストニアという国には、独特なムードがあるみたいだ。
深くて暗いエストニアの冬の情景からストーリーは始まった。
始終エストニアの話題が出てきて、
パリで暮らすエストニア人は、堅物で生真面目で融通が利かない。
それに反発しながら生きてきたフリーダ。


さて、老女フリーダは、ジャンヌ・モローが演じる。
若くて活発なジャンヌ・モローの姿はないが、オーラはある。
この映画でも存在感が半端ない。
主張する顔立ちと老いた身体も堂々としている。
また、ジャンヌ・モローのファッションもおしゃれで素敵だった。
歳をとっても、自然な輝く女性でいるのって、
案外、難しいよ。


離婚した夫、独立した子供たちのいるアンヌと、
夫と死別、カフェを持たせているかっての愛人に世話をさせるフリーダ、
老いと直面しながら、家族でない二人が心を通わせるものは、
やはり寂しさ。
人間ひとり、私は私、
孤独を恐れず、前向きに歳を重ねるって難しい。
誰かにそばにいてほしい気持ち、最期まで思うだろうな。
タイトルからパリが舞台の明るい映画とばかりに観てみたら、
とても内容のある映画だった。

久しぶりのジャンヌ・モロー、
昔の映画を思い出す。
  • p_18052_01_04_03.jpg



さて、
楽天ブロガーになって、のんびり気ままに5年が経ち、案外続くものだなと我ながら感心。
ブロガーの皆様とのお付き合いや、ストレス解消のつたないブログで、
日々楽しくさせていただいているからだろう。ありがとうございます!
サンクス!カムサハムニダ!キートス!謝謝!カムオン!!





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最終更新日  2014.06.07 09:29:29
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