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連休明けのきょうの授業は休みの間の話から。 留学生たち、それぞれ自国の民族衣装で「どんたく」に参加したそうで 「楽しかったで~す」と賑やかに話が弾みました。 クラスには日系ブラジル人の学生もいます。 「どんたく」のパレードにはリオのカーニバルよろしく フリフリのドレスで参加したとか。 「きれいでしたよ。」見に行ったフィリピンの男子学生が 向い側の席から対角線に流し目を送ってました。 日系ブラジル人の彼ら、苗字は吉田、玉城、平井など日本名。 が、名前は リンカーン、クリスティーナ、マルセラなどカタカナ。 顔立ちは日本人のようだけど、雰囲気は日本人とはどこか異なります。 彼らの話す日本語。 片言の子供ことばです。 「です・ます」調ではなく「~たのよ」「~ちゃった」。 「にんじん」を「にんじんちゃん」と言った男子学生もいました。 それから、たまにびっくりするような方言が混じります。 「だけんね」「そがんこと」。かわいい顔してまあ。。。 教室ではそんな言葉使いはしないようにと注意しますが ブラジルの家で交わされていた会話が想像できて、微笑ましい気もします。 休みの話の続きで ある学生が連休中に日本の親戚の家を初めて訪ねた話をしてくれました。 熊本のお父様の実家、初めて会う親戚。 ドキドキしながら向かったそうなのですが、家に着くなり 「あ~、おばあちゃんにそっくりだ。」と言われたとのこと。 お父様のお母様、つまり彼女のおばあ様はもう とうの昔に亡くなっており 彼女も生前に会ったことはなかったそう。 そのおばあ様に似ていると親戚の方たちに言われ 「すごくうれしかったです。」 国籍はブラジル人でありながら、ブラジル人でなく 日本の血が流れていながら、日本人ではない 自分のアイデンティティに悩むことも多いという彼ら。 彼女はひとつ自分のルートがはっきり見えて嬉しかったのでしょうね。 自分に流れる日本人の血を再確認しに 日本語を学びに来る学生が 最近増えてきたような気がします。 ・・・私の孫もいつか日本語を勉強しにこの地に来るのでしょうか。。。 私もいつかフランスに。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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