ふぉるもさ通信

「ヨハネが捕らえられて後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べて言われた。『時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて、福音を信じなさい。』」（マルコ１：１４，１５）

サタンの試みを受けた後にガリラヤ地方に向かわれたイエスさま。
今日は、まさにイエスさまがお働きを始めようという時。
イエスさまのお働きは、福音（良い知らせ）を伝えること。
その第一声は、
「時が満ち、神の国は近くなった！」

「時」これはギリシャ語では「カイロス」と言って、
特別な「時」を表すことば。
神さまがずっと以前から定められ、
全人類が、待ちこがれていた特別な「時」
その「時」がついに満ちたという！

この時に、いったい何が起こったのか。
「神の国が近づいた」とイエスさまはおっしゃった。
神さまが王として治める新しい国。
そこには新しいいのちが、神の正義と愛があふれている。
この「神の国」を広げるためにこそ
イエスさまは、この地上に来て下さったのだった。
クリスマスに、イエスさまが持ってきて下さったプレゼントは、
まさにこの「神の国」だったのです！

そう、この「神の国」は近いのです。
でも、実はまだ完成していません。
私たちは、どのような態度で、神の国の完成を待つべきでしょうか。

第一に悔い改めることです。
つまり、回れ右をすること、
１８０度方向転換することです。
今までの罪に支配され、滅びに向かう生き方から、
イエスさまを受け入れ、いのちに至る生き方へと、
方向転換することです。

第二に福音を信じて待つことです。
「福音」それは、神さまが私たちを愛していること。
そして、み子イエス・キリストをお与え下さったこと。
またこのイエスさまが、私たちの罪を代わりに負って死んで下さったこと。
そのことを信じるなら、新しいいのちをいただき、
天の御国の約束が与えられるということです。
この「福音」にいつも立ち返り、
感謝をささげながら、
私たちは「神の国」の完成を待つのです。



【感想】
「悔い改め」も「福音を信じる」ということも、
一度きりのことじゃないのだな～と。

もちろん、自分の罪を認め、
イエスさまを心にお迎えしたときに、
イエスさまと共なる新しいいのちをいただいた。
これが、メジャーチェンジだとしたら、
日々の悔い改めは、マイナーチェンジ。
自分の罪や汚いところ、弱さ・・・。
気づくたびにイエスさまのもとに行こう。
そして、イエスさまの赦しの「福音」に立ち返って、
感謝をささげよう。

こんな毎日を送ることで、
少しずつ、イエスさまに似たものとなり、
私の中の「神の国」が、大きく、力強く成長していくのだろうか。
期待！！