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世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和とお金のない世界 知恵の輪

雑談会

雑談会第一回(現状把握)

ときには雑談もいいかな~と思って
自分の中でやっていた雑談を書き綴ってみます。
誰でも自由参加です。
 
「現状把握って何の現状を把握するの?」
「日本や世界のこととかですね」
「毎日のニュースを見るだけでわかるんじゃ?」
「ですよね(笑)」

「最近のニュースで気になるのは?」
「震災と台風災害かな?」
「これからは南海トラフ地震も気になるね」
「ブラックアウトで停電になるってよ」
「貿易戦争もかなり気になるよ」

「スウェーデンで移民問題があるそうだよ」
「そういえば日本も移民を受け入れるの?」
「どうなんだろうね?」

「それにしても外国では犯罪が多いよね」
「自然災害も問題だけどテロや戦争も問題よ」
「知れば知るほど深刻になるよ」

現状把握は尽きないですね。(笑)


     雑談会第二回(現状把握)

「現状を把握するにはテレビやラジオが良いけど
 それって表面的なことしかわからないよね」
「国内ニュースばかりじゃ現状把握は出来ないよ」
「BSニュースは世界の情報が入ってるよ」
 
「世界がより良くなるためには現実を知ることが
 必要だと思うけどあまりにも多すぎて(笑)」
「個人レベルじゃどうにもならいよね」
「私が変われば世界は変わるってどう思う?」
「変わらないと思ってる人が多いよね(笑)」
「変わるんだったらとっくに平和は実現してるよ」
「世界平和を望む人は多いのにね」
 
「ところで現状をいろいろ知って思ったことだけど
 日本国内と外国の問題は違うような気がするよ」
「年金の問題と外国の紛争という関係とかね」
「僕は対処療法的に考えたら違うと思うけど、
 根本的な所に目を向けたら同じと思うよ」
「日本の年金問題と外国の紛争問題の根本って?」
 
「年金問題は明らかにお金が関係するけど外国の
 紛争はお金にはまったく関係ないでしょ?」
「そうとは言い切れないと思うよ」
「どうして?」
「例えばだよ、紛争地域の戦う人たち全員にお金
 をたんまりあげたらどうなる?」
「互いを尊重し武器を捨てる条件でね(笑)」
「そりゃあお金を選ぶでしょう」
 
「なぜ武器よりお金を選ぶか?」
「敵がいないしお金で安定した生活が出来る」
「お金があれば安心して生活が出来るってこと?」
「だよね」
「年金も安定して入れば安心して生活できるよね」
「だから根本はお金で解決するんだ(笑)」
 
「そこで、紛争地域にお金を使わなくても誰もが
 安心して暮らせる環境を作るんだよ」
「お金を使った交換システムを無くすってこと?」
「それが国際支援団の活動ってこと?」
「世界平和提案書はかなり知れてきたみたいけど
 国際支援団の活躍はあまり知られていないよ」
 
「国際支援団の目的は世界の貧困や格差を無くす
 こと。世界のあらゆる地域が独自の文化が守ら
 れ安心して生活できればお金なんか不要になる」
「ってことは?」
「世界が平和になりお金は不要になる」
「だからと言ってお金は無くならないでしょ?」
「まだそこの想像がつかない人が多いんだよね」
「国際支援団の活躍が大きくなれば想像付くよ」
 
世の中の問題を解決するために知恵を出すことは
難しいです。
だから
問題を解決するのではなく
問題が起きないような社会システムに変えていく。
それが良いんじゃないか?
という話になったわけです。
 
     雑談会第三回(問題意識)

雑談は時々続いています(笑)
 
「今のままじゃいけないって思う人はいるの?」
「良くないことに問題意識を持つってことよね」
「けっこういるんじゃないの?」
「今のままって何?」
「人によって違うんじゃないの?」
 
「このあいだ人生相談やってたよ。テレビで」
「どんな?」
「妻子ある人を好きになって付き合ってるって」
「で、今のままじゃいけないってこと?(笑)」
「ここで言う話?(笑)」
「人によって違うって言うから(笑)」
 
「問題を解決するために何をすれば良いか?」
「と言う話ね」
「問題を問題にならない状況にするのはどう?」
「さっきの話で言うと彼と別れるってこと?」
「そうね」
「簡単な解決方法ね(笑)」
「それと同じように世界を見たらどうだろう?」
「簡単にいくかな~(笑)」
「難しいと思えばムリだと思うようになるよ」
「だよね」
 
「できれば身近な話から始めましょうよ」
「身近な話って?」
「少子高齢化なんてどう?」
「高齢者が増えて人口が減っていくってこと?」
「これの何処が問題になるんだろう?」
「働く人は減って介護が必要な高齢者が増える」
「これの何処が問題なんだろう?」
「まだ言う(笑)」
 
「昔を考えたんだよ」
「いつごろの話?」
「介護という言葉がない頃」
「昔でも介護施設や老人ホームも無かった頃ね」
「昔は大家族だから子供も一緒に働いていたよ」
「今は核家族になったからね」
「核家族って?」
「親家族と別れて子供が家庭を持つことよね」
「一緒に暮らせば便利なのにね」
「嫁姑のトラブルが無いから平和じゃないの?」
 
「核家族から大家族に戻すと良いんじゃない?」
「それは一つの案だよね」
「名案じゃないの?」
「介護施設は減るよね」
「年寄りも自宅で暮らせるほうが楽しいよ」
「介護も子供や孫が見てくれたら安心だしね」
 
「人口が減ると労働者が減るという問題は?」
「労働者が減って困るってどういうこと?」
「お金を稼ぐ人が減れば国に入る税金が減るよ」
「国の政治はお金という財源が必要だからね」
「道路も橋もトンネルも社会福祉も金は要るし」
「お金がないと何も出来ない社会はダメだよね」
 
「お金を稼ぐ必要のない社会だったら?」
「労働者はいくらでもいるよ」
「いくらでもいないでしょ?」
「農家の労働者は平均年齢は知ってるかい?」
「さあ?」
「66歳だよ」
「70代80代の年寄りもいるってことよね」
「農業は高齢者で成り立っているってこと?」
「そうよね」
「ご苦労さまです♪」


     雑談会第四回(問題意識)

「少子高齢化って本当に良くないの?」
「僕は大歓迎だと思っているよ」
「どうして?世間と反対意見じゃないの」
 
「世間はお金を稼ぐ労働者に視点を向けるけど
 社会のために働く人たちのことを考えるよ」
「それで社会は成り立つの?」
「被災地で働くボランティアはどうなの?」
「社会のために働いてくれてるよね」
「あの人たちは労働者とは言わないのかな~?」
「農家の高齢者だって社会のために働いてるよね」
 
「労働者の概念が良くないような気がする(笑)」
「労働者は働いてお金を稼ぐって感じだよね」
「お金を稼がなくても働いている人は多いよね」
「その反面、働かないのにお金を稼ぐ人もいるよ」
「マネーゲームとかユーチューバーとか?」
「お金さえあれば働かなくても良いと思ってるよ」
「困ったもんだよね」
「むかしは働かざるもの食うべからずって言ってね
 子供にお手伝いをさせることで働くことの大切さ
 を教えていたもんだけどね」
 
「お手伝いをするとお小遣いをあげていたよね」
「働いたら報酬をもらうって感じね」
「社会の仕組みを教えるには良い方法だと思うよ」
「僕はイヤだな~」
「なんで?」
「まるで動物の調教と同じじゃないか」
「働いたらご褒美に餌をあげるって感じ?(笑)」
 
「でもお金の要る社会だから仕方ないよね」
「それで、少子化の問題はどうなったの?」
「そうそう、労働者が減ったらみんなが困るって」
「それは困らないと思うよ。
 覚えてる?人工知能が普及する話」
「AIのことよね」
「そう、AIの普及で人間の仕事が減るって」
「それが大問題らしいよ」
「それは良いことなんだよ」
「どうして?」
 
「AIが普及したら人間の仕事が減るんでしょ?
 だったら労働者が減っても良いんじゃないの?」
「そうだよね(笑)」
「人間は人間しか出来ない仕事をやれば良いよ」
「それなら労働者は余るよね」
「少ない仕事をみんながやったらどうなる?」
「そっか、一人当たりの時間が減るってこと?」
「そうだよ」
「お金の要る社会だったら出来ないことよね」
「問題だと思ったことが問題ではないってこと」
「システムが変われば問題も変わるんだよね」
 
「人口減少でのデメリットはお金を稼ぐ労働者
 が減るってことだけどその反面メリットに
 なるのは食糧問題が解決できると思うんだよ」
「日本の食糧自給率は低いし外国から食糧が輸入
 出来なくなったら食糧不足は確実に起きるよ」
「そうなんだよね、異常気象は確実に起きてるしね
 日本も外国も食糧不足は免れないと思うよ」

 
     雑談会第五回(対策意識)

「ところで自民党総裁選の討論会知ってる?」
「全部見てないけどお金の話が多いよね」
「なんだかお金のやりくりばかりが気になるね」
「いろんな問題はお金が関係するみたいね」
「問題点を取り上げても、きりがないから
 そろそろ話題を変えようよ」
 
「このあいだから取り上げてる話を広げようよ」
「どの話のこと?」
「ZOZO前澤社長の映画制作に参入する話ね」
「お金のない世界と平和の話を書いてたよね」
「それって僕たちが言い続けていたのと同じよ」
 
「世界平和とお金のない世界は同一だと思う人は
 けっこういるんじゃないの?」
「まだまだ少ないよ」
「お金がなくなると物々交換の世界に戻ってしま
 うと恐れている人は多いよね(笑)」
「お金は物々交換を便利にしただけなのにね」
「お金が電子マネーに変わってお金がなくなって
 も交換システムはなくならないからね」
 
「すべてが無料と言う社会がイメージできない人
 がほとんどだと思うよ」
「そうなんだよ、昔から洗脳されているからね」
「お金がないと社会が混乱するからとか?」
「公平性が保てないとかね」
 
「誰かに言われたんだけどね」
「なんて?」
「お金があると何でも手に入れられるって」
「お金がないと何も出来ないのと同じよね」
「イヤ!待てよ」
「待てない(笑)」
「じゃあ言うよ、すべての生産物は何から生産す
 るか知ってる?」
「それは資源という自然からの恵みでしょ?」
 
「すべての生産物は自然からの頂き物からよ」
「すべてかな?」
「加工されたものがほとんどだろうけど根本は
 自然からの取り出した資源でしょう」
「魚も野菜も空気も水もすべて自然のものよね」
「考えてごらん?」
「何を?」
「自然から頂くときお金は払ってる?」
「・・・・・」
 
「自然は人間にお金を求めていないよね(笑)」
「人間はなぜお金を求めるんだろう?」
「また問題意識に戻ってるみたい(笑)」
「対策を考えようと思ったんだけどね(笑)」
「社会の混乱や公平性について考える必要がある
 んじゃないの?」
「そうだよね、意識改革というのも必要だね」
「そのためにブログやツイッターで話題にしてい
 るんだけどね」
「反対意見もあったほうが話題になっていいね」
 
「世界平和の方法についての質問に答えますと
 いう所へ行くと結構わかりやすいよ」
「行って読んでみよう」
https://note.mu/ysk2020/n/n9c47c1e88c9a


     雑談会第六回(対策意識)

「ZOZO前澤社長の話に戻ろうよ(笑)」
「彼は17年も前から世界平和を望んでいた
 ようだし、本気で世界を平和にしようと思っ
 たらお金は障害になると言うことがわかって
 いたんじゃない?」
「いくらお金持ちになってもお金では世界を平和
 にすることが出来ないってことよね」

「でも一般の人でも世界平和を願う人は多いよ」
「そうだよね、世界平和は理想であって実現は
 出来ないって思ってる人は多いよ」
「なぜなんだろうね?」
「人間の意識が進化しなきゃダメって言ってた」
「そういえば100年経ったら出来るってよ」
「100年前にそれを言ったら?(笑)」
「今出来るってことじゃないの?(笑)」

「本当は世界平和がどんな世界か知らないか、
 世界平和の作り方を知らないんじゃないの?」
「人類すべての人が幸せに暮らせるなんてね」
「混乱の世界が長すぎたからね」
「人々の欲望をどれだけ満たすかも考えるよね」
「幸せや欲望は人によって違うよね」

「世界平和は個人の幸せと関係あるの?」
「私は関係あると思うよ」
「僕は関係ないと思う」
「個人の幸せがないと平和のことまで考えられ
 ないでしょう」
「では、聞いてみるけど日本って平和な国?」
「世界から見ると日本は平和な国だってよ」

「平和な国なら国民はみんな幸せかな~?」
「そう言われれば不幸せな人もいるよね」
「貧困もあるし人権が侵害される人もいるよね」
「そうだね」

「世界平和を実現しようと言ったらムリだと言う
 人は多いよ」
「どうしてだろう?」
「それはね、テロも宗教戦争も人の欲望も
 権力者の方針も変えることが出来ないって」
「そうだよね、それが出来ないことが問題だね」

「世界で起きているいろんな問題を解決すれば
 世界平和が実現できると思う人は多いよね」
「だから不可能だと思ってるんだよね」
「それでも世界平和を実現するにはどうする?」
「それはね」


     雑談会第七回(対策意識)

「世界平和は行動すれば実現できるんだよ」
「誰もやったことないでしょ?」
「いや、やってるじゃないか」
「やってるんだったら実現出来てるでしょ?」
「やってるけど規模が小さ過ぎるんだよ」

「国連の力だけでは難しいみたいね」
「安全保障理事会は国際間の平和と安全の維持
 が主な仕事だから戦争をしない努力だよね」
「どの国も戦争をしない努力に力を入れてるね」
「自衛隊が防衛費を増やすのもそのためね」

「これからは戦争をしないための活動から世界
 平和実現のための活動に力を入れないとね」
「で?規模は小さいって言ってたけど」
「国連NGOという団体があってね、この団体は
 国連と公式な関係を持っているんだって。
 それでね、国際支援団というのを新たに作って
 国連NGOと合体して活動すれば良いと思う」

「今までの活動では効果がないから一気に大きく
 するって感じね」
「安保理の戦争をしない活動は継続しながら
 世界平和実現の活動を進めるってことね」
「小説の中ではもう一つの世界を作るって書いて
 あったよね」

「あとは国際支援団をどうやって作るか?」
「そのために提案書を作ったんでしょ?」
「国連本部で演説するつもりでね(笑)」
「誰がやるの?」

「誰も行くことができないからね、政治家に頼
 んでみようと思って提案書を送ってるけど
 効果はあるのかな~?(笑)」
「マスコミにも取り上げてもらったらどう?」
「何度か出しているけど今のところムリみたい」
「そういえばフジテレビのワイドなシューがね
 取り上げて欲しいニュースを募集していたから
 例のZOZO前澤社長のお金のない世界の話を
 取り上げて欲しいって送ったよ」
「取り上げてくれたらおもしろいね」


     雑談会第八回(対策意識)


「ところで思い出したことがあるんだけどね
 戦時中の教育と終戦後の教育のことだけど」
「テレビで見たことしかわからないよ(笑)」
「そうだね、戦後生まれは経験してないもんね」
「戦時中は戦争に勝つことしか考えないから
 戦争反対なんか言えなかったみたいよね」
「戦争はイヤだとか言うと非国民と言われて
 周りの人から非難されるしね」
「思想教育もかなり厳しかったみたいよ」


「お金の要る社会の中で言ってはいけない言葉
 『お金のない社会にしよう』だよね(笑)」
「こんなことを言ったら『バカじゃないの?』
 って多くの人から非難されたよ」
「お金のない社会にするためにも人々の意識が
 『お金のない社会のほうが良いじゃないか』
 って言ってもらえるようにしなきゃあね」


「そのためにはどうすれば良いの?」
「ブログや掲示板、ツイッターを活用してね
 多くの人に理解してもうと良いと思うよ」
「もっと良い方法はないの?」
「マスコミが取り上げてくれると早いのにね」
「あ!長澤さんのニュースが役に立つよ」
「あの映画作りのニュースね」


「大人の人に理解してもらうことは必要だけど
 子供たちの教育はもっと大切だと思うよ」
「戦時中育った子供たちは混乱したみたいよ」
「学校の先生が言ってる話が真反対になってね
 『大人の言うことは信じられない』って」


「お金の要る社会からお金のない社会へ移行す
 る時は混乱するんでしょうね」
「考えてみたんだけどね、子供って親のお手伝
 いを無償でやるよね」
「お手伝いをしたら親がお小遣いをあげるのが
 社会勉強の一つになってるみたいよ」
「働いたら報酬をもらうというのが社会だから
 家庭の中で社会の仕組みを教えるのが普通ね」


「昔は『働かざる者食うべからず』と言って
 働かなきゃ食っていけないと教えていたね」
「食べることはお金を稼ぐことと同義語だね」
「そういえば無職のとき『あんたどうやって食
 べていくつもりなの?』って聞くよね(笑)」


「お金の要る社会の長所と短所は知ってるけど
 お金のない社会の長所と短所は知らないよね」
「それを学校で教える基本の教育が要るよね」


「教え方ってどうする?」
「お金のない社会なんて今までなかったからね」
「思い出したことがあるよ」
「何を?」
「子供の頃のこと」
「かなり前の話ね(笑)」
「それも相当昔よ(笑)」


「子供の頃っていつも親のそばに居たいって
 思ったことない?」
「年齢にもよるけどね」
「親の真似をしたり親のお手伝いをしたり
 親が喜んでくれると楽しくなったり」
「確かにあるよね」
「その気持ちは誰にも教わってないよね」
「確かに」
「さっき言ってた無償でお手伝いをする話ね」


     雑談会第九回(対策意識)


「子供の教育に大切なのは何だろう?」
「昔から『人様に迷惑をかけるな』だよね」
「それを変えてみたらどうだろう?」
「それはまずいでしょう」
「幼少の頃は親が喜ぶ顔を見るのが嬉しいよね
 それは親が教えていない教育でしょ?」
「たしかに」


「人が喜ぶことをしなさいと教えていないのに
 親が喜んでくれることを率先してやるよね」
「その気持を育てていくのが良いと言うの?」
「そうなんだよ」
「それを聞いて性善説を思い出したよ」
「人間にはもともと善の心があるってことよね」
「そうそう」
「性悪説もあるよね、あれってどう?」
「自分の命を守るためにある能力じゃないの?」
「いろんな意見があっても良いよね」


「それで?」
「親や周りの人の喜ぶ顔を見ることに喜びを感
 じることを褒めると良いと思うんだよ」
「それは家庭の中から出来るよね」
「うん、それを学校までやっていけば親と学校
 で両方とも出来るから子供は混乱しないしね」
「それで人が喜ぶことをしようが良いわけね」
「人が喜ぶことをすると言うことは人に迷惑を
 かけてはいけないということが身に付くよね」


「考えてみると、人に迷惑をかけない生き方は
 人と関わるのを出来るだけ避けたくなるよね」
「だから『隣は何する人ぞ』になるんだね」
「人間関係が希薄になる原因でもあるかもね」


「それを教育の基本にすれば良いわけね」
「そうなんだよ」
「それと気になることがあるんだけどね」
「なに?」
「助け合いや困った時の対処のこと」
「どうして気になるの?」


「助け合いって困ってる人への援助でしょ?」
「助けてもらう時って人に迷惑をかけてしまう
 という負い目が心を痛めると思うんだよ」
「それが今までの教育の後遺症かもしれないね」
「今まで人様に迷惑をかけてはいけないという
 躾が心の中に沁み込んでしまったんだよね」
「だからこそ人が喜ぶことをする教育が必要ね」
「助け合うのは当たり前の社会だということね」


「考えてみれば今の社会も助け合いの社会だよ」
「どういうこと?」
「会社で働くということは社会のためでしょ?
 自営業でも公務員でもお医者さんでもみんな
 社会に必要な仕事をしているんだからね」
「そっか~、困った時の助け合いも大切だけど
 困る人がいないようにすることも助け合いね」


「お金の要る社会では大人になってお金を稼ぐ
 必要があるから損得勘定で物事を考えるし
 競争社会だから他人より勝ろうと頑張るよね
 お金を稼ぐ必要のない社会なら周囲の人たち
 の喜ぶ顔を見るために自由に働けるよ」
「いいな~そんな社会で生きたいもんだね」
「でしょ?」
「子供たちもそう思える教育が良いと思うよ」


     雑談会第十回(対策意識)


「教育の基本はわかったけど応用編はどう?」
「『どう?』って言われてもね」
「基礎教育のほかに大人になって役立つことよ」
「『大人になったら何をする?』ってこと?」
「どんな仕事をしたいかを考えるきっかけね」


「そういえばZOZOTOWNの前澤社長の
 テレビ番組見た?」
「ハイテク洋服通販の裏側という番組ね」
「ZOZOスーツで受注生産って言ってたよ」
「大量生産・大量消費・大量廃棄もなくなるって
 資源を無駄にしない方法なんだよね」
「それって僕たちが言っていた方法じゃない?」


「どんな方法?」
「必要なものを必要な量だけ作るってことよ」
「それはお金のない社会でのお話でしょ?」
「お金の要る社会で出来ることが素晴らしいよ」


「自分が欲しいと思うものを作ってくれる会社
 それは利益追求の社会では難しいことよね」
「しかも『自分たちに合った会社が欲しいね』
 とか『会社までオーダーメードしよう』とか
 言ってたよ」
「そこなんだよ、子供たちがワクワクする社会
 は自分たちが作ってみたい仕事や会社が自由
 に作ることが出来る社会なんだよ」
「利益を追求する社会では不可能に近いね」


「お金を儲けることは大変だし会社を立ち上げる
 ことも大変だし失敗すれば借金だけが残るし」
「そこなんだよね」
「失敗が許されない社会は冒険心が失せるよ」


「子供たちが早く大人になって活躍したいと
 思ってもらえる社会を作らないとね」
「今の社会は大人だって社会批判するんだから」
「そうね、子供たちは大人を見て育つからね」
「理想の社会でなくても理想の社会を作ろうと
 頑張ってる大人の姿を見せることが大切ね」


     雑談会第十一回(対策意識)


「ZOZOTOWNの前澤さんの話に戻るけど
 彼は生産や物流、消費の改革をしてると思う
 けど、それって経済の仕組みを変えようとし
 ているんじゃないかと思うんだけどね」
「なぜそう思うの?」
「彼は世界平和とお金のない世界を真剣に考え
 ているでしょ?」
「そこは僕たちとまったく同じなんだよね」


「それでね、彼は経済活動をしながら経済界に
 批判を受けないようにお金のない世界へ移行
 するように仕向けているんじゃないかと」
「それは誰にもわからないけど、経済界で力を
 持つことで発言力を持つよね」
「夢を持つことの大切さや新しい発想力で子供
 たちにワクワクすることを教えているのかも
 しれないね」
「あの月旅行はビックリさせられたね(笑)」


「月旅行はまだまだ先の話だから身近な話をし
 ようよ。お金のない世界をテーマにした映画
 作りの話を」
「今年の話だったよね」
「世界平和を考えるとお金のない世界になると
 僕たちと同じように考えたんだろうね?」


「いつか世界平和は訪れるだろうけど、今の
 世界にある問題を考えたらそのうちいつかは
 許されないと思うね」
「急がなきゃいけないけど焦ってはいけないと
 多くの人が言ってた行動だろうね」


「人々の意識改革は必要だけど政治家の意識も
 変えなきゃいけないよね」
「それは『政治家さんへお願いがあります』と
 いう文章を政党や政治家に送ってはいるんだ」
「まともに読んではくれないんじゃないの?」
「テレビ局にもけっこう送ったんだけどね」
「大学にも送ったんでしょ?」
「教育の場でも考えて欲しいってね」


「政治批判はけっこう多いよ」
「今の政治は未来が明るいとは思えないからね」
「『代案のない不平は何も生まない』って誰か
 が言ってたような?」
「批判ばかりじゃ世の中は良くならないって、
 誰かが言ってたけどね」
「いまの政治家は世界平和に興味ないのかな?」


「アインシュタインの名言集を見たんだけどね
 『知識人は問題を解決し、天才は問題を未然
 に防ぐ』と書いてあったんだけどね、それって
 防衛に似てると思わない?」
「日本の防衛のこと?」
「そうそう、外国から侵略されて戦争しないよう
 に自衛隊と言う戦力を持つことでしょ?」
「だね」
「それは侵略という問題を解決するためだよね
 だったら侵略を未然に防ぐために世界平和を
 実現すれば良いんじゃないの?」
「日本は天才にならなきゃいけないの?(笑)」


「そうだね、今の世界情勢を見ると不安だよね
 日本が率先して世界平和を訴えたほうが良い
 そう思うね」


ちなみに
アインシュタインの名言集の中にこんなのが。
~~~~~
空想は知識より重要である
知識には限界がある
想像力は世界を包み込む
~~~~~


     雑談会第十二回(対策意識)


「ZOZOTOWN前澤社長さんのこれからの
 活動は興味があるけど僕たち一般人がなにか
 出来ることはないの?」
「僕もそれなりに活動はしているんだけどね
 よりよい効果を上げるには仲間は要るよ」


「政治家の人達にメッセージを送っているけど
 理想世界は有り得ない話だから取り上げるこ
 とはしないんだろうね」
「以前こんな相談を受けたことがあるんだけど
 『お金のない社会には賛同するけど、それを
 他の人に言ったらバカにされて、その相手の
 人から逆に説教されて納得してもらえる話が
 出来ない』って」


「そうなんだよね、常識から外れた話だからね」
「このあいだ言っていた戦時中と戦後の教育で
 学校の教育が変わった話に似てるよね」
「お金の要る社会の中でお金のない社会の話は
 理解してもらうことは難しいってことよ」
「10年以上多くの人と語り合ったけどね、
 会話することは大好きなんだけど多くの人と
 同じ話を繰りすのもくたびれるよ」


「どうだろう、全国で勉強会などやったら?」
「インターネットを活用してやってるんだけど」
「なぜそこにこだわるの?」
「だって、お金はかからないし世界中の人が見
 てくれていると広がりも早いと思ってね」
「そのわりに広がりは少ないと思うよ(笑)」
「やっぱり、興味のある人たちが集まって勉強
 会をやることは必要かもしれないね」
「誰でも周りの人に説明できる人が増えたら今
 より大衆に浸透すると思うよ」


「ZOZOTOWN前澤社長さんの行動も
 マスコミが取り上げて話題にしてくれると
 一気に広がっていくと思うね」
「そのためにも説明できる人が一人でも多いほ
 うが良いよね」
「新しい時代の教育者ね」
「教育者と言うと大げさな感じはするよ(笑)」


「せめて新しい世界がどんな世界なのかを多く
 の人にお話が出来ると良いよね」
「それって難しいよ(笑)」
「たしかに未来なんて誰もわからないものね」
「でも想像は出来るでしょ?」
「そうね、江戸時代の人が平成時代を想像する
 より簡単なことかもしれないね」


「そろそろ次のステップを考えないとね」
「勉強会を開くと言うこと?」
「そうね、パソコンから離れた所で勉強会ね」
「真剣に考えたほうがいいよ」
「お金のかからない方法で考えてみようよ」
「そうだね、元気のうちにやっておきたいね」
「いろんな人の意見も聞きたいね」
「意見がある人はどうぞ」


     雑談会第十三回(対策意識)


「政治家へのお願いはどんな感じ?」
「この文章をしっかり理解しておかないとね」
「マスコミへの提案は?」
「Eテレのダイアモンド博士の番組や日テレの
 newsZeroへ情報提供を出したよ」
「取り上げてくれたら良いね」
「とりあえず多くの人にも読んでもらおうね」


政治家の皆さんにお願いがあります。


貿易戦争も戦争です。
戦争が大きくならないように
世界を平和にしてください。
日本の平和は防衛で守るのではなく
世界平和を実現することで守れます。
防衛費にたくさんのお金を使うより
自衛隊を世界平和実現のために使ってください。 


お金がないと生きていけない社会は異常です。
お金がないと何も出来ない社会は
文明社会とは言えません。
競争社会の経済活動で人々が犠牲になっています。
お金の要る経済活動の限界を実感します。
食糧生産はお金儲けのために生産するのではなく
国民が生きていくために生産して欲しいです。
食糧不足の危険を感じます。
お金に頼るのではなく
人に頼る社会作りを実現して欲しいです。


震災や自然災害で気付いたこと
経済活動より生活活動が大切だということ。
お金がないと何も出来ない社会はもういいです。
助け合いは人が自由に行動できる社会が良い。
必要なのはお金より人力と物資と機械です。
企業の垣根を超えた助け合いが求められます。
利益を上げるために生産するのではなく
安心して生きていけるために生産し流通させる。
お金不要で自由に行動できる社会が良いです。
資本主義社会から貢献主義社会へ
ボランティアで
生活が出来るシステムにして欲しいです。


世界平和とお金のない世界を提案します。
「世界平和提案書」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5018/
「ユーチューブ用」
https://www.youtube.com/watch?v=B0F-eObp8UA
自衛隊も参加する国際支援団が世界平和にします。
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5022/
世界平和実現へのシナリオです。
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5034/


     雑談会第十四回(成長意識)


「世界平和はどうすれば実現できるかとか対策
 を考えてきたけど対策はこれからも継続して
 いけばなんとかなるけど人々の意識をどのよ
 うに変えていけばいいんだろうね?」
「教育問題はすでに意見は出たけどね」
「それ以外に多くの人が納得する話はないの?」
「そうね~」


「人が成長すれば世界平和もお金のない世界も
 実現は出来るって多くの人は言ってたよ」
「成長するためには何をすれば良いんだろう?」
「本当に困らないと人間は成長しないんだって」
「本当に困ったら本当に困るよ(笑)」
「本当に困る前に何か良い方法はないの?」
「そうだね~」


「そうだ!比較するってどう?」
「何と何を比較するの?」
「いままでのお金の要る世界と未来のお金のな
 い世界との比較よ」
「人間が成長する前と成長したあとの世界ね」
「成長する方法を知りたいのに何か変」
「成長すれば世界は変わると言うのにね」


「そこでだよ、成長すれば世界は変わるけどね
 世界が変っても人は成長するんじゃないの?」
「そうだよね、人間って環境に染まるんだよね」
「だからね成長した人の気持ちになって物事を
 考えれば自然と成長した考え方になると思う」
「確かにね」


「で。どうやって考えるの?」
「だから、さっき言ったでしょ?」
「あ~比較するってことね」
「いまのお金の要る世界では多くの問題がある
 よね、それを『お金のない世界だったら?』
 と思って比較するんだよ」
「お金がないと生きていけないという社会から
 お金がなくても生きていくことが出来る社会
 ってことよね」
「その話をするだけで猛反対する人は多いよね」
「それを理解してもらうための話題作りよ」
「だね」


     雑談会第十五回(成長意識)


「ところで何から比較するの?」
「経済問題、環境問題、食糧問題、年金問題、
 雇用問題、医療問題、老後問題、結婚問題、
 領土問題、防衛問題、それから・・・」
「もういいよ問題が多いのはわかっているから」
「これらの問題を全部取り上げるのは大変よね」


「根本原因は所有とお金が起因すると思うよ」
「最近テレビで報道された放置船の話をしよう」
「船の墓場、川に放置船が300隻ってね」
「あれはひどいよね」
「調べたら平成22年で9,9万隻だってよ」
「それって全国でしょ?」
「うん」


「所有権があるから勝手に処分は出来ないっで」
「しかも所有者がわからないのも困るよね」
「行政執行で処分するにもお金はかかるしね」
「あれって税金を使って処分するんでしょ?」
「そうよ、税金は国民のお金だからね」
「所有者にお金を払わせば良いんだろうけど
 所有者不明や払えない人もいるしね」


「そこで考えるのがお金のない世界だったらよ」
「こういう問題はまったくないんだろうね?」
「お金のない社会だったら問題は起きないよね」
「所有権というのがないからね」
「今の社会で所有権をなくすと反発されるよ」


「自分のものはいつまでも所有したいからね」
「それって管理義務はあるんでしょ?」
「あるんだろうけど責任は果たしていないんだ」
「だから放置船がみんなの迷惑になっているよ」


「ゴミ屋敷を思い出すよ(笑)」
「そういえば管理されていない空き家もあるね」
「耕作放棄地だって田畑が荒れ放題だよ」
「所有権を廃止すれば使われていない土地や物
 が有効活用されて無駄がなくなるんだよね」


「所有権を廃止するにはどうすれば良い?」
「それは使用権があれば良いと思うよ」
「使用中は自分以外は使えないってことよね?」
「使わなくなったり管理できなくなったら他の
 人が使えるように出来るシステムだよ」


「そうすれば食料自給率も上がるだろうね?」
「空き家が利用できればすべての国民に自宅と
 言える家が提供されるね」
「放置船の話から耕作放棄地や空き家の話まで
 展開したけど結局所有権の話になったね」


「所有権はお金の要る社会だから必要なんだよ」
「お金がないと何も手に入れることが出来ない
 から使わないものでもいつまでも自分のもの
 にしておきたいという欲望だね」
「お金のない社会なら必要なときだけ手に入れ
 れば良いんだから無駄はないよね」


     雑談会第十六回(成長意識)


「所有権を使用権に変えるだけで多くの問題が
 解決できることはわかったけど少子化問題は
 どうすれば解決できると思う?」
「少子化って人口減少だけの問題じゃないよね」
「高齢化という問題も含んでるんじゃないの?」


「日本の人口って適切な人数ってどのくらい?」
「経済で考える人口と食糧とエネルギーの生産
 量で考え方が違ってくるんじゃないの?」
「日本の貨幣経済を検索してみたんだけどね、
 室町時代に封建社会の枠組みが出来て貨幣経
 済の仕組みが生まれたんだって」


「貨幣経済のためには人口が多いほうが良いと
 思うんだけど」
「そうだよね、多くの人がお金を稼いで消費し
 てくれればお金がたくさん回るからね」
「むかしから人口は増え続けたほうが良いと思
 ったのかな~?」
「これも調べたんだけどね1974年人口白書
 ではオイルショックがあってね、地球の資源
 が有限であることと人口爆発で人口抑制が言
 われて出生率を下げることが良いって」


「やっぱりね、貨幣経済のためには人口は多い
 ほうが良いけど資源やエネルギーのことを考
 えると人口は増やしたくないってことよ」


「じゃあ日本の適切な人口はどのくらいなの?」
「総務省統計局のHPで見たんだけどね経済成
 長真っ只中の昭和41年頃は約1億人だった
 みたい、そして30年後の2048年は1億
 人だってよ」
「適切な人口はわからないけど今の人口減少は
 気にしなくても良いんじゃないの?」


「いずれにしてもこれから先異常気象は増える
 よね、地球上で食糧生産が減ることになれば
 外国から輸入することも出来なくなるよね」
「だから日本が食糧自給率を100%にしなけ
 れば本当に困ることになるんじゃないの」
「やっぱり人口は増やさないほうが良いと思う」


「前回の所有権を廃止することと今回の人口減
 少を考えたらすごいことになると思うよ」
「なにが?」
「いま空き家が1000万戸くらいあるそうな
 空き家を食料生産工場にしたりしてね(笑)」
「食料自給率がもっと上がるんじゃないの?」
「お金儲けが必要ないんだから良いアイデアは
 なんでもすぐ実行出来るんだよね」


     雑談会第十七回(成長意識)


「人口は今より少ないほうが良いというのは
 わかったけど、高齢化は深刻じゃないの?」
「高齢化で困るのはなんだろう?」
「老人ホームや介護施設と医療問題と思うよ」
「お金のない社会との比較だから医療費問題は
 とりあえず関係ないよね(笑)」
「じゃあ老人ホームや介護施設ってことね」


「施設はいくらでも出来ると思うけどお世話す
 る人の人数が足らなくなるんじゃないの?」
「いまは外国から来てもらっているみたい」
「お金のない社会になっても来てもらえるの?」
「それはないでしょう(笑)」


「近ごろ独居老人とか孤独死とか聞くけど、
 これって昔はなかったよね」
「今は核家族が普通の社会になってるからね」
「お金の要る社会もお金のない社会も関係ない
 と思うけど、昔のように大家族になったらい
 いんじゃないの?」


「大家族って両親と子供夫婦と孫が一緒に暮ら
 すんだよね」
「そうだよ」
「昔は産まれることも死ぬことも家庭内でのこ
 とだから身近な出来事だったんだよね」
「家庭は社会の縮図と言われるくらいだから
 社会勉強になっていたんだろうね」
「大家族だから出来たことなんだろうね」


「これから大家族が普通になったらどうなる?」
「良いことが多くなるような気がするよ」
「比較するんだから何が良くなるの?」
「老人ホームや介護施設が少なくなるでしょ?
 いつも家族が一緒にいるから安心だよね」


「経済活動を維持するには今の生活リズムは
 お金がかかり過ぎるんだね」
「お金のない社会のほうが効率よく出来るよ」
「どうしても大家族が嫌な人や家族が無い人は
 施設に入ってもらえばなんとかやれそうね」


     雑談会第十八回(成長意識)


「近いうちに臨時国会をやるんだってね?」
「9000億円以上のお金が要るんだってよ」
「このあいだの自然災害に要るんでしょ?」
「何をするにしてもお金が要るって大変だよ」


「大きな災害が起きたときは本当に困るよね」
「それで作ったツイッター用の文章があるよ」


震災や自然災害で気付いたこと
経済活動より生活活動が大切だということ。
お金より人力と物資と機械です。
企業の垣根を超えた助け合いが求められます。
利益を上げるために生産するのではなく
安心して生きていけるために生産し流通させる。
誰もが
お金不要で自由に行動できる社会が良いです。


「あ~これね、賛同する人はけっこういたよね」
「お金不要という所を気にする人もいたみたい」
「お金不要にしないと不便だと思ってるよ」
「たしかにね」


「予算以外に気になることがあるんだけどね」
「何?」
「介護や建設関係の労働不足を補うために外国
 人労働者の受け入れを増やすようにするって」
「これが良いことなのか良くないことなのかは
 よくわらんよ」


「外国の人たちの目的は何だと思う?」
「それは日本で働きたいからでしょ?」
「収入を得るためだと思うね」
「ボランティアでは誰も働かないよ」
「たしかに」


「それでね平成教育委員会という番組を見たの
 生活費が保証されるベーシックインカムが採
 用されたら働くか?働かないか?の質問とか
 ボランティア体験学習などでの道具の使い方
 とかやってすごく良い勉強になったよ」


「しばらく見なかったけど昔は知識の勉強が主
 だったような気がするね」
「今回は知識より知恵を働かせる授業だったよ」
「こういう番組が増えると良いんだけどね」


「それでね、ベーシックインカムが学校の授業
 に取り上げるってすごいと思ったんだよ」
「経済の仕組みはけっこうあるけど生活費が保
 証されたら働くか?働かないか?の質問はす
 ごいね(笑)」
「それで番組はどういう風になったの?」
「各チームに分かれて答えを出すの」
「どんな答えがあったの?」


「働くと言う回答が多かったね」
「あの場では働かないって言ったら顰蹙を買う
 だろうね(笑)」
「さすがにね、人の役に立つために動くと書い
 て働くんだと言う人もいたし、社会のために
 人の喜ぶ顔を見たいから働くというような人
 もいたみたいよ」
「それを見た子供たちも共感したみたいね」


「生活費が保証されて働きたくないというのは
 大人の発想かもしれないね。子供たちは大人
 になったら社会のために働きたいと思うよ」


「そこでだよ、ベーシックインカムが外国人労
 働者の人たちにもあるのかな~ってね」
「それが可能なら移住者は増えるよ(笑)」
「それはないかもしれないね」
「うれしい情報はお金のない社会になっても
 子供たちは働く意欲はあるということだね」


     雑談会第十九回(成長意識)


「テレビで何度もニュースやってることだけど
 難民問題を取り上げて話し合ってるみたいね」
「ところで難民ってどういう人たちなの?」


「難民条約の定義を調べたら
 人種、宗教、国籍、特定の集団の構成員、政治
 的意見を理由に迫害されている人たちだって、
 厳格に言うと、紛争や内乱は難民の理由に当た
 らないそうよ」
「日本は難民の受け入れは少ないんでしょ?」
「どのくらいいるんだろう?」


「調べたら2016年のデータしかなかったけど
 難民認定を申請した外国人の数が10901人
 難民として認定した人数が28人だったよ」
「1万人以上いるのに28人。少ないんだね」
「だから日本にももっと難民を受け入れなさい
 って言う国や人たちがいるんだって」


「難民問題を解決する方法は難民を受け入れる
 ことなの?」
「僕は違うと思うよ。一時的には良いけど」
「何が違うの?」
「何ごとも根本原因を解決しないとムリだよ」
「根本原因って?」
「難民になる原因は何なの?」


「貧困がほとんどだと思うよ」
「難民の定義に貧困は入ってないでしょう」
「貧困の中で助け合うのは仲間だと思うんだよ
 生死を共にする仲間を守るために他を排除する
 そういう意識があるんじゃないかと思うんだ」


「それで貧困を無くせば解決できると思うの?」
「すべての人が衣食住が満たされて健康的に生活
 が保証されるのなら排他的にはならないよ」
「たしかに」
「しかも、周りの国や人との関係が無くなると
 今の衣食住が保証されないのなら周りの国や
 人を大切にするんじゃないの?」
「たしかに」
「いまの日本もそれに該当するんじゃないの?」


「そうだよね、日本は自国だけで衣食住が満た
 される保証なんてないもの、外国から輸入し
 なくちゃいろんなものが作れないからね」
「すべての国が衣食住を満たすために何が良い
 か、それを実現する方法があるんだよね」
「よくぞ聞いてくれた(笑)」
「国際支援団の活躍ね」
「そう世界平和提案書に書いてあるよ」


     雑談会第二十回(成長意識)


「近ごろ地震があちらこちらで起きてるよね」
「そういえば南海トラフ地震が気にかかるよ」
「自然災害の中でも地震と津波は突然よね」
「それで比較してみましょうよ、お金のない世
 界だったらと言うことで」
「まず南海トラフ地震について調べてよ」


南海トラフ地震とは、静岡県の駿河湾から九州
東方沖まで続く海底で起きる地震のこと。
気象庁による想定被害
推定マグニチュード:9,1
波の高さ:最大32メートル
避難所生活者:500万人
崩壊家屋:238万6000棟
震度6以上:大阪・京都・福岡・兵庫・和歌山等
震度7以上:静岡・高知・山梨
断水:3440万人
停電:2710万軒
電話回線:930万回線が不通
エレベーターに閉じ込められる人数:2万3千人
経済被害:220兆3000億円
食糧不足:1週間で9600万食
水不足:1週間で1億4500万リットル
誘発地震:南海・東南海・東海地震


「今やれることは何だろう?」
「建物の耐震対策でしょ?非常食の準備とか」
「避難場所とか避難通路とか避難方法だね」
「それって効果あるの?」
「耐震はお金がかかるから個人では難しいよ」
「非常食もお金がかかるし限界はあるよね」
「避難場所や通路を知っていても大震災ともな
 れば安全に確保する保証はないしね」


「そこでお金のない世界と比較してみようか」
「大震災が起きる前にやれることは何だろう?」


「所有権がないからとりあえず安全地帯を確保
 出来るよね」
「たとえば?」
「津波が来ても安心できる場所へ移動するの」
「高台へ移住するってことだよね」
「津波に関係ない住宅は耐震強化すれば良いよ」


「それで津波の心配はないよね、地震で壊れる
 住宅やビルもほとんど無くなれば火事もすぐ
 消火活動は出来るしガスや水道の復旧工事も
 早く解決できるんじゃないかな?」
「お金の要る社会では難しい話よね」
「まずムリだと思うよ」


「ところで南海トラフ地震っていつ起きるの?」
「誰にもわからんでしょう?」
「誰にもわからないことになぜ怖がるの?」
「わかっていれば対処する方法がわかるけどね」
「誰にもわからないから怖いんだと思うよ」
「どっちにしても怖いんだ」
「怖くない方法は一つだと思う」
「何?」
「お金のない世界にすること(笑)」


「津波の心配ない所へ移住することは出来るし
 免震耐震構造の家に建て替えることも出来る
 お金の要る社会だと絶対ムリだよね」
「出来ることが出来ないって辛い世だね(涙)」
「世界平和とお金のない世界は早く実現したい」


     雑談会第二十一回(変革意識)

「ところで最近ツイッターをよく使うよね」
「同じような思いを持つ人が多いのに気付くよ」
「今のままじゃいけないって思っているんだよ」
「それなのになぜ今が良くならないの?」
「なぜなんだろう?」


「変わったらいいのにって思ってるだけなの?」
「政策を批判する人だっているじゃないか」
「野党の行動もすごいと思うけどね」
「与党の政策が正しいと思う人が多いのかな?」
「与党の中にも異論を持ってる人はいるでしょ」


「総理自身が自分の言ってることが正しいと
 思ってるからやっかいなんじゃないの?」
「それは誰にも当てはまることだと思うけど」
「むかし民主党が政権とったときも同じよね」
「誰が政権とっても同じってこと?」
「お金の使い方に問題があるって聞いたよ」


「限られた予算をどう使えばいいかってね」
「お金の使い方って人によって違うからね」
「あちら立てればこちら立たずってね(笑)」
「だから政策によってお金の使い方が変わる」
「だから誰が政権をとっても同じってこと?」


「根本を変えないと同じだと思うんだよね」
「根本って?」
「お金がないと何も出来ないってことよ」
「じゃあすべての人にお金を配ったらどう?」
「それならみんなが豊かに暮らせるわね」
「みんながお金持ちになるんだったらお金を
 廃止しても良いんじゃない?」


「お金を廃止するって?」
「交換システムをやめてすべてが無料ってこと」
「こんな会話が広がっったら面白いよね(笑)」


     雑談会第二十二回(変革意識)

「ところで平和を望んでいる人はどのくらい?」
「変な疑問を持つんだね(笑)」
「だって、世界平和は実現できないじゃないの」
「いくら望んでも実現できないこともあるよ」
「人間社会を変えるのは人間でしょ?」


「個人的に今が良ければ何もしたくないよ」
「面倒臭いことは何もしたくないってこと?」
「じゃないの?」
「火事になったら家を飛び出すだろうけど
 火事になるかもしれないのなら何もしない」
「火事と一緒に考えないでよ」


「人間って本当に困らないと何もしないってよ」
「みんながみんなそうじゃないでしょ?」
「たしかに啓蒙する人も増えてはいるけどね」
「啓蒙だけじゃ何も変わらないんじゃないの?」


「以前紹介された本を思い出したよ」
「どんな本なの?」
「資本主義VS気候変動という話の本だけどね
 カナダのジャーナリスト、ナオミ・クライン
 という人が書いた本なの」
「中身は読んでいないけど紹介文は読んだよ」
「中央集権的な経済から地方分散型の再生可能
 エネルギーに基づく経済へと移行する以外に
 方法はないって書いてあったよ」


「早い話がいまの資本主義ではダメってこと?」
「地方分散型経済システムが良いみたいよ」
「それを一歩進んだ考え方が世界平和提案書に
 書いてある国際支援団の活躍じゃないの?」
「そうねチョット進み過ぎた提案だけど(笑)」
「いずれにせよ、いまの資本主義はダメだよ」
「そうね、あまりにも犠牲が多過ぎるよ」


「最近の政治家は何を考えているんだろう?」
「さあね」
「国民のために働いているはずなのに何か変」
「水道の民営化も辺野古の埋め立てもみんなが
 やめて欲しいと願っているのにね」
「やっぱり経済活動が原因なんだと思うよ」
「はやく世界平和を実現したいね」
「世界平和提案書を見てる人は多いみたいよ」


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