ショーを見るためだけに東京に行きたい、と割と本気で思った@万華鏡百景色
3回目見てきました。雪組さん以外をリピって見るの、めちゃくちゃ久しぶりだよ。(「暁のローマ」とかまで遡るような気がする…)それくらい良かった。なんなら東京でも見たい(って言うかテーマ的に東京でこそ見るべきヤツ)。今まで見てきたショーの中でも5本の指に入るくらい大好きだ。まず音楽がすごい好み。ジャズ調が基本だけど、jpopの使い方もこれはこれで良いなぁ…と思うし、渋谷の打ち込みの曲も新鮮でかっこ良くて、「ドルチェ・ヴィータ」の真飛さんが女装で踊るシーンを思い出した。ガス燈やモガみたいな明るくてかわいい場面もあり、EGO-WRAPPIN'っぽい曲もあり。音楽配信されたら買おうかなぁ。この調子でダラダラ書いてたら終わんないので、以下箇条書きで。・万華鏡の付喪神のちなつさんが超絶かっこよく、周りの付喪神さん達も美男美女ばかり。「知らざぁ言ってきかせやしょう」がゾクゾクした。・れいこちゃんの花火師、海ちゃんの花魁の外八文字を踏む様子がハマり過ぎて。れいこ海のイチャイチャを、傘にもたれて見守る付喪神さん達がめちゃくちゃ可愛いくて好き。・「舞踏会は、どこもこれと同じことです」という台詞に文学みを感じる。・モガとモボのシーン、ぱる君カップルあみちゃんカップルの可愛いさは言わずもがな、後ろのマネキンさん達がすげぇ。本当にピクリともしない。・地獄変、すごい好き。炎の精のような女装男役さん達が本当にスタイル良くて美しくて壮絶にかっこ良い。ちなつさんの色気と狂気よ。・焼き尽くされた地獄の後、焼け野原をバックに立つれいこちゃんがほんまかっこいい。白軍服よりこっちの方が断然好き。闇市のシーン、舞台の至る所でわちゃわちゃやっていて、通って見たいなぁと思ってしまう。おだちんの不良警官、腕まくり大好き…♡・懐かしい歌。ひょうきん族のエンディング曲じゃなかったっけ←年齢バレるド派手なピンクのスーツの総踊り、楽しい〜‼︎海ちゃんがロケットガールする流れ、なんとなくバッディのちゃぴを思い出した。・「絶景かな、絶景かな」中詰の客席降り。今日も通路席でした。間近で見るジェンヌさんはとってもお綺麗で、キラキラ汗が光っていて。一瞬だけどれいこちゃんが横を通って舞台に戻られる。尊い。・渋谷のシーン、かっこいいよねえ〜。黒と白の世界、皆それぞれに物語があって、それを俯瞰して眺めるカラス達。ゴスロリ少女可愛いかったなぁ。・色のない世界に一滴絵の具を落としたようなラベンダーのワンピースの海ちゃん。ここ、ドルチェ・ヴィータのネプチューンと少女のシーン思い出した。このショー観てると、ところどころでドルチェ・ヴィータ思い出すんだよな。・若手ピックアップシーン、前も書いたがタカラジェンヌとストリートファッションの非親和性エグい。あとキーが高くて大変そうだけど、みんな歌上手いなぁ。・みとさんから始まる一連のフィナーレ、目抜き通りマジ大好き最高。みとさんの歌はガートボニートの冒頭でひっくり返ったことがあるが、今回はそんなことなかった。・娘役さん達を引き連れて歌い始めるちなつさんがマジかっこいい。「ハッ‼︎」の掛け声がトータスみを感じさせる。ウチの姉は真横に来た瑠皇さんの他だとちなつさんがめっちゃ好みでかっこいかったと言ってたが、完全に同意見です。・男役さんがザッザッって大階段から降りてくるとこ、本当にいいですよね…どの組のどのショーでも大好物だけど、今回は曲も衣装も振り付けも満点以上を叩き出してきたなぁ。・れいこ海の嬉しそうな表情が愛おしい、多幸感溢れるデュエットダンス。舞台に残っていたちなつさんが、笑顔で広げた両手を合わせる振りが、引き離され続けた男女のやっとの巡り合いを表しているようで泣ける。あそこは一瞬付喪神に戻っているのかも。・パレードの市松柄のお衣装、めっちゃ可愛い。最後の最後まで外さないな。れんこんのお辞儀に、一際大きい拍手が送られて胸がじーんとする。音楽アルバムで、「捨て曲一個もないな!」という褒め方をすることあるけど、そんな感じで捨てシーン一個もないこのショー。3回見たけど、本当に東京に観に行きたいくらい素晴らしかった。マジで栗田先生天才か。とりあえず明日の千秋楽の配信買おう。楽しかった〜って帰る途中、駅でポップアップのアクセ販売してて、ついつい気に入って値段見ずに買ったら案外高くて冷や汗をかいたオカン。9月は自分への誕生日プレゼントし過ぎである(←主に欲望赴くままの観劇)。10月は超緊縮財政で雪組さんに備えねばならぬ…