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「WHO IS THIS BITCH,ANYWAY?」MARLENA SHAW (TOCJ-5877)
いや~皆さん、お久しぶりです。 オイラが更新していない間にもたくさんの方のご訪問を受けてまして、大変感謝しております。 しばらく音沙汰ナシにしていましたが、決してあの戦争に対する反戦を訴えていたワケでも昨日審判が下った統一地方選挙の選挙活動をしていたワケでもなく,あるいは我が愛する球団の応援に東京ドームにはせ参じたワケでもなく、ただただ私事に追われていただけであります。 な~んか己の存在がとっても小さく感じる今日この頃です。 今回はたまたま観ていたトーク番組での赤阪泰彦氏のコトバを綴ってみます。 中学生のときに「アメリカングラフィティ」に出会った彼は、その中に出ていたウルフマンジャックに憧れてDJ(ラジオのね)の世界に足を踏み入れたそうです。 当時、まわりの友人が次々と企業に就職して行く中、「オレはサラリーマンにはなりたくね~」と公言していた彼は、ある種そんな彼らを蔑んだ目で見ていたそうです。 久しぶりに旧友と酒を酌み交わし楽しんでいた彼に、その仲間が一言。 「オレたち企業人はな、今晩こうやって浴びるほど酒を飲んでいてもな、みんな明日の朝9時にはピシっと朝礼に出席してるんだぞ!」と。 そのコトバを聞いた赤坂氏は、それ以降逃げ口上にしていた「サラリーマンにはなりたくね~」というコトバを口にしないと誓ったらしい。 また、DJとしてそれなりの地位を確立した彼はかねてから熱望していた憧れのウルフマンと遂に番組共演を果たすコトが出来た。 憧れの人を前にして緊張気味の彼に、ウルフマンが膝をポンポンと叩いて、「コレはオマエのプログラムだ。オマエの好きにやるがイイぜ。オレはそのためには何でもヘルプするぜ!」と言ってくれたそうだ。 無事放送を終え、別れたあとに彼からのメッセージには次のように書かれていた。 「オレたちのやっているコトはハッピービジネスだぜ。世間の人は皆何がしかのストレスを抱えながら生きている。その彼らにオレ達のトークや紹介した曲で、少しでも安らぎを与えられるなら、こんな素敵なジョブはないじゃないか!」 ところがその共演ののち3ヶ月後にウルフマンは他界してしまう。 赤坂氏はそのメッセージを彼からのバトンと思い、今も心に刻み込みながら、そのコトバがウルフマンからプロのDJとして認められたコトを誇りに思っている。 そんな彼が心がけているのは、曲の紹介をする時にその曲が何枚売れたかとか,何年の作品だとかという情報ではなく、リスナーがどこかでその曲と再開した時に「あの時、こんなエピソードを語っていたなあ」と思い起こしてもらえるハナシを織り込むコトだそうです。 オイラもこの日記でいろんなジャンルの作品を取り上げていますが、彼のように紹介出来れたらと思っています。 ”ジャズボーカリスト”という肩書きを持ちながらその枠組みにとらわれるコトなく、イイ歌を唄う彼女の1974年の作品。まず耳に飛び込んでくるのは、都会の酒場での男女の会話がダイアローグとして挿入される心憎い演出で、それだけで彼女の世界に引き込まれてしまう。 今ではJポップにカテゴライズされてしまっている、関西出身のシンガー”SAKURA”も、かつてアマチュア時代には彼女の曲もレパートリーに加えてファンキーに唄っていたコトを改めて思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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