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カテゴリ:茶道日記
木曜日の夜。
赤楽を一晩水に浸します。 乾いた地面に水が滲みこむかのように、お茶碗が色濃く変化していきます。そして無数の細かい水泡がお茶碗の表面から立ち上りました。 たっぷり水をもらって、しっとりと手に吸いついてきます。 「赤」というよりは「茶」に近い色相に。 金曜日の夜。 この日はぬるま湯につけたあと、少し熱めのお湯に浸します。 茶溜りから見込みの一部(4分の3位)にかけて、茶溜りに近い部分は白く、見込みに近い部分は黒っぽく表情を変えました。 そして、今日。 お稽古に持参しました。 お茶を点てた時には何の変化もなかったのですが、お手前を終えて茶碗を洗っていたら、白く変化した部分がきらきら輝きだしました。 一回目よりも、二回目のお点前を終えた後の方が輝きを増したようです。 水の含ませ方が足りなかったからでしょうか。もうひとつの赤楽はこんなことはなかったような気がします。 ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませんか。 先生は「新しいお茶碗で最初にいただいて、これで3年寿命が延びたわ」とおっしゃってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月10日 23時15分38秒
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