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カテゴリ:茶道日記
昨年から伝統工芸士・井上若狭さんの茶筅が新潟にもお目見えするようになりました。
今年は奥様が茶筅の他に、茶杓、柄杓、蓋置、花入れなどとご一緒に奈良県からお出でになりました。 この井上若狭さんの茶筅のケースには「自称日本一」と記されています。 昨年、そのことばに惹かれて、普段使っているものよりは少しいいお値段だったのですが、ひとつ求めてみました。 使ってみて、まぁびっくり! 茶筅通しの際の「しなり」具合いがなんとも良い感じなのです。 気に入ってしまいました。 さすが「日本一」と言うだけのことはあります。 茶筅通しって結構緊張しませんか? 茶筅通しが上手にできると、その後に点てるお茶も気分良く点てられて、美味しいお茶が点てられるような気になってきます。 今回は主催者側のちょっとした企画で、各お流儀の茶筅を使ってみることができました。 江戸千家は白竹の茶筅です。 白竹と煤竹では少し「しなり」具合いが違うようです。 また、同じ白竹でもお流儀によって「しなり」具合いのお好みの「削り」方があるのだそうです。 煤竹や黒竹の茶筅を使われるお流儀があることは知っていましたが、しなり具合のお好みがあることは初めて知りました。 どちらかで井上若狭さんの「自称日本一」の茶筅に出会うことがありましたら、ぜひ一度お試しになってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月20日 23時42分49秒
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