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テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:私の子育て
アロマテラピー&カラーセラピーサロンROSEMARY
セラピスト☆マリリンです♪(*^_^*) 昨日は長女さつきの個人懇談会があったので、 行ってきましたよ♪ 「通知表」をいただきましたが、 特別支援学級なので、評価は文章表記です。 中3とは言うものの、 特別支援学校高等部への進学がほぼ決まっていて 世間一般の受験勉強とは無縁のさつき。 親としてそれを寂しいと感じていたことも 以前はちょっぴりあったけど、 今では逆に幸せなのかもしれないなぁと 感じることが時々あります。 先生との話の中心は、志望校がどうとか 成績やテストの点がどうとかではなくて 以前に比べて 『どれだけさつきが成長したか』なんです。 もちろん、学習面、生活面の課題についても 確認するけれど、単に数字を上げるとか 全体の中でどの位置にいるかは、 目標にはなっていないんですね。 これって本当は教育の原点なのかもしれません。 普通の中学校や高校では、 自分自身を振り返っても 懇談の話は成績や志望校のことばかり。 いつも、気が重かったです……。(+_+) 中学や高校の進路の重要性を考えると、 限られた時間の中でそれも仕方がないのは よ~く分かるんです。 ただ数字的な序列のないさつきの通知表からは、 どんな教科でどんな勉強をしてきて、 どんな成長があったのかがちゃんと伝わってきて 親としてはそれがすごく嬉しい! 通知表提出の時期には、教師も苦しみます。 どんな評価の仕方をするのかは学校によっても違うけど、 人間が人間を評価するということに対して 私は疑問と限界を感じながら通知表をつけていました。 テストの点で客観的な評価をすると 本当のがんばりが隠れてしまうことがある。 子どもの素敵なところやいろんな輝きを 伝えきれないことが多いです。 たとえば90点以上の子どもにはAがついて 89点の子どもにはBをつけなくてはならない。 点数社会の現実と言ってしまえばそれまでだけど、 60点の子どもが80点を取るようになるまで努力しても 「ふつう」という評定は変わらない。 「この子最近、すっごくがんばってる!」 と思う子がいても ある一定の基準を満たさなければ、 あるいは、クラスの中の順位が低ければ 通知表上は「もう少し」になってしまうetc. 通知表に表れない努力や成長に対しては、 懇談のときに言葉として伝えるんだけど、 親としては、形として表れた評価というのが やはり大きいようなんですよね。 後から子ども達と話してみると、 「ほめてあげてくださいね!」 と親に伝えた部分が子どもには伝わってなくて 「○が少なくて、怒られた!」 という声が断然多かったりします。 こんな声を聞くと、成績をつける側は ますます悩んでしまう! 教師を辞めてから大分経つのに、 今でも「通知表提出」に間に合わなくて 慌てふためいている夢を時々見るんです。 今もかなりのトラウマ! 広島市の小学校では、通知表のことを 「よいこのあゆみ」と呼んでいます。 ある教え子は「よいこのなやみ」と 命名していましたが、座布団10枚!(笑) 多分「よいこのあゆみ」が 「よいこのあるみ」になるか 「よいこのなやみ」になるかは 親の対応次第なんでしょうね。 本当の意味での歩みとなるように 子ども達には言葉をかけていきたいですね。 さてさて! 一足先に懇談をすませた次女メイ。 かつて見たことのないほど衝撃的な成績に 能天気な私もさすがにクラクラしていますが 本人は「なやみ」にすらなっていなくて ヘラヘラと笑いながら毎日を過ごしています。 次女メイにとっては「よいこのわらい」か? う~ん、笑うしかない通知表ってどうよ!?(^^ゞ 広島ブログランキングに参加しています。 いつも応援のクリックありがとうございます♪ アロマテラピー&カラーセラピーサロンROSEMARY(広島市南区) ○「チャイルドセラピーアドバイザー養成講座」 2008年10月22日(水)10:00~13:00は 「チャイルドセラピー概論」が行われます。 定員いっぱいとなりました。ありがとうございます! ○「日本チャイルドセラピー協会」主催勉強会 2008年10月28日(火)10:00~12:00 「子どもの心に気づく!アートセラピー」 ※10月27日(月)午後6時までお申し込み受付中! お問い合わせはこちらからお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 21, 2008 09:12:15 PM
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