185485 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

チャイルドセラピー~色と香りの子育て~

チャイルドセラピー~色と香りの子育て~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

marilyn6672

marilyn6672

Category

Archives

April , 2024
March , 2024
February , 2024
January , 2024
December , 2023

Calendar

Freepage List

Favorite Blog

Gate of Heaven AVE-MARIA358さん
夢をかなえる Moon … yumiyaさん
July 20, 2009
XML
カテゴリ:私の子育て
日本チャイルドセラピー協会
セラピスト☆マリリンです♪(*^_^*)

昨日、一昨日と全障研のお勉強会に
行ってきました!

障害児者の問題を取り上げた勉強会には
教員時代から何度か足を運んだけれど、

教員として聞くのと
母としての聞くのとでは
全然とらえ方が違ってくるなぁと思いながら
お話を聞きました。

うちの娘は「知的障害」と「自閉傾向」を
併せ持っていますが、

「自閉症だから~である。」とか
「ADHDらから~である。」とか
「LDだから~である。」とか

障害の特徴にすべてをあてはめようとすることに
意味があるのだろうかと
時々考えることがあるのです。

もちろん、障害に関する基礎的な知識、
学ぶことの必要性は実感していますが、
それはあくまでも「手掛かり」でしかないのです。

「障害児者」を見るのではなくて
あくまでも一人ひとりを見ることが
すごく大切だなぁって痛感しました。

一昨日のお話にもあったけど
一口に「自閉症」と言っても
本当に様々なんですよね。

目の前にいる人が
何が好きで、何に心を動かされているのか?
それが大事。
(これ、すごく共感できたことの一つです!)

障害の有無にかかわらず
人と人がつながるために大切にしたいことは
みんな同じだと思います。

すごく有意義なお話がたくさんあったので
また詳しいお話はブログか講座の中で
紹介していきますね♪

さて☆
今日は長女さつきのお誕生日。
さつきは今日で16歳になりました!

保護者さえ許せば
結婚も許される年ですよ!?

もう16年も経ったんだ……。

つらかったり、苦しかったりすることも
たくさんあったけど、
実りの多い子育てをさせてもらってるなぁと
最近になってようやく思えるようになりました。

次女メイのハイリスク出産のことは
先月ブログに書いたけど、
長女さつきはそれ以上にハイリスクだったんです。

羊水がかなり減少していて
心音が時々停止してましたから。(^_^;)

ずっと逆子だったけど
自然分娩にこだわりのある医師だったこともあり、
帝王切開は全然考えていませんでした。

予定日直前の検診で
「明日、緊急帝王切開をしないと
 赤ちゃんが危険です!」
と言われるまでは……。

生まれてきた赤ちゃんは
臨月に入っていたのに低体重児。
(超未熟児ではなかったので、
 保育器に入っていたのは1日だけでしたが…。)

授乳をする力もなくて
鼻からチューブを通して
ミルクを注入している姿を見て
大ショックでした。

ミルクの量がなかなか増えず
頻繁に嘔吐があったため
私が退院する時に一緒に退院できなくて、
入院中も、退院してからも、
毎日泣いてばかりいました。

「こんなはずじゃなかったのに…。」って。

産声を聞いた時の感動は
紛れもなく本物だったはずなのに、
感動を味わう間もなく、
混乱と不安の嵐が連続してやってきました。

数年後に娘の障害が分かった時、
その原因として一番先に考えたのは
「医療ミス」でした。

時々仮死になりながら生まれてきた時に
障害が起こってしまったのに違いない。

自然分娩なんかにこだわるんじゃなくて
早期に帝王切開に踏み切っていれば、
娘の障害は残らなかったはずだ、と。

主治医を責め、病院を責め
自分を責め続ける毎日が
しばらく続きました。

「病院の対応に落ち度はなかったのか?」
という思いもあって、
障害の原因を見つけるために、
いろいろな検査をしました。

原因がわかったからって
娘の障害が緩和されるわけじゃないって
分かってたけど、そうせずにはいられませんでした。

脳波を調べ、CTやMRIの検査もしたけれど、
検査の結果については、
「脳の細胞に何らかの障害があることは確かですが、
 一つ一つの細胞を調べることはできませんから
 原因を特定することは難しいでしょう。」と。

思い詰めていた時には、
裁判を起こそうかとさえ考えましたが、
少なくとも医学的に
医師の落ち度が障害の原因だと
証明することはできないのです。

やり場のない苦しみや悲しみを
どこに持っていけばいいのか……。

そうなると、自分を責めるしかなくなるんですね。

妊娠中のいろんな出来事が思い出されて
仕事のストレスや夫との夫婦喧嘩etc.
何もかもが原因のように思えて
私がもう少し気をつけていればと……。

今なら分かるんですよ。
ストレスゼロの妊婦生活が送れる人なんて
全然いないわけだし、

どんなに気をつけていたとしても、
子どもが何らかのハンディを背負って
産まれてくるってことはあるんだと。

誰のせいでもなく
自分を責める必要なんて
全然ないんだってことが。

もし、このブログを読んでくださってる方の中に
子どもさんのハンディのことで
自分を責めていらっしゃる人がいるとしたら、
ただひとつ伝えたい言葉があります。

「自分を責めないでね♪」と。

誰のせいでもないんです。

あなたのせいでもないんです。

私が一番苦しんでいた時に
一番聞きたかったのは、この言葉かもしれない…。


当時のお医者さんや病院を責める気も
全然なくなりました。

根拠のない憶測で人を恨むのは
時間がもったいないし、

この世に娘の命を送り出してくれたことに
今はただただ感謝していますピンクハート



今日はさつきの誕生日なので
二人でお出かけすることになりました!

「みんなのうた」のテキストと
「けんおんくん」(→体温計)を
プレゼントとして買いに行きます。

「みんなのうた」のテキストはともかく
誕生日プレゼントになぜ体温計!?

多分、世界中探しても
誕生日に体温計を欲しいという人は
さつきだけでしょうね。(笑)

まぁ、サンタさんに「輪ゴム」を
お願いしたこともあるさつきですから
何を頼んでももう驚きませんよ。(笑)

熱にこだわりのあるさつきは
体温を欠かさず測り続けています。
体温計を脇に挟んでないのは
お風呂と寝るときだけというくらい。

学校用、家庭用、デイサービス用等
すでに5本くらい体温計をコレクターしてますが、
「おじいちゃんの家にあった
 30秒で測れる体温計が欲しい!」
と今度はのたまうものですから…。(^_^;)

「自閉症児は、みんなのうたと体温計に
 こだわりがある。」
なんて専門書のどこを探しても書いてない。

どんなに偉い先生のもとでお勉強を重ねても
そんなことは分からないんです。

「この子は何が好きで
 何に心を動かされるのか?」
が大事という理由が
ここにあるんでしょうね。

さつきの心を動かすのが何かは、
さつきと過ごす日々を積み重ねながら
学んでいくしかないこと。


障害児を育てることは
すごく大変です。
(これは本音です!)

でも、障害児を育てることで
これまで知らなかった世界を
見ることができるというのも
ホントのことです。

どうせ大変なんだったら
未知の世界との出会いを楽しもう!

16年経って
やっとそんなふうに思えるようになりました。

さつきワールドはとっても不思議だけれど
こちら側に楽しめる余裕が出てきさえすれば、
ホントにおもしろい!(^O^)

生まれてきてくれてありがとうきらきら

広島ブログ

アロマテラピー&カラーセラピーサロンROSEMARY(広島市南区)

チャイルドセラピースペシャリスト養成講座
【通信講座】
子育て支援とセラピーの専門家を目指す資格講座です。
ご興味のある方には、要項をお送りします。
こちらから お問い合わせください。

【通学講座】
○専門講座

「フラワーエッセンス概論(1)」
8月8日(土)10時~17時
※7月25日(土)の募集は打ち切りました。

「フラワーエッセンス概論(2)」
8月29日(土)10時~17時
※(1)を受講済みであることが条件となります。

○基礎講座

講座リクエスト随時受付中!

リクエストについては、こちらの記事をご覧ください。
お気軽にお問い合わせ下さい。

現在コメント欄は閉じさせていただいております。

ブログへのご感想やお問い合わせ、お申し込みは
こちらからお願いします。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 20, 2009 10:31:12 AM
[私の子育て] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.