ＳＤ事務所から遠路はるばる（でもないけど渋滞ハンパじゃない・・・）西単へ。
距離があると言えばあるんだが時間掛かりすぎ、歩いた方が早かった？
（んなこたぁないけどね（笑））
西単に着いた頃にはもう五時を回ってた・・・[火考]鴨店もう開いてる(^^;;

ココまで書いて間違いに気付いた、着いた先は王府井やった・・・
脳みそ劣化してるなぁ(O.O;)(o,o;)
王府井の一番北寄りの所で渋滞に負けて降りた事に今気付いた。
もう記憶が曖昧になっとる、結構ヤバいかもぉσ(^◇^;)
王府井を天安門前の通りの方に向かってぶ～らぶ～ら歩く。
前門で買ったジャケットが余りにも暖かいので、その下は半袖Ｔシャツ一枚。
冬の北京での服装ではないわいな（笑）パチもんとは言え
流石北京のジャケットやなぁと妙な感心。

今回の一番の目的を達成したので、後はほぼ惰性に近い気持ち。
相も変わらずＣＤ屋を発見すると、取り合えず入って見る。
そうそう変わるもんでもないけど、その店にしか置いてないのもあったりするから
チェックは怠らないようにしてる（海賊盤じゃなくてもね（笑））

前にも書いたと思うけど中国は計画的に生産とかしないんで
ないときはホントないすからね（たとえどんなヒットしたＣＤであっても）
そろそろ小腹も空いてきたんで”晩飯どうすんべか？”と取り合えず屋台街へ。
通り沿いにホント沢山の屋台が並んでる、ふつ～の物からややゲテモノまでね。
途中で大好きな羊肉の串焼きを売ってたんで、買って食いながら端まで見てみたが
そこは屋台、腹いっぱいになるような物はなく、その裏手（と言うか道路沿い？）の
店を見ながら歩いて行くと・・・高そうな店ばっか(^_^;)

しかしココで一つ提案が出る、たまにはちゃんとした店で飯を食うべか・・・なんてね（笑）
いくつかの店を物色して、結局入ったのは四川料理店・・・意味はない（笑）
店に入ると、そこは結構有名な店らしく政府要人が来た時の記念写真が
バーンと飾られてあった・・・まぁカード使えるからいいか（内心不安）

あんまし良く分からんので適当に頼んでいると、お店の人が「一品の量が多いから
何品かお持ちした後、足りなければ追加した方がいいですよ」との助言が。
ここは素直にお店の人の助言に従い、料理が出てくるのを待つ事に。

出て来た料理を見て「言う事聞いて置いて良かった！」一品の料理が多い事多い事。
日本だったら有に四～五人前はありそうな量・・・店員さん謝謝♪
それでも一品大体80元前後だったかな？（日本円で当時1500円弱？）
豪華な料理を楽しむ・・・と言うより出て来た物をただただ消化して行く感じ。
慣れない事はするもんじゃないと少し反省・・・でも考えりゃそうだよなぁ。
一品5元程度の店の料理でも、ゆうに二人前はありそうな感じだもんなぁ。
これだけの価格だったら、量が多いのは至極当然の事と初めて知った。
（もっと早く学習せい！との話しも（笑））

すきっ腹から一転超満腹感を感じつつ店を出る・・・食いすぎたぁ…>_<…
時間はと言えばまだ午後八時くらい・・・今日はやけに時間が長く感じる。
ＳＤにいる時はあっという間やったけどねぇ。

ちょっと早いけど今日は引き上げることにするが、せっかくだからと
王府井から北京駅まで歩いて帰る事にする・・・バス停2つか3つくらい？
と言っても侮っちゃぁいけませんよ、中国のバスは。
一駅が日本のバスの３～４停留所くらいの距離は有にありますからね。
北京の地図見て「このくらいなら歩いて行けそう」などと思っても
実行しちゃあいけません・・・なんせ天安門駅だけでも東と西があって
その両隣が”西単”と”王府井”の駅ですからねぇ（地鉄だけど）

とは言っても真面目に歩く訳もなく、路地を見つけちゃ入り～ので
裏にある小さなお店をウインドゥショッピングしながら歩いて行く。
（そんないいもんじゃないけど）
所々で店に入って見て、懐かしいホーローの食器なんかを見つけては
「買おうかな～、どしよかな～？」などと変な事で悩んでる・・・アホか！
この辺は天安門のすぐそばなんで、北京オリンピックの影響で
きっと開発されてこんな風情のあるお店もなくなっちゃうんだろうなぁなどと
変な感傷に浸りつつ歩を進めて行く。

何か国際的なイベントがある度に、泣かされるのは庶民だもんなぁ。
特に中国は共産党一党独裁の資本主義国家（笑）だから、弱い者はいつも
「開発するからどけ！」で終わりだもんな。
再開発でおっきなビルを建てて「この中に入りなさい」と言われたって
バカ高い家賃のお陰で、細々と生活してる人達には無理やもんな。
そうやってどんどん国としての原点を見失って行くんだろうな・・中国も。

なんか偉そうな事を語ってしまいましたが、そんなこんなで駅に到着。
（はしょりすぎか？(-.-;)y-~~~　）
駅の近くに電話屋さんがあったので、日本と成都にいる姉の友達に電話する。
家には「大丈夫だよ～」の電話、成都の友人と話す姉は何度も「紅木（ホンムー）だよ」と
言っていたが、後で内容を聞いてみると友人が今中国琵琶を習っていて
先生に高い琵琶を買わされたとの事・・・まぁそれは良いんだが
姉の一言に固まる私「ローズウッドって紅木だよねぇ？」・・・
ボケ～！ローズウッドは紫檀じゃい！
紅木はマホガニーじゃ！と一喝、後で訂正とお詫びをしとけと電話屋を出る。
こんな時くらいしか優位に立てない私・・・情けな～(。＞0＜。) びええん

さて、そんなこんなでやっとホテルに到着。
（ハワード・ジョンソン・パラゴン・ホテル・北京ね（笑））
途中で飲み物をマーケットで買って（安いからね（笑））部屋で意味なしの乾杯。
さて、明日はどうすんべか？などと言うのは明日考えるとして、今日は寝る。

翌日は、中国本土における初の観光を致すのでありますが、それは次回に回す事にして。
次回まで再見～♪