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【ニューヨーク30日時事】週明け30日のニューヨーク株式相場は、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの経営破綻(はたん)を警戒した売りが相場を主導し、ほぼ全面安の展開となった。ダウ工業株30種平均は一時、1週間ぶりに7500ドルを割り込んだ後、前週末終値比254.16ドル安の7522.02ドルで終了。下げ幅は今月5日(281ドル安)以来の大きさだった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は43.40ポイント安の1501.80で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比6795万株増の15億1135万株。 米政府は同日、経営危機に陥っているGMとクライスラーに対し、1―2カ月の運転資金を供与する代わりに経営再建計画の練り直しを強く要求。オバマ米大統領は記者会見で、両社の再建に破産法活用も辞さない考えを表明した。 追加支援を要請していたGMでは、ワゴナー最高経営責任者(CEO)が引責辞任。さらに、クライスラーは、イタリア自動車大手フィアットとの提携を追加支援の絶対条件とされるなど、「米政府が単に支援を継続するという楽観的な観測が吹き飛んだ」(中堅証券)ため、自動車関連を中心に売りが先行した。 一方、ガイトナー米財務長官は前日出演した米テレビ番組で、金融危機解決までに、銀行にはさらに大規模な支援が必要になるとの見通しを示した。このため、米銀大手など金融株が売り込まれ、相場の下押し圧力となった。 どうなるアメリカ自動車業界・・ ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月31日 11時06分04秒
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