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水面下で売り込み合戦が一段と激化してきた。15日に横綱白鵬(24)=宮城野=が都内の「日本外国特派員協会」で記者会見を開き、注目の将来について「相撲界に恩返しするためにも(協会に)残り、親方になって弟子を育てたい」と初めて胸中を明かし、波紋を呼んでいる。 日本相撲協会の規定で、親方になるためには日本に帰化することが絶対条件だ。同郷の横綱朝青龍は、いまだに帰化するといった素振りすら見せず、「帰化すると言いさえすれば、2億円近くもする年寄株を買ってやるというタニマチもいくらもいるのに」と関係者がため息をつくほど。白鵬は、朝青龍とはっきり一線を画し、まったく違う道を歩くことを宣言したことになる。 もっとも、白鵬は2年前に結ばれた1つ年上の紗代子夫人が日本人ということもあって、帰化宣言は既定路線。それを裏付けるように、平成19年名古屋場所で横綱に昇進してからというもの、自薦他薦、さまざまなルートを通じて年寄株の譲渡打診が相次いでいるという。 「相手は横綱で、お金もあるので、金銭面でトラブルになるおそれはない。それに将来、譲渡した年寄株名のついた部屋を興すことが決定的だから、こんな名誉なこともない」と協会関係者は売り込み激化の背景を解説する。 その中から、目下、有力といわれているのが同じ立浪一門に属する「雷(いかずち)」。現在、この株は大鵬の45連勝にストップをかけ、これが「世紀の誤審」と言われて勝負判定の参考にビデオテープを採用するきっかけになった元小結羽黒岩が名乗っている。だが、体調をくずして車いす生活を余儀なくされており、定年まであと2年あるが、この名跡の再興を強く願っている。 というのも、14代を数える「雷」株はかつて横綱の初代、2代目梅ヶ谷が名乗った名跡中の名跡。2代目梅ヶ谷(11代目雷)は、20世紀初頭に常陸山とともに大相撲界を大いに盛り上げ、「梅・常陸時代」を築いた。不知火型横綱の最多優勝記録を更新中の白鵬にふさわしい名跡とも言える。果たして白鵬はどんな名跡の親方になるのだろうか。 日本に骨をうずめる気なんだ>白鵬 ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月21日 10時50分17秒
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