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火災で逃げ遅れた女性を救った横浜市南区のプロキックボクサー水落洋祐さん(24)に11日、横浜市南消防署から感謝状が贈られた。
水落さんは、全日本キックボクシング連盟フェザー級4位の実力者で、父親は元消防士。「命を救えて良かった」と語った。 水落さんは4月12日午後4時40分頃、横浜市南区井土ヶ谷上町をバイクで通りかかった際に、木造2階建て住宅の庭の木が燃えているのを見つけた。炎は玄関に、今にも燃え移ろうとしていた。「誰か中にいるかもしれない」。バイクを乗り捨て、「火事だ」と叫びながら、その家の窓をたたいた。火事に気付いた女性(43)が、泣きながら座り込む姿が窓越しに見えた。 窓ガラスを力まかせにはずし、家の中に飛び込んだ。女性を抱きかかえ外に出ると、すぐに自分の携帯電話で119番した。直後に、住宅は燃え広がり、黒煙と炎に包まれた。集まってきた小学生たちに頼んで、近くのアパートから消火器を持ってきてもらい、足が熱くなり、煙を吸いながらも消火に努めた。 幼い頃から元消防士の父(62)に、火災現場では「人命救助第一」と教えられた。救助の瞬間も、父の言葉が頭をよぎったという。 この火事は、同住宅約90平方メートルを全焼し、隣接する2棟もガラス窓を破損するなどした。女性は、「今、日常生活ができるのは水落さんのおかげ。本当に感謝しています」と話した。水落さんの所属ジムのユタポン前田会長(43)は「洋祐はスーパーヒーローだ」と、涙ながらにまな弟子をたたえる。 感謝状を受け取った水落さんは、「体が勝手に動いた。リングの上でも強くなって、ベルトをとりたい」と語った。火事から2週間後の4月26日の試合、水落さんは、対戦相手を判定で下し、勝利した。 一つ間違えば、自分の命さえ・・ 立派だな。。 ![]() ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月12日 11時10分05秒
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