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前日のサヨナラ勝ちの余韻に浸る暇もなく、14日の巨人戦では大敗を喫し、相変わらず最下位を低迷中の横浜。この苦境の中、球団側に今季限りの現役引退を申し入れたといわれるチームリーダー格の仁志敏久内野手(37)は依然、2軍で調整中だ。そんな仁志に、同じく人気球団の巨人から移籍し横浜で現役生活を終えた、駒田徳広打撃コーチ(46)がエールを送った。(聞き手=夕刊フジ記者・宮脇広久)
--駒田さん、きょうは大敗でした 「でも、大差のままズルズル負けず、村田の2本塁打で追い上げた。100あった横浜ファンのストレスを50くらいには和らげたと前向きにとらえて、明日以降さらに頑張るしかない」 --ところで、仁志の1軍昇格の可能性は? 「うん、若い選手を押しのけるようなインパクトが欲しいね」 --実績からいって、2軍戦で結果を問われる立場ではないと思うが? 「それはそうだけど、やはり、われわれプロ野球選手は数字でしか存在を示せない。僕もね、現役最後の年、怒って試合途中に帰宅してしまった罰で2軍に落とされ、暑い夏を2軍で過ごして心身ともにきつかった。でも、2軍で打率4割をマークしてやろうと目標を立てて、3割7、8分は打ったんじゃないかな。仁志の今の心境もわかる気はするけれど、それでも、意地というか、実力を見せつけるつもりで高い数字を目指してほしいんだよ」 【屈辱を跳ね返し快挙の経験を伝授】 激情家の駒田コーチは、横浜現役選手時代の2000年6月、当時の権藤監督に「代打・中根」を告げられると、ヘルメットを地面にたたきつけ、そのまま無断帰宅。翌日2軍へ降格されたうえ、球団から罰金30万円の処分を受けた。その後1軍昇格、あと30本に迫っていた通算2000安打を突破し(2006本)、その年現役を退いている。 一方、仁志は開幕直後の12試合で打率.108の不振に陥り、プロ14年でほとんど経験のない2軍降格通告にショックを受けたともいわれる。それでも、ここへきて2軍戦にスタメン出場し始めていたのだが、14日にはなんと熱発し、試合前に帰宅した。 2軍戦が行われる横須賀スタジアムから帰途につく直前、記者の顔を見るなり、「せっかく来てもらって申しわけないけど、体調不良で帰ります。微熱なら出場するつもりだったけど、38度ある」。そんな仁志に、「(2軍降格当初と)心境の変化は?」と聞くと、「心境も周囲の状況も、変わりはないでしょ」と寂しげだった。 仁志が消えた後の横浜内野陣は、若手が入れ替わり守っているが、拙守が目立つのが実情。「引退している場合じゃないよ!」と言いたかったのだが…。 まだまだ老け込む年じゃないよ>仁志 引退はいつでもできる、もうひと花咲かせてほしい。。 ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月16日 11時00分40秒
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