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カテゴリ:行財政
議員は泉佐野市行政評価システムの外部評価委員会には入らないということを前回お伝えしました。議会としての行政評価システムについての関わりは、今までは行財政委員会のみの議論でした。しかしこれからは会派ごとの「議員評価」シートを作成して行政に提出するような方向性になりそうです。
各施策ごとに会派が評価をして、その一覧を行政に提出する?ということです。東京の多摩市議会がおこなっている取り組みですが、この手法を泉佐野市議会でも取り入れることになるということです。私は、今回の「議員評価」の導入は賛成でありますが、重要なのは議会として、また会派として評価をして、その後、行政側がどのようなリアクションを起こすかであります。 会派ごとに「議員評価」を提出したとして、それが行政にとっての一種の参考資料となるだけであったら、全く意味がありません。きちんと議会としての「評価」を出した上で、それに対しての行政側からのリアクションがなければ「議員評価」は議会、議員の自己満足に陥ってしまう恐れがあります。 そういった中では、会派ごとというよりも、会派の意見を取りまとめて「議会評価」を提出した方が良いかもしれないと思います。なぜなら会派ごとに水と油、また右と左といったように全く別方向を向いている「評価」が出たとしても、それに対しては行政側として反応しづらいところがあるとも考えます。 よって会派ごとの「議員評価」を「議会評価」として取りまとめる努力は議会として必要ではないかと考えます。バラバラな「議員評価」では、行政にスルーされてしまう恐れがあります。そして「1次評価」、「2次評価」、「外部評価」、プラス「議会評価」も踏まえた上で行政側には、最終評価である「3次評価」を出していただきたいと、私は考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/09/06 10:16:28 PM
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