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昨日は、佐野漁港の旧造船所跡地におきまして、日建リース工業株式会社さんの「大阪活魚センター」の開所式が盛大に開催されました。今回、日建リース工業株式会社さんが「魚活ボックス」という魚を水中の二酸化炭素の濃度を変えて眠らせ、そのまま活魚輸送できるという画期的な設備を開発されました。
「大阪活魚センター」では、その設備を用いて佐野漁港で水揚げされた魚介類を豊洲市場をはじめ、全国各地へ活魚輸送する新たな物流体制の構築を進められます。魚を眠らせるので魚の鮮度は保たれたままで、今まで活魚で輸送できなかった魚も輸送できるようになります。 泉佐野の漁業の歴史は古く、古くは佐野浦の漁師が長崎県の五島列島まで漁に出ていたという記録が残っています。しかしながら、現在の大阪府下の水揚げ量は、全国で比較すると小さく、全国の漁業関係者からすれば「大阪に漁業があるの?」といった感じで見られています。 今回の「大阪活魚センター」によって、新たな物流体制が構築されれば、大阪の漁業者の所得向上や、私たちがいつも食している新鮮な大阪湾の魚を全国各地の消費者へ届けれることになり、大阪の水産業のさらなる振興と発信につながると期待しています。地元として「大阪活魚センター」の立地をとても喜んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/14 08:00:10 AM
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