テーマ:暮らしを楽しむ(383683)
カテゴリ:家族
夫さんが、髭剃りシェーバーの刃が、傷んだので買いたいというので、大手電機メーカーに行った。夫さんは、几帳面にシェーバーの番号を記入して、刃を探している。彼のシェーバーは、いつ購入したのか、私は知らなかった。私は、思い切って、新しいシェーバーを購入してもいいよと提案した。
髭剃りのシェーバーは、男の人にとっては、必需品。女の私には、使ったことがないのでわからなかったけれども、機種によって、かなり使い易いものと、使い難いものがあることがわかった。と、いうのも、療養型の病棟では、ご自分で髭を剃れない患者様がほとんどで、持参されている髭剃りを使って、髭を剃らせていただく。あんまり伸びすぎると、電気では剃れないので、T字かみそりを使う。色んなメーカーの色んな機種があるのだが、ヘッドの部分が、肌に沿って曲がるのが、とても剃り易い。ご高齢の方のほとんどが、皺があって、骨ばっていて、皮膚を引っ張ると、痛いのだが、このヘッドが曲がるタイプのシェーバーは、綺麗に剃れる。その綺麗に剃れるシェーバーを見つけたので、夫さんに勧めた。夫さんは、とても喜んで、私のおすすめの新しい髭剃りシェーバーを購入した。 「これで、あなたが、寝たきりになっても私は、綺麗に髭を剃ることができるわ(笑)。」 「そのころまで、使えるかなあ(笑)。」 男女の違いがあるのだから、お互いをわかるというのは、なかなか難しい。一緒に暮らしていても、髭剃りシェーバーのことなど、私は気にしていなかったけど、患者様の髭を剃ってみてはじめて、夫の髭剃りにも関心を持った。年を重ねどちらもお互いが助け合うようになって初めて気がつくことも多いのだろうな。まだまだ、私は知らないことばかり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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