『チキタビ』の地域観光情報を『毎日jp』に供給
株式会社アイーダは1月15日、毎日新聞社と地域情報の提供事業で連携を発表した。 毎日新聞社が運営する公式サイト「毎日jp」の地域情報ページに、アイーダが運営する地域観光情報サイト「チキタビ」の地域情報を提供するもので、アイーダが独自に国内各地域から集めた地域や季節ならではの体験ができる体験プログラム情報(1月現在約6,500件)を、「毎日jp」からも無料で閲覧できるようになる。 「毎日jp」の利用者は、地域情報ページのトップ画面にある専用地図から地域を選択し、さらに市区町村単位で検索することで、地域で実施される体験プログラム地域情報を簡単に入手することができる。 また、今後はテーマや対象、エリア別の企画記事や地域発ニュースなど、両者のコンテンツを相互利用することで、それぞれの媒体で地域情報の充実を図る。 毎日新聞社によると、「毎日jp」の月間ユニークブラウザ数は約 1591万UB/月(2008年12月実績)にのぼる。 アイーダは、国内各地域から直接発信される地域観光情報をより多くの消費者に提供するため、昨年10月からは日産自動車株式会社のカーナビゲーション向け情報サービス「日産カーウィングス」、同11月には株式会社ネクストの地域コミュニティサイト「ロココム」との間でも連携、提携を図っている。アイーダでは2009年3月までに、さらに複数のサイトとの連携を予定しており、これによって、体験型の地域情報の普及を図りたい考えだ。 (プレスリリースジェーピー)----------------------コラボレーションによる地域情報の配信。最近地図・観光系のポータルではこのパターンが花盛りだ。体験プログラム系が売りのようだが、記事からだけでは具体的な形は見えない。一般の地域情報・観光情報はほぼ出尽くした感もあり、ユーザもやや食傷気味。やはりそれ相応の独自性がないと成り立たなくなってきている。体験プログラム系だけを一同に集めて比較検索できるのであればそれなりの需要は見込めると思うが。あとは、一部の旅行系サイトがやっているような優待料金が持ちかけられるか。そこに踏み込めれば一つのビジネスモデルになり得るが。まずはお手並み拝見というところか。