2016/10/01(土)02:39
給食をきっかけに各地の地理に関心?
全国の料理を給食で紹介 犬山の中学校(中日新聞)
愛知県犬山市の4つの中学校で、月1回国内各地の料理を提供する「郷土料理給食」が始まった。
この取組は給食をきっかけに各地の地理に関心を高めてもらおうと、学校関係者が企画したもので、第1回は今年地震による大きな被害を受けた熊本県。
メニューは高菜めし、馬肉入りコロッケ、練った小麦粉をちぎって入れた「団子(だご)汁」、輪切りのサツマイモとあんを小麦粉で包んだ「いきなり団子」の4品と牛乳だった。
犬山市内の中学校では、昨年から月1回、世界地理の授業と連動した食育の一環として「世界の料理給食」を実施している。
今回は国内地理の学習が始まる9月に合わせて実施された。
給食を食べながら校内放送で説明を聞くという形式。
企画的に面白い試みと思うが、郷土料理を食べたとしてもどうやって地理と結び付けるかは説明次第。
その地方でその料理が食べられている理由をどれだけ的確にかつ面白く生徒たちに伝えられるか、上手く行けば地理への興味の入口になるかもしれないが、地域の背景と料理が上手く繋がらなければ企画倒れになり兼ねない。
地理の先生がどれだけ関与できるのかも重要になるかもしれない。
(もちろん単純にメニューとして美味しそうだが)
次回は高知県とのこと。
ちょっぴり羨ましい気もする。