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鉄道事業者6社が訪日外国人向け観光マップを共同制作(インバウンドナビ)
東京エリアの6つの鉄道事業者が共同で訪日外国人旅行者向け観光マップ「Tokyo Sightseeing Map」を作成した。 参加したのはゆりかもめ、東京メトロ、東京都交通局、東京モノレール、東京臨海高速鉄道、JR東日本の6事業者。 観光マップには訪日外国人観光客が多く訪れる地域の主要観光スポットと、各観光スポットを訪れるにあたり利用できる鉄道路線図を駅ナンバリング付きで掲載、裏面には、指さし会話集をはじめ、ICカード乗車券の使い方や駅や電車を利用する際のマナーなどの情報が記載されている。 多くの訪日観光客にとって、言葉が通じにくい東京における観光地間の移動は難易度が高いといえる。 特に異なる鉄道事業者が混在している状況は、乗り換えや切符の買い方など、外国人に限らず慣れないと分かりにくいのではないか。 そういう意味ではこうしたマップがあることが有効であることは間違いないが、正直この6事業者だけではとても足りない。 路線図も含め、鉄道事業者の案内はどうしても自社についてのみというケースがほとんどで、異なる事業者をまたいで利用するのは簡単ではないだけに、訪日外国人向けということであれば、東京周辺を走るすべての鉄道事業者が参加しないと本当に使いやすいマップにはならないだろう。 このあたり、観光立国を標榜する以上はクリアしておきたい課題。 2020年までにそれなりの改善ができるか、ひとつの試金石になるのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.02 01:47:51
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