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カテゴリ:いまむかCD
最近のスポーツニュースを見ていると、いやに卓球の話題が目に付く。つい最近だとこんなニュースがあったりしておカネになると知るやいろんな方々が群がったりする。野球やサッカーなどのキラーコンテンツに乏しいこの時季とはいえ、これほどまでに卓球の話題が取り上げられたのは、電気グルーブの石野卓球以外ではあまりありえなかったことだ。
一方で、渦中の福原某選手。沖縄ウチナンチュの語尾よろしく「いいかげんにしてサー」といわんばかりにうんざり様もこんなニュースで取り上げられたりする。 「サー」がポイントを決めた時に出す掛け声であるならば、サーブの瞬間に出す掛け声というのもあるだろう。それを如実に証明するCDが今回のネタである。 TITLE :ネットを越えろ ARTIST :六本木男声合唱団 RELEASE:2001/04/18 CD NUM :SRCR2597 LABEL :SONY/SONY CLASSICAL ACQUISITION(入手容易度) :☆☆☆☆☆ STUPIDITY (バカバカしさ):☆ CURIOSITY (ヘンテコ度) :☆☆☆☆ 2001年、第46回世界卓球選手権大会テーマソング、というタイアップ(?)のついた合唱曲である。 この六本木男声合唱団については、オフィシャルサイト六男倶(ろくだんく)をご参照いただきたい。130名の豪華なメンバーは(歌唱のスキルはともかくとして)圧巻だ。わたせせいぞう氏と徳大寺有恒氏、加えてNHK徳田アナのコラボなんて一般常識の及ばぬところだ。この人脈なら・・・と思い出したのが、先日の日記で取り上げた安井けん氏だが、残念ながらその名前はなかった。 ちなみに2曲目にはテナーサックスが主旋律を演奏するインストを収録。ホームセンターや深夜のレストラン店でありがちなBGMみたいなアレンジだ。実際に流れていても違和感がなさそう(ほっけなら、その場にいたら異常に反応するハズ)。 40ミリのパワフルサーブ 生きている よろこびが はずんで はじけて コートに炸裂 「炸裂~♪」というわりには、男声合唱なのでちょっとピンボケだが、クラシック系のレーベルでは異例の(しかも合唱曲で)1万枚を越えるヒット(『六男倶』公式ページより)なのだそうだ。とはいえ軽快なアレンジなのでクラシカルなイメージを抱かせない。 しかし、そんなCDを聴いてみて感じるのは絶対に130人参加していないと感じることだ。政界の羽田孜氏に江田五月氏、それに鳩山由紀夫氏もこの六男倶の“会員”だが、本当に“超党派”で練習に参加したのだろうか?それにもう一つ、歌の最後のフッ!って何だろう?おそらくサーブの時の掛け声なんだろうけど、「ネットを越えろ2005」が発売されるならその部分は「サー」に変わってしまうのだろうか・・・。そんなことを考えながら聴きなおすと、また感慨深いものである。 ちなみにセカンドシングルは「ハワイ沖えひめ丸事故鎮魂歌」。このテーマをマキシシングルとして出せるのも、六男倶のメンツならではといえなくもないが、卓球関係の軽快なイメージのあとでは、テーマが重すぎた。 いずれのCDも入手可能となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 17, 2005 10:24:17 PM
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