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カテゴリ:子育て
以前、子育てコーチングのクラスに参加したとき講師の人が話していたこと 「この手の講座を開催すると、必ず、“当日子どもが熱出したりしたらキャンセルできますか?”と聞いてくる方がいらっしゃいます。そういうネガティブな考え方では、やっぱり当日お子さんが体調をくずすんです。」 てなこと。 そのときは何気なく聞いていたが、そのことを身をもって体験した。 ある日、こうちゃんが幼稚園の予定表を持って帰ってきた。見てみると、2月7日、8日と記念写真撮影、DVD撮影と続き、3連休のあとの翌週の月曜はお別れ遠足が入っている。 最初に思ったこと。 「先生、なんでこんなに予定をつめちゃったんだろう。これじゃぁ、この時期に風邪でも引いたら大変じゃないの。」 幼稚園の事情ってもんもあるのだろうが、そこは親、やっぱりそれくらいのことは考えるのである。 おまけにその前の土曜日にはサッカー教室のイベントまで入ってしまった。 私にしては珍しくこの週にナーバスになってしまっていたのであった。 そしてサッカーフェスティバルを翌日に控えた金曜日 夕飯を食べていたこうちゃんが、いきなり 「ママ、ほっぺがせいちょうつうみたいなんだっ。」 なぬ~、ほっぺが成長痛って、おたふく??? 私「(思わず)こうちゃん、それっておたふくかぜかもよっ!!」 こうちゃん「そうなの、でも大丈夫、年少さんからおたふくでもずっと幼稚園に来てる子いるよ。ほら△〇くん。」 いえいえこうちゃん、その子はおたふくかぜではなく、いつもほっぺがかわいらしく赤くなっているだけです(笑) おたふくかぜとはどういうものか、説明し、今おたふく風邪にかかると、すべてのイベントへの参加は難しくなるとこうちゃんに話すと、こうちゃん、顔色が変わった。 とたんに 「いたいのはほっぺじゃなくてはだよ。」 もう、こうなると正確な状態を聞くことは難しい・・・私の動揺ぶりがこうちゃんにつたわっているのだ。 でも、食欲はあるし、元気だ。おまけに幼稚園でおたふくかぜなんて話は聞いていない。 とりあえず、いつもより早くベッドに入れたその夜 夜中にうなされているこうちゃん、さわってみると熱い・・・発熱だ・・・ おたふくか、いやいやインフルエンザか・・・ 翌朝、熱をはかると37度8分。 サッカーフェスティバルはキャンセルだ。本人も納得。 ほっぺにいたっては、つねってもたたいても痛くないとのこと。 ガセネタだったか・・・(私はスクープを追いかけている新聞記者ではない・・・) ではつぎに心配すべきはインフルエンザ 旦那さんが病院に連れて行ってくれた。結果は陰性 ほっとした。 ならば、サッカーフェスティバルはいさぎよくあきらめ、残りのイベントに出れるよう、週末で治癒しなくてはならない。 こうちゃんは微熱だから、元気はあるのだが、事情を話すとおとなしくベッドの部屋で横になってくれた。37度後半ではありえないことだ。 彼なりに真剣に治りたいと思っているのだろう・・・ 途中、様子を見に行くと 「ママ、こうちゃん、絶対よくなって見せるからね。」 かわいらしいことを言うではないか? 「だから、良くなったら、明日はマックを食べに行こうね。」 目的はそれか(笑) このこうちゃんの熱、土曜日の夕方から下がり始め、夜には程よい寝汗をかいて日曜の朝には平熱にもどった・・・ あの熱はなんだったんだろう・・・ 私のナーバスな態度が引き起こしたのだろうか・・・ ならば私は母親失格だ・・・そして心の中のどこかで・・・ もし、うちの子が原因でクラスにインフルエンザをひきおこしてしまったらどうしよう・・・ なんぞと不届きなことを考えていた私は・・・母親を超えて人間失格かも・・・ 育児とは日々修行である・・・
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Last updated
2011.02.07 21:58:09
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