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カテゴリ:子育て
東京都北区に小さな動物病院がある。 決して新しい病院でもなく、知らなければそのまま通りすぎてしまいそうな病院 でも、そのまま通り過ぎることはない。なぜならいつもそこには人がペットと一緒に待っていて、小さな病院であるがために、、イスが足りなくて外で待機しているからだ(ついでにいうと路駐も多い・・・) 友達に教えてもらってこの病院を訪れた。 聞いてはいたが、いつ行っても待ち時間が長い。1時間半ぐらいはかかる。 ではなぜそんなに時間がかかるのか。 ここの先生、どんなに患者(患動物)が多くても1頭、1頭丁寧に診てくれる。 待合スペースと治療スペースは同じ部屋なので、よそのペットさんがどんな治療を受けているかすぐ分かる。 あるとき、ご近所からこの病院がいいと言われ、すでに別の病院で治療を受けているペットを連れてきた人がいた。なかなか良くならないとのことだった。 そのわんちゃんを診察するなり、先生、「そんな症状がでて20日以上たっているなら、すぐにオペが必要だ。今日何時からオペできるかな。」と麻酔の準備を始めた。詳細は覚えてないが、とにかく、その飼い主さん、初めて訪れた病院でいきなり麻酔とあいなり、眠り始めたペットを抱いたまま「時間はどれくらい??・・・」と絶句 とにかく目の前の患者を大事にするのだ。医龍の朝田龍太郎も真っ青である。 こんな感じなので、待っている人々にも妙な連帯感ができる。 みんなで世間話が始まるときがあるのだ。 ある人が言った。 「ここの病院にかかっていれば大丈夫よ。犬は10年長生きするわ。」 ちなみに私はこの病院に通っていて今年23歳(人間でいえば余裕で100歳越え)になるという猫ちゃんにあった。 こんな病院だから最初は時々通っていたが、こどもができると、この待ち時間、家からの距離、そして駐車場もないことからどうしても足が遠のいてしまっていた。 しかし、我がいとしのペットが実家でひどい貧血になったとき、なんとかして回復してこの病院にかかりたいと思ったのだ。根拠はないが、この病院まで来ればなんとかなるのではないかと考えた。 そして今、うちの長男坊、ここの病院に再度通い始めた。今のところ調子は良い。 が、毎回通う飼い主はどきどきしている。 ここの院長先生、ペットに優しく、駄目飼い主に非常に厳しい。 あの~、うちの子(ポメラニアン)に向ける微笑の10分の1でいいので、私にやさしくしてください!!!
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Last updated
2011.04.13 23:05:17
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