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カテゴリ:アート/ギャラリー
夏休みが終わったら行こうと思っていたフィリップス・コレクション展に行って来ました。
六本木ヒルズです。 今回の目玉は、ルノワールの「船遊びの昼食」なのだそうですが かなり大きな絵でびっくり! そしてなんて色彩が鮮やかなことでしょう! 離れてじっくり見たかったんですが、絵の前にやっぱ黒山のひとだかり(オオゲサ?)で それはちょっと厳しくて残念でした。 小部屋に1枚、どーんと飾られていて、脇にはソファまであったんですが・・・ もう1枚、シャケ缶さんの日記で見て、これはすばらしい!と思って期待して観に行ったのが、 ボナールの「開かれた窓」です。 実物も、ほんとにすばらしかったです! 右下で、人が黒猫とじゃれてるのが、なんともほほえましいですよね。 「棕櫚(シュロ)の木」「リヴィエラ」もすばらしかったです。 どうしてあんな色が出せるんだろう・・・ ほかにもいろいろとすばらしい作品がたくさんあって エル・グレコにはじまり、モネ、ドガ、ゴッホ、セザンヌ、カンディンスキー、ピカソ、 マティス・・・などなど、まさに<アートの教科書>って感じでした。 アメリカにある美術館では、実際に、美術教育プログラムも組んでいるそうです。 ふと会場を見渡すと、校帽をかぶった小学生がちらほらと。 絵を見ながら、ワークシートに一生懸命書き込んでいました。 あれれ?サッカークラブの合宿で作ったTシャツ着た子がいるよ? なんと、他の小学校に行っているケントのサッカー仲間でした。(5年生) 男の子が3人いるんですが、「あーっ こんにちは~」とわらわらと寄って来て 先生に紹介してもらいました(^_^;) 少人数だから連れて来れたんでしょうね。いいなぁ~~。 プログラムを買おうか迷ったんですが、印刷物って、色が全然違うんだよね・・・ 目にしっかり焼き付けて、買うのはやめました。 というか、ほんとはDVDを買おうと思ってたんですよ。 でも、「入荷未定」と言われてがっくし(>_<) 「もし入荷があるようでしたらご連絡さし上げますが」と言われて、お願いして来ました。 1980円とお手頃だったから、売れ行きもよかったんでしょうね。 いやはや、本当にいいものを観させていただきました。 いつかおおもとの美術館に行ってみたいものです。 邸宅を美術館として公開していて、「お宅にお邪魔して絵を見させていただく」という 感じなのだそうですよ。金持ちはやることが違うね! なんでも、コレクションのさなか、ダンカン・フィリップ氏は、 最愛の兄と父を相次いで亡くしてしまい、集めた絵に囲まれて暮らすことが 最大の癒しとなったんだそうです。なんだかわかるような気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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