909207 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

初心者的☆ちょい投げ雑記

PR

X

全20件 (20件中 1-10件目)

1 2 >

ぽんこちへの道

2021年03月05日
XML
カテゴリ:ぽんこちへの道
いや~魚が釣れません。ブログの更新が滞っているのは、単に魚が釣れないからでありまして、釣りに行っていない訳ではないのですよ。去年の春からほとんど魚を見ていません。(×o×)

こんなにも釣れないと、もはや物欲に走って自分を慰めるという昔のパターンに戻るしかありません。一旦、断舎利したんですけどね。という訳で、今回のお題はスピンキャストリール(クローズドフェイスリール)です。



ブログにはほとんど上げてないんですが、以前はいろいろスピンキャストリールも集めてました。もう全部売ってしまったんで、手元には何もないんですが、状態のいい極小サイズのものを一つくらい持っておきたくて、以前から色々物色しております。写真のミニキャストST-3もお気に入りだったんですけどね。STなんで廉価グレードなんですが、未使用に近い美品はかなりの高値が付いて、なかなか入手出来ません。ゴールドカラーが好きなんですよね。


【1977年 資料】

このカタログ写真にあるミニキャストⅡは、ハンドルに妙なリングが装備されており、初めて見たときはドラグダイアルかと思いましたが、これはサミングダイヤルといいます。スピンキャストでサミング?とは、イマイチ使い方が想像出来ませんでした。

【1981年 資料】

このサミングダイヤルを装備したダイワ製品は、上のカタログに写真はありませんが、ノーマルのスピンキャストのDX(ゴールドカラー)バージョンである
・スピンキャスト20DX
・スピンキャスト30DX
・スピンキャスト40DX
 そして
・ミニキャストⅡ
この4製品だけでしょうか。一応、上位機種に採用されている感じです。これ以降、新しいモデルにこのサミングダイヤルが採用されることは無かったので、いまいち画期的な機能ではなかったのでしょう。しかし、見た目のインパクトは計り知れない破壊力があります。ゴールドカラーのDXは見た目の豪華さも相まって、状態のいいものは結構な高値で取引されているようです。いいなあ~これ欲しいなあ~とも思いましたが、サイズがそこそこあるので、私の住宅事情ではもうコレクションすることは出来ません。
ということで、サミングダイヤル装備で最少モデルのミニキャストⅡを物色していたのですが、この極小モデルにゴールドカラーがあったら、さぞインパクトがあるだろうなと考えておりました。


【1982年 カタログ】


ある日、いつものようにオークションパトロールをしておりましたら、


ん? Minicast-Gold!?


こ、こ、こ、これは!Σ(дlll)






【ダイワ ミニキャスト ゴールド】​

(製造年) 1979年頃
(ラインキャパ) 4lb-85yds
(重量) 158g(実測)
(ギヤー比) 1:4.1

ミニキャストⅡのゴールドモデルが存在していました。(;^_^A USダイワ向け輸出モデルのようですが、これは知りませんでした。スピンスターミニに対するミニメイトみたいなバージョンですね。この商品は写真写りが非常に悪かったのと、皆さんほぼ認識されていないモデルだった為か、ほとんど値上がることなくあっさり安く落札できました。



このモデルを海外オークションで調べると、そこそこ玉数はありますし、さほど高価でもありませんが、状態のいいものはほとんど無く、美品はかなりの高値になるようです。そりゃ40年以上も前にアメリカで流通していたことを考えると、雑な扱いで使い潰された個体ばっかでしょうから。国内オークションに出てくる確率はミニメイトよりもさらに低いと思われますが、代行業者に頼んで海外から輸入するとかなり高く付くので、ヤフオクで出てきたら即買いですね。いやーミニメイトシステムのときは苦労しました。(;^_^A



当時の広告を見ますと、ミニメイトシステムと同様のシリーズで、ロッドとセット販売されていたようですが、リール単体でも販売されていたようです。



いや~それにしても小さくてかわいい。



試しに、逆転ストッパーを解除し、巻いてある糸を引っ張ってみて、サミングダイヤルの使用感が理解できました。いわゆるベイトリールのキャスト時のスプールサミングとは全く異なり、イメージとしてはフカセ用スピニングのレバーブレーキのような用途を想定していると思います。カタログでもルアー以外に、船、磯、堤防などの用途を推奨しており、真下に仕掛けを落とすときは、コロネットなどの小型両軸リールと同じ感覚で操作できますね。これはスピニングには出来ない操作です。屈折ハンドルもダイヤル操作時に親指に干渉しない為であり、よく考えられている感じですが、屈折ハンドルは結構なテンションが掛からないと伸びきることも無く、そのせいでハンドル回転半径が安定せず、巻き始めはスプリングの伸縮に動作が吸収され、いわゆる巻き上げのダイレクト感が最悪です。サミングダイヤルの利点と屈折ハンドルの欠点を相殺すると、コストアップの面からもわざわざこの装備を継続する理由は無かったということなのでしょう。その後のモデルは全てシンプルすぎるくらいの単純なハンドルになっています。

そもそもスピンキャストリール自体が、欠点・トラブルの多いリールでもあり、その上このようなややこしい機能を持たせ、さらに数年で淘汰されたことを考えると、この製品は ぽんこちマニアにとってこの上ない珍品・迷品と言えるでしょう。いい意味でも悪い意味でも、すべての条件を満たしています(笑)



オールドダイワ極小コレクションに、またひとつ珠玉の名品が追加されました。






最終更新日  2021年03月05日 22時56分19秒
コメント(2) | コメントを書く


2019年06月27日
カテゴリ:ぽんこちへの道
ひさびさのぽんこちへの道ですが、話としてはむしろ反対で、数年かけて色々と溜め込んだぽんこちを、この度、手放す決意をいたしました。

理由としては、家が狭いのと(リールだけで約70台)、ぽんこちマニアの方にはおなじみの劣化したグリスとオイルの匂いが非常に嫁に評判が悪くて、早々に撤去するよう指令が下ってしまいました。

まあ断舎利、あるいは終活みたいなもんですわ。持って死ねるわけじゃなし、私が死んだあと、家族が処分に困るでしょうから。

というわけで、約60台ほどのリールと何本かの竿が私のもとから旅立ってゆきました。落札して頂いた方々にはありがとうございました。

ただ、どうしても手放せないものも何点かありまして、ちっこいコレクションケースに収まる範囲内で保持することを許されました。

で、以前から少し集めたいと思っていた、小中学生時代に所持していた、あるいは憧れていたルアー類を再び収集(どこが断舎利やねん)しようかと・・・

以前は多少残っていたんですが、めぼしい価値のあるものは全て釣り好きの後輩にあげてしまったので、現在残っている80年代の当時物は僅かこれだけです。

【ダイワ スピニングポッパー(修理品) ラパラF3】

中学時代は、釣り好きの友達からルアーを安く譲ってもらっていたので、タックルボックスの中はけっこう舶来物であふれていましたが、小学生時代は目いっぱい頑張ってダイワのルアーが限界でした。


中でも一番思い出深いルアーは、バスハンターです。

【初代バスハンター 600円 1982年発売】
友達はみんな持ってましたが、私は買えませんでした。当時のタックルボックスの中身は、ラパラなんぞ夢のまた夢で、おおむねコーモラン(笑)が大部分を占めており、あとは100円のスプーンスピナー類で、1984年になってバスハンターの新製品のBNが発売されると、たしか定価800円の高級品でしたが、頑張って貯めた小遣いでやっと買った思い出があります。

【バスハンターBN 800円 1984年発売】
このルアーはどこかであっさりロストしたので、オークションで探しだしましたが、なんちゅう値段がついとるんですかヽ((◎д◎ ))ゝヒョエ~
皆さん考えることは一緒なんでしょう。同年代オヤジの需要が殺到して、とんでもない相場になっております。

ミリオネアST-15ACでバスハンターBNを小学校裏の沼で投げていた小6の夏が昨日のことのように思い出されます。35年ぶりにこのルアーを手にして、涙が出てきました。

顔の表情がなんともいいドリンカー。B級ルアーの金字塔ですね。

【ドリンカー 600円 1982年発売】
元ネタのへドンのビッグバドというものがあることを、当時は知る由もありません。

同じく、へドンのリバーラントの丸パクリのコネリー

【コネリー 350~400円 1980年頃?】
これもダイワオリジナルだと思ってました。この時代はダイワほどのメーカーでもパクリは普通だったんでしょうね。1985年くらいにコネリーⅡも発売されてますしね。

当時のお気に入り、ダイワのウッド製ルアー。今でも非常に人気が高いです。

【ウッドマック 1000円 1980年頃?】
値段も国産ルアーとしては高めで、プラ製ルアーにはない価値を感じました。これでも当時はリアルカラーの部類なんでしょうが、何とも言えないレトロテイストのカラーです。

いかにも子供騙しなB級臭が漂っているレーザールアーシリーズ。

【チャグレーザー ジグザグレーザー 1000円 1985年頃?】
これは友達が持ってましたが、つりトップでみた広告は鮮烈に印象に残ってます。これが未来のバスフィッシングか(笑)と思った記憶があります。

あと、思い出深いファントムですが、残念ですがこれらも手放します。

【SS-15】
これと

【SM-10】
これと

【EX-20】
これが私のもとを旅立ち、
代わりに

【SM-5】
これと

【GS-5】
これが
新たに仲間入りしました。意味の分からんことをやっているようですが、これらは5サイズなんですね。10や15サイズと比べると、ボディサイズが70%程度しかなく、非常にコンパクトです。SM-5は当時世界最小と謳っていました。




コロネット類と並べても、サイズ的に違和感がありません。

限られたスペースに最大限のジャンルを押し込めようとすると、必然的に全て極小サイズにするしかないのです。しかし、この時代のダイワは神がかってます。


古い釣り道具は、眺めて触っているだけで本当に楽しい気分にさせてくれます。ミニマリストとか、あんな生き方は私には無理ですね。ということで、どこが断舎利なんだという話でした。






最終更新日  2019年06月27日 19時52分03秒
コメント(8) | コメントを書く
2016年02月07日
カテゴリ:ぽんこちへの道

皆さん、ご無沙汰です。極寒に耐えるだけで精一杯の今日この頃、釣りにも行けないので久々のぽんこちネタです・・・_i)

キワモノ好きの僕としては、最近あんまり紹介したいと思う製品が無いんですが、今回のブツは結構珍品かな。

という訳で、今回ご紹介する商品はこちらです!

P1020398.JPG

出ました! 僕の大好物のリールインタイプのパックロッドセットです!

プラスチックのハードケースを開けると・・・

P1020402.JPG
【オリムピック オリムペット1000 スピンキャスティングセット】
(製造年)  1978~1980年頃?
(ロッド)  OLYMPET-1045-4 グラス製 4ピース 5ft 161g
(リール)  OLYMPET1001 4LB-87Yds 164g
(価格)   不明


オリムペットというのは、オリムのスピンキャストリールの機種名で、ロッドでも同じシリーズがあったようですね。よ~分かりませんが。ただ、このリールとロッドのセットというのは、基本的にアメリカで販売されていた物のようです。以前紹介したダイワのミニメイトシステムみたいなもんですね。

P1020401.JPG

Made in Japan の文字が見えますが、オリムのアメリカ現地法人の所在地?が表記されています。以前の記事でも書きましたが、アメリカ人にはこのようなオールインワンタイプの道具類が受けが良いようですね。普通に日本でも販売してくれていたら良かったのにと思いますが。

P1020407.JPG

ガイドはショボイですが、飾り巻もなかなか凝った4ピース(5?)のグラスロッドです。ちゃんとフックキーパーも付いてます。
現代ならモバイルロッドとか言うんでしょうね。グリップの形もカッチョいい~。

P1020404.JPG

時代的に100%グラスと思うんですが、細身な割に意外と張りがあって、持ち重り感も無く使いやすそうです。

P1020411.JPG

リールは皆さんお馴染み、ダイワのゴールドミニキャストと同じクラスですね。非常にコンパクトです。

P1020413.JPG

1977年のオリムのカタログに新製品としてオリムペット1000が載っていますが、このセット品は1001となっているので、後継機種と思われます。ドラグダイアルがハンドル横からボディ上部に移動して、何やらよく分からんサミングダイアルという機構がオミットされているようなので、なんかコストダウンされた感じです。

しかし、このようなパックロッドセットは、非常に釣りに対するロマンを掻き立てられます。出先でこのようなセットが一つあるだけで、思わぬ釣り場に遭遇した時にとりあえず竿だしすることが出来るので、釣り師なら一つは持っておきたい気持ちになりますね。とはいえ、このセットはハードケースでそこそこデカいので、常に携帯するのはちょっと困難です。最近の製品ならもっとオシャレなソフトケース入りのものがあるんでしょうね。まあ僕はどのみち所有するだけで眺めてニヤニヤしているだけで関係ないですが(笑)







最終更新日  2016年09月10日 21時41分52秒
コメント(10) | コメントを書く
2015年08月22日
カテゴリ:ぽんこちへの道

今回の記事を、じゃこ先生に毎回恒例のコラボレーション企画にしてもらいました。
コチラの記事も併せてご覧いただき、時代に翻弄され時代のあだ花と消えていったB級以下の釣り道具の歴史に思いを馳せて頂ければ幸いです。というか、こんなガラクタを集めて喜んでる奇特なおっさん二人に救いの手を(笑)


http://blogs.yahoo.co.jp/yashoo00367/35303758.html


今もって、まったく釣りに行けませんもので(´・ω・`)ショボーン、
しょうがなくポンコチ記事でもアップしときます。

しかし紹介するものは、このキワモノ・B級品大好きな当ブログにおいてはしょうがないというレベルではありません(笑)

と言う訳で、今回ご紹介する商品はこちらです!

026.JPG

この何とも古いセンスのレザー調ケース・・・

中身を取り出してみると、古い釣りファンの方ならお馴染みのダイワペットです!(^^♪

027.JPG
【ダイワ ダイワペット】
(発売年)     1979年
(ラインキャパ)  1.5号-100m
(重量)       75g
(ギアー比)     1:1
(ロッド全長)    60cm
(オモリ負荷)   3~5号
(キャッチフレーズ) 『こいつは一台持っておきたい』(笑)


昔、これが家にありましたが、一見釣り道具に見えないこの70年代特有のダサくて近未来的なレトロセンスは、一目見ただけで、生涯忘れ得ないインパクトがありました。(・∀・)
ヘー

028.JPG

竿とリールが一体となった製品はあまり存在しないと思いますが、ダイワペットはそのコンパクトさではぶっちぎりでしょう。本当にポケットに忍ばせられるサイズです。実際、使うかどうかは別として、男はこのようなもしもの時に備える道具類に無性に心惹かれるものですね。

031.JPG

笑ってしまうぐらいの短さです。このチープさが最高(笑)

030.JPG

当然ながら、リール部は単なる糸巻きレベルです。しかし無用なトラブルも最小限となるでしょう。

029.JPG

反対側に逆転防止ストッパーのスイッチがあります。ブランクス以外は基本樹脂で出来ているので、高級感や耐久性は望むべくもありませんが、作りはダイワだけあって高い精度で、やはり日本製ですね。

ダイワのカタログには、ミニタックルコーナーでまとめて載っています。ミニスピンセットも載っていますね。これはリールフットが専用設計となっているので、これも一体型タックルと言ってもいいかも知れません。

img004.jpg

カタログにもあるとおり、用途は主にワカサギ、ハゼといった真下の小物狙い専用です。しかし、ダイワペット縛りでどんな魚が釣れるかを競ったりチャレンジしたりすると面白いかも知れませんね(笑)

この頃のカタログは、皆さんそうだと思いますが、一日眺めていても飽きない魅力がありましたんで、やらない釣りジャンルでも隅から隅まで読み漁ってました。リール一体型ロッドはとかくキワモノ扱いされるものが多いと思いますが、ダイワペットは売れたかどうかは別として、その知名度や馴染み深さでは間違いなくナンバー1でしょう。やはり趣味の道具は、実用性や性能とは別に、見た目のインパクトや思いつきで作られた時代の徒花的な製品が、時を経てから心惹かれる存在となるのでしょう。







最終更新日  2015年09月02日 07時41分07秒
コメント(13) | コメントを書く
2015年06月06日
カテゴリ:ぽんこちへの道

皆さん、ぽんこちは。久々のぽんこちネタです。

なんだこの薄汚い巾着袋はという声が聞こえてきます・・・

P1020239.JPG

このなんとも言えないダサきもい魚の絵柄は、大森好きの方ならおなじみのリール袋ですね。もうこの絵柄でハアハア興奮しているアナタは変態確定です。


という訳で、今回ご紹介するのはこちらの商品です!

P1020235.JPG
【大森製作所 初代マイコンSS】
(製造年)     1980年代初頭?
(ラインキャパ)   2号-150m
(重量)       210g
(ギアー比)     1:5.2


僕は古くて小さいリールが好きなんですが、その中でも特に好きなメーカーの大森の、その中でも特に好きなリールである初代マイコンの最小サイズは、なかなか手に入れられませんでした。

その理由は、単にオークション相場が高いからでありまして、ましてやコレはそこらのジャンク屋に転がっているような代物ではありませんので、長いこと指をくわえて見ておったんですが、一年ほど前に異常に写真映りの悪いSSに入札してましたら、ギャンブル性が高すぎたせいか相場の半値程度で落札できました。しかし届いたものはかなりの美品で、回転フィーリングなどは新品と言えるレベルでした。ありますからねー見た目がキレイでも機関がどうしようもないのが。

このマイコンというネーミングは、パソコンがまだマイコンと呼ばれていた1980年代初頭に、その名にあやかったと思われるんですが、だれかご存知の方いないですかね。

でも、マイコン=マイクロコンピュータ=micro computer とすると、MI-COMなんですが、表記はMI-CONなんですよね。ここもよく分からない。

ちょっと話はそれますが、マイコン(パソコン)が思いっきり高価で物珍しかった1982年頃、だいたい小学校高学年から中学生くらいになると、一部の賢めの御大尽(お金持ち)の御子息の中にはマイコン(PC-6001やFM-7なんか)を買い与えてもらう子もいて、僕を含む貧乏人の子倅どもは、普段たいして親しくも無いのにマイコンゲームやりたさに、〇〇く~ん、あっそっぼ(^^♪と、ずうずうしくも大勢で押し寄せておりました。

当時の記録メディアはカセットテープ(笑)クソみたいなゲーム&ウォッチレベルのゲームでもロードに30分くらいかかり、そのあいだトランプでもして時間をつぶすというのがパターンでした。しかしそんな低スペックなマシンでも、得られる楽しさ・興奮は、今のゲームとは比較できないほどでしたね。例えるなら、原始人に風邪薬を投与すると効き過ぎるような感じです(笑)そんな時代を思い返すと、現代のコンピュータの進歩のスピードは異常すぎて、とても人間が適応できているとは思えません。感覚がマヒしてますね。

しかし、リールの投げて巻くという基本は昔から全く変わらないので、昔のリールでも全く使用に支障はありません。古いパソコンはガラクタですが、古いリールはビンテージになるのはこのためです。

え?(^^;どっちもガラクタですか?


話は戻って、このSSも通常サイズのマイコンと全く同じ機能・構成です。
P1020242.JPG
おなじみのラチェット切り替えスイッチに

P1020245.JPG
ベールフォールディング機構

リアドラグやサイズ等を見ると、以前紹介したダイワのプロスピンGS-500RDとほぼ同じですね。
P1020233.JPG
ダイワは非常に好きなメーカーなんですが、この二つを触り比べると、残念ながらダイワのほうはオモチャのような出来ですorz 文章にするのは難しいですが、回転フィーリングやドラグの滑らかさ、部品の加工精度、精密感、剛性感、密度の高い重量感など、とても比較できるレベルではありません。ダイワがダメなんじゃなくて、大森が凄すぎるんですね、これは。いろいろ極小リールを紹介してきましたが、いままで触った中で、明らかにこれが一番完成度が高い(使用してませんから、あくまで触った感想です)と思います。久々の触っているだけでニヤニヤしてしまうリールです(・∀・)

ついでに、最小のオートベールミニとも比較してみましょう。
P1020238.JPG
サイズは一回りおおきくなりますが、その分、内部構造を複雑化する余裕もでき、また耐久性なども考えると、小ささと実用性が高次元で両立しているサイズと言えますね。こんなんで小物釣りしたら贅沢で楽しいでしょうね~。


さ~て、ちょっとマイコンを掘り返してみましょう。

P1020224.JPG

・・・・・・・・・こんだけ発掘できました(汗)


でも、こんな未使用新品¥980(税込)とか転がってたら、買うしかないでしょ!今でしょ!(`・ω・´)
P1020230.JPG

最小のSSと最大のNo6を比較。
P1020237.JPG
No6はWIDE808に負けない迫力ですね。これは十分コロタマファイトに使えます。

じゃこ先生のとこからちょっと写真を拝借しますよ。
img_7.jpg

というわけで、マイコンストレートフラッシュの完成です。
P1020225.JPG
P1020228.JPG
う~ん、美しい~(^^♪  ただこれがやりたかっただけ(笑)







最終更新日  2015年06月06日 20時37分56秒
コメント(14) | コメントを書く
2014年09月04日
カテゴリ:ぽんこちへの道

さて、以前紹介しましたミニメイトシステムよりも、さらに驚異的に小さいパックロッドセットが、かつて日本国内で販売されておりました。


今回ご紹介しますのは、こりです。

P1020084.JPG
【ダイワ ポケットコンボ】
(製造年) 1979~80年頃?

なんだこれは・・・ ω`)

と思われた方もいると思いますが、この幅15センチの小さな豪華レザー調ボックスの蓋を開けると・・・


P1020086.JPG

なんと、超ミニロッドと超ミニリールのセットが入っています。

同梱されているリールは、以前紹介したウルトラミニと基本的に同じです。

P1020094.JPG
【ダイワ スピンマチック ウルトラミニ】
(製造年)    1978年
(ラインキャパ) 2号-60m
(重量)     145g
(ギアー比)   1:4.1

しかし、スプールが黒染めではなくアルミカラーになって、ダイワSSのようなレリーフが入った豪華風バージョンになっております。しかし、ボールベアリングの数が表示では二個から一個に減っているようです(何で? Σ(дlll)ガーン)。しかし一番大きな違いは、ポケットコンボ版はハンドルがねじ込み式になっていることです。

P1020091.JPG

これは釣り場で簡単に組み立てが出来るようにと変更したのでしょうが、メインギアと一体化できるねじ込みハンドルは巻き上げ時の操作感が劇的に向上します。これにより、このウルトラミニは大森のオートベールミニに匹敵するリールになったと言ってもいいかも知れません。

P1020095.JPG

そして見たことないくらいの小ささのコンパクトロッドは、驚異の12本継ぎで長さ115cm。ブランクの薄さと継ぎの多さは渓流竿みたいです。ダイワオリジナルと思われる金属ガイドが装着されていますが、インナーリングの材質は何なのか分かりません。

P1020097.JPG

しかし、さすがにこの短さで12本継ぎだとテーパーがキツく元竿が太くなりすぎて、このサイズに見合った柔軟性が全くありません。付属している2gのスプーンを投げることを考えるとウルトラライトアクションくらいでないと無理があります。せめて印籠の5本継ぎくらいにすれば、理想的な竿のアクションも再現出来たでしょうが、このタックルセットの目的はそんなことじゃありません。たとえ何本継ぎになろうとも、意地でもこのボックス内にロッドを収めてやるんだという強烈な志が感じられます(笑)


その小ささを実感していただくために、国内最強のスピニングWIDE808と比較してみましょう。

P1020099.JPG

この製品のコンセプトは、カバンにも入るドコでもフィッシングセットといった感じなんでしょう。コンパクトかつスクエアにまとめられた外観は、最近世界を席巻しているBENTO文化を生み出した日本の面目躍如といったところですが、極小すぎて実用性もさほどあるようにも思えず、どうにも珍品の域を出ません。しかし、こんな冗談のような製品でも結構なコストを掛け、かなり本気で作られております。こういうウケ狙いの極小タックルセットは、最近でもチープな粗悪品がよく分からないメーカーから販売されているようですが、こんな一瞬のインパクトだけを狙ったような製品でも、ちゃんと高品質に商品化が実現出来ていたのは、ダイワというメーカーの遊び心と、理論や性能ばかりを追い求めないこの時代の懐の深さもあったのでしょう。思い付きだけでやってしまったという感じが楽しさ全開です。ポケットコンボの持つ最大の性能とは、所有者の所有欲を満たすことと言えるでしょう。

いや~やっぱ、『ダイワ、いいわ~!』







最終更新日  2014年09月05日 00時05分19秒
コメント(33) | コメントを書く
2014年07月03日
カテゴリ:ぽんこちへの道


釣りに行けぬ。。。orz(BYじゃこ)


ワテも行けぬ。。。orz(BYハオコゼ)


ということで、ええ加減に釣りに行って爆釣釣行記をアップしたかったんですが、仕事で全く行けません!(・∀・#)ムカムカ

まあ梅雨もまだまだ明けないし、しょうがないので恒例のぽんこちネタでお目汚しいたします。

今回は、かねてよりじゃこ先生と小型両軸のコラボレーション企画を画策しておったんですが、さすがに異国在住の先生の手元にブツが全く無い為、無念ですが単独掲載いたします。


さて、中年以上の方で子供の頃から釣りをしていて、ダイワのコロネットを触ったことが無いという人はほとんどいないでしょう。筏釣りやテトラの穴釣りなど、足元に仕掛けを落とす釣りに広く用いられている小型両軸リールのベストセラーです。

P1020016.JPG

小さい頃、安スピニングしか持っていなかった時分には、両軸リールは高級品で大人のベテランが使うものというイメージが強く非常に憧れましたが、コロネットはそんな僕に両軸リールを扱うことの愉悦を味わわせてくれました。CORONETとは、小さな王冠とかティアラ・髪飾りなどという意味で、この小さくて丸っこいデザインによく合っております。(^^

しかし世のポンコチストは、その98%が同時に金属フェチというデータが示す通り、樹脂製のコロネットでは我々はイマイチ萌えることができないのです。そこで昔に製造された金属コロネットを集める旅に出たのです。

いろいろと調べていくと、金属コロネットは結構な種類が過去に発売されていたようですが、そのほとんどが80年代初頭以前の製品と思われますので、僕の記憶はほぼ皆無で詳細が分かりません。おまけにネット上にもデータベース的なサイトが全く見当たりませんので、こんなもん誰も興味が無いのでしょう(爆) 

そこで、国内に数人しか存在しないであろうコロネッターの為に、ワタクシのええ加減な推測に基づいて金属コロネット史をテキトーに纏めていきます(笑)

それでは僕の仮定した製造年代が古い順に見ていきましょう。


P1020025.JPG
【コロネットΙ】
(製造年)    1975年
(※訂正)
(ラインキャパ) 2号-75m
(ギヤ比)    1:4.2
(重量)      130g

これが初代コロネットなのかは僕には分かりませんが、僕の知る限りでは一番古いモデルと思われますので、そうしときましょう(笑)ゴールドカラーが豪華です。これは割と見つけやすいモデルですが、ガタガタで使い物にならないようなモノはほとんど見かけないのは造りが良い証でしょう。


P1020024.JPG
【コロネットΙΙ】
(製造年)    1975年
(※訂正)
(ラインキャパ) 2号-210m
(ギヤ比)    1:4.7
(重量)      140g

これはΙよりラインキャパが増えたハイギヤードモデルです。説明書が共通なんで恐らく同時発売と思われます。コロネットΙと比較してみるとかなり大型で、歴代コロネットの中では一番直径の大きいモデルです。水深のあるポイント向けと言えるでしょう。


P1020022.JPG
【コロネット100】
(製造年)    1976年
(※訂正)
(ラインキャパ) 2号-200mくらい
(ギヤ比)    1:4.1
(重量)      190g

これは一見コロネットΙと似ていますが、作り込みが非常に凝っていて、オールドコロネットの中では一番人気のあるモデルかも知れません。ハンドルの真ん中にスプールフリークラッチボタンがあり、軽くキャストすることも可能です。レベルワインダーの付いていない小型ベイトリールみたいなもんですね。これは歴代コロネットの中で一番大型モデルだと思います。一瞬、ミリオネアG5っぽい?(笑)


P1020023.JPG
【コロネットM7】
(製造年)    1978年
(ラインキャパ) 2号-175m
(ギヤ比)    1:3.1
(重量)      140g

どっかで見覚えのある形ですが、これはまぎれもなくコロネットミニの原型ですね。アルミマシンカットのワンピースフレームとスプールが美しいモデルです。


P1020026.JPG
【コロネットM5】
(製造年)    1978年
(ラインキャパ) 2号-135m
(ギヤ比)    1:3.1
(重量)      135g

これはM7のナローモデルですが、こちらが標準でM7がワイドモデルという感じです。コロネットというリールの性格からすると、マシンカットフレームにする必要性はあまり感じられないですが、このようなオーバースペックな仕様は、その無駄自体が楽しいですね。

P1020028.JPG
【コロネットM2】
(製造年)    1978年
(ラインキャパ) 2号-70m
(ギヤ比)    1:2.3くらい
(重量)      89g

これはM5/M7のスモールサイズで、ますますコロネットミニに近づいてきました。これ以外に幅広のM3というのも存在するようですが見たことありません。分解してみると非常に美しいパーツ構成で、無駄を一切省いた機能美ですね。

P1010960.JPG

このMシリーズは作られていた期間が短いのか、ぽんこちショップでもオークションでもさほど見かけません。特にこのM2とM3はネット上でも全く見たことが無いので、ひょっとしたらコロネットで一番レアなアイテムかもしれません。このモデルが発売された後に派生したのがコロネットミニと考えるのが自然なので、ミニが発売されてからは需要が下がり、あまり流通しなかったのでは?と推測されます。


P1020031.JPG
【コロネットミニ】
(製造年)    1976年
(※訂正)
(ラインキャパ) 2号-45m
(ギヤ比)     1:2.3
(重量)      50g
(当時価格)   2000円

そして皆さんお馴染み、今だ現行モデルのコロネットミニです。ちなみに近年の製造品はDAIWAロゴが二代目に変更されておりますが、この個体は初期ロゴです。ダイワが二代目ロゴに変わったのが1979年頃と思われるので、コロネットMの発売後から新ロゴに変わるまでの間にデビューしたのではないかと推理しております。マシンカットフレームにすることの利点は、パーツ数が抑えられて小型化しやすいことと、小型化しても剛性が確保しやすいことですね。ワンピースフレームにしないと、このサイズは不可能だったと思われます。小さすぎてサミングできないのでサミングボタン付きというのも面白い。もし30年前に製造中止されてたら、今とんでもない高値で取引されてそうです。

P1020042.JPG

マシンカットコロネット揃い踏み。う~ん、美しい~(^^


P1020043.JPG
【コロネットGS100】
(製造年)    1980年
(ラインキャパ) 2号-170m
(ギヤ比)     1:4.1
(重量)      165g
(価格)      4000円

これはコロネット100の廉価版です。基本構成は同じです。そしてこのモデルから新ロゴになってます。ただ、スプールが樹脂製になってしまったので心地よい重量感が薄れてしまいました。でもブラックカラーもカッコよく、造りは抜群にいいです。


P1020045.JPG
【コロネットGS-7C】
(製造年)    1981年
(ラインキャパ) 2号-110m
(ギヤ比)     1:2.9
(重量)      115g

(価格)      4500円
シルバーボディに彫り込まれたレリーフ、そして豪華なウッドノブ、外観上樹脂パーツは一切使用しておらず、コロネットらしからぬ高級路線です。ボディ両サイドのリングはネジになっており、工具なしで分解できます。もともと性能うんぬんを言うリールではありませんので、性能以外の付加価値を付けて所有する満足感を満たそうとしたモデルと言えます。スプールフリークラッチ装備。エコノマイザーが付属してました。


P1020051.JPG
【コロネットST-7C】

(製造年)    1981年
(ラインキャパ) 2号-100m
(ギヤ比)     1:2.9
(重量)      105g
(価格)      3300円

これはGSの廉価バージョンで基本構成は同じです。これはスプールやサイドプレートが樹脂製となり、求めやすくした上位機種と言えます。

(参考)昭和56年頃 カタログデータ


P1020058.JPG

金属製コロネットは恐らくこれで全部だと思いますが、こうして見ると同じシリーズなのに非常に幅広いバリエーションがあることに驚かされます。それも結構短い期間でぽこぽこ新モデルが発売されており、また紹介した機種以外にも70年代から樹脂製コロネットも並行してラインナップされていたので、ダイワとしてはかなり力を入れていたシリーズだったと言えます。比較して現在のコロネットのラインナップは寂しい限りですが、これも釣りのジャンルが細分化されていったことと、減少し続ける釣り人口に対して小型両軸という狭くて曖昧なジャンルの機種にそこまで開発費を掛けられないということもあるのでしょう。そう考えると70~80年代は実験的な試みをした製品が多くて、釣り人にとってなんと楽しい時代だったのだろうと思うことしきりです。ただ、さほど需要があるとは思えないコロネットミニを今だに廃番にしないところに、ダイワのメーカーとしての小さな意地が見え隠れしているように思えるのです。

いや~やっぱ、『ダイワ、いいわ~!』







最終更新日  2019年02月23日 21時03分03秒
コメント(23) | コメントを書く
2014年06月01日
カテゴリ:ぽんこちへの道

いやはや、じゃこ先生が失踪して以来、ポンコチブログ業界も停滞の一途を辿って寂しい限りですが・・・(´・ω・`)ショボーン

微力ながら何とか頑張って盛り上げて逝きましょう・・・


さて、長らく探し求めていたブツを、やっと入手できました。

今回ご紹介します逸品は、こりだ~~~!!

P1010980.JPG
【ダイワ ミニメイトシステム】
(発売年)    1977


なんだこれは・・と思われた方もいるかも知れませんが、この黒いケースをゴルゴ13の様にゆっくりと開け、中からアーマライトM16を・・・

P1010985.JPG

じゃなかった、5ピースロッドとスピニングリールを取り出し、組み立てる。

P1010993.JPG

完成です!

これはかつてアメリカなどで販売されていたパックロッドセットですが、ハードケース入りでケース内にはルアーなどの小物を入れるスペースもあります。旅行などにも持って行けるトラベルパック的な位置付けですかね。非常にコンパクトにまとまってます。安物のパックロッドセットなんかは、よく釣具屋の店頭で売ってますが、これはそんな子供向けのチャチなものとは品質が違います。同梱されているリール名はミニメイトといいます。

P1010986.JPG
【ダイワ ミニメイト】
(製造年)     1976年頃
(ラインキャパ)  2号-80m(
2lb-160yds)
(重量)      181g
(ギアー比)    1:4.4

素晴らしい!このスペックは、文句無しの栄光の極小ぽんこち殿堂入りです。これは、じゃこ先生が所有しているスピンスターミニの輸出仕様モデルで、リール単体でも販売されてた高級機種です。オールドダイワのメードインジャパン品は今でもアメリカで人気が高く、アチラのポンコチスト達も特にこのようなミニマム製品が好きなようです。

P1010991.JPG

ボールベアリングも2個内蔵しており、ゴールドカラーが美しいリールです。ラインキャパの書き方が、ポンドとヤードになってますね。

P1010982.JPG

そしてロッドは、153cmのグラス製でべろべろですが、飾り巻も凝ったレトロテイスト溢れる逸品です。これは韓国製となってます。

P1010981.JPG

そしてケースは Made in USA


なんとも可愛らしいタックルシステムですが、この製品のコンセプトを上手に表現している広告がありました。

1982 daiwa.jpg

この広告は1982年頃の米国のものみたいですが、カジキばりにぶら下がっている魚はブルーギルで、釣ったと思しき人の手には極小スピニングタックルが。


Minisystems. They make a Bluegill feel like a Bluefin.

―ミニシステム。それらはブルーギルの感触をブルーフィンのように変える。(かえ?^^;)

ブルーフィンとはブルーフィンツナ、つまりクロマグロのことでしょう。要するに、小さな魚でも小さなタックルで釣ることにより、その釣り味、面白さは大物釣りにも引けを取りまへんで~ということなんでしょう。

これはまさに、釣りキチ三平の中で語られたタナゴ釣りの思想そのものです。

三平.jpg
【矢口高雄著 KC釣りキチ三平26巻 『小さなビッグゲームの巻き』より】

アメリカンがこの感覚を持っていたというのは驚きです。いや、ダイワが提唱したんかな?しかし、僕みたいに体力も根性もない人間からすると、後者の釣りのほうが性に合っていますね。あまり身構えなくても、釣りは十分楽しめるということです。


これらのミニタックルは、ダイナミックで豪快な大物釣りが好きそうなアメリカ人の感性にはそぐわない気もしますが、オールインワンなのが簡単でいいのか、これ以外にもミニスピンキャストのセットなど色々なシリーズが存在していて、現在もアメリカでこれらの後継商品が発売され続けているところを見ると、アチラではダイワの定番商品のようです。

ms_main.jpg
etp_main.jpg

このような小型パッケージ商品を作らせたら日本人に勝るものはいないと思いますが、不思議なのは、なんで日本で販売されていないんですかね。一部、国内販売されていたものも存在するようですが、カタログで見た覚えもありませんし、昔からあまり馴染みがありません。釣りという趣味が高じると道具にも拘りが多くなり、間違ってもこのようなメーカーお仕着せのセット商品では満足できないハズですが、高品質に作られていることとワンパッケージでどこでも気軽に持ち歩ける携帯性にやたらと魅力を感じてしまいます。 何とも楽しげなミニタックルセットで夢が広がりますね。

いや~やっぱ、『ダイワ、いいわ~!』 ←このCM憶えてます?







最終更新日  2014年06月03日 20時15分54秒
コメント(20) | コメントを書く
2014年04月09日
カテゴリ:ぽんこちへの道

みなさんぽんこちは。今回は誰も待っていない久々のぽんこちネタです。

僕の釣りの原体験は、まぎれもなく海でのエサ釣りなんですが、小学校~中学校までの間はブラックバスのルアー釣りが主流でした。

小学2年生(1980年)の頃から、おばちゃん釣具店に石ゴカイを買いに行っては、色とりどりのルアーに目を奪われ、100円のスプーンやスピナーを買い漁って集めていました。

やはり憧れはショーケースの中にずらりと並んだ輝く高級ミノー。なけなしの小遣いを貯めて、やっと一番小さなラパラを一個買いました。確か値段は700円くらい。

インベーダーブームの余韻が残る1980年当時、8歳の子供が700円の買い物をするのはとんでもない散財で、家に帰って母親にラパラを見せて700円で買ったと言うと烈火のごとく叱られ、返してこい!と言われました。家が貧しかったもんで・・・(T_T) 

返しませんでしたが(笑)

もちろんルアータックルなんて持ってませんでした。

小学4年生(1982年)くらいから周りの友達はみんなルアーフィッシングにのめり込んでいきました。僕もスピニングとコンパクトロッドの組み合わせで学校裏の沼に友達とよく通いました。裕福な友達はこぞってベイトキャスティングリールを使い、タックルボックスには高級なラパラがどっさり詰まっていました。僕を含めた貧乏組はスピニングリールで安いスプーンとかコーモラン製パチもんルアー(笑)を投げるというのが定番のスタイルで、中には、ベイトロッドは持っているがベイトリールが買えなくて、スピニングを装着して釣っているツワモノもいました。

当時はベイトキャスティングタックルは高級品というのが一般認識で、じっさい国産メーカー品でも、とても小学生の子遣いで買えるような代物ではありませんでした。


この年にダイワから発売されたのが、有名な初代ファントムマグサーボです。

P1010930.JPG
【ダイワ ファントム マグサーボ SS-15】
(製造年)  1982年
(価格)   15000円
(ボールベアリング) 2個


それまで摩擦式のメカニカルブレーキと回転抵抗式の遠心ブレーキしかなかったベイトリールに、世界初の非接触電磁誘導式ブレーキを搭載し、飛躍的な飛距離アップとバックラッシュの低減を実現します。

このリールを初めて見た時の衝撃は今でも忘れられません。なんでリールに家電製品のような目盛りダイヤルが付いているのか!? 精悍なブラックボディにオレンジのロゴ、家具のような色艶のウッドノブ、第一名前がカッコ良すぎるっ!これは小学生でなくてもルアーフィッシングに興味のある者の心を鷲掴みにするのに十分すぎる魅力を持っていました。

しかし、僕にはこんなものは間違っても買える訳はなく、いつかはクラウンじゃないですが、いつかはファントムと夢見ていました。


そして小学5年生となり、やっと自分のファントムを手に入れることになります。

phantom_st-15_1.jpg
【ダイワ ファントム ST-15】
(製造年)  1983年
(価格)   6000円
(ボールベアリング) 0個


これはSSの廉価盤で、マグサーボは搭載していません。しかしこれですら友達(桜田君)の使い古しの中古を安く譲ってもらってやっとこさ手に入れたのです。たしか3000円くらい。(貧しかったもんで・・・^^;) でも、これを手に入れた時は嬉しかったなー。やっと憧れのベイト組になることができたと。使っていたロッドは太くて重いダイワのグラス製ストライカーでした。


そしてその翌年の正月に、お年玉で新発売のミリオネアを買います。やっと念願の新品を手に入れることができたのです。しかし、まだこの時でもマグサーボ付きは買えません。ミリオネアはファントムの姉妹品的なイメージですが、形は一緒なんで満足でした。

P1010956.JPG
【ダイワ ミリオネア ST-15AC】
(発売年) 1984年
(価格)  7500円
(ボールベアリング) 0個


この年に、ダイワのマグサーボと並ぶ2大発明のうち、2つ目の発明であるオートキャストクラッチが採用されます。ACとはオートキャストのことで、それまでスプール横のボディから出ていたクラッチボタンが、スプールの真ん前に設置されることによりクラッチフリーとサミングが同時にできるという画期的なものでした。これは今では各メーカー当たり前の装備になっていますが、かつてのシマノのバンタムなどは、丸っこいデザインの馬鹿でかいクラッチボタンをスプールに寄り添うように近づけたりして、少しでも操作性を良くするべく涙ぐましい努力をしておりました。


そして同じ年、極めつけのファントムが発売されます。

P1010946.JPG
【ダイワ ファントム トーナメント EX-20】
(発売年) 1984年
(価格)  30000円!
(ボールベアリング) 3個


SSより上の最上級グレードとなるトーナメントEXグレードの登場です。
ゴールドカラーがすでにタダモノではありませんが、これにダイワの第3の発明とも言えるゼロフリクションレベルワインドが搭載されます。これは、クラッチフリーと同時にレベルワインダーが左右に分割されて開くというものですが、ライン放出時の抵抗が激減され、非常に画期的な発明だったと言えます。メーカー曰く、砂埃等の影響でトラブルが多いために自然に無くなっていったとのことらしいですが、辞めてしまうには惜しいアイデアでしたね。

P1010950.JPG

組み合わせるロッドももちろんファントム。それも当時の最上級グレードのアモルファスウィスカー(^0^)超成金タックルです(笑)さすがにこのクラスは、僕の行きつけのおばちゃん釣具屋では置いてありませんでした。カタログではよく見ましたが。

ここまでの経緯を見ても、80年代に入ってからのダイワは、それまでの海外製品のコピーもどきを作っていた二流メーカーから、革新的な先進メーカーに変貌していったことが分かります。友達の中には一部バンタム派もいましたが、メインストリームは圧倒的にダイワでありファントムだったのです。


このモデルを最後として、ファントム特有のこのボディデザインは無くなり、1985年からスクエアな新デザインのファントムへと移り変わっていきました。

492.jpg

僕も中学生となり、この系統の廉価盤のファントムZEROというモデルを買いましたが、もう小学生の時のようにこれらの最新タックルに対して強烈な憧れは持てなくなっていました。そしてしばし釣りから離れることになっていったのです。


しかし、いくつになってもあの1982年頃の釣具屋のショーケースの一番上に飾られていたファントムマグサーボSSの姿がまぶたに焼き付いて離れません。当時手に入れることは出来ませんでしたが、それがかえって強烈な想いになっているのでしょう。これより前のモデルにもこれより後のモデルにもあまり思い入れはありません。ABUはヱビスのカタログだけはよく見てましたが、別世界のものでしたね。さすがに周りで買った奴は一人もいませんでした。あくまでバス少年の身近な憧れはファントムだったのです。

P1010935.JPG

う~ん、かっこいい。ファントムにはやっぱりガングリップが良く似合う。そしてラインはお約束の米国デュポン社のストレーン。ダイワが代理販売していた100ヤード1000円程もする高級ナイロンラインですが、僕も使ってました。ファントムのブラックボディにこのオレンジがかった黄色が目に鮮烈で、この組み合わせに憧れました。みんな猫も杓子もストレーン巻いてましたね。

P1010939.JPG

このSSはちょっと傷がありますが、機関は新品かと思うほどで、すぐ実戦に出せます。このタックルで10数年ぶりにバスでも釣りに行くと楽しいかもしれません。ホッテントットとか投げて。


80年代前半は、マグネットブレーキの登場や高性能なカーボンロッドが本格的に普及しだしたりと、価格は高くても出した金額分だけ圧倒的な性能差を感じられる製品が多かった気がします。そして、そのような過渡期に多感な少年時代を送れたことは非常に幸運だったと思います。時代が進み産業が成熟してくると、みんなが手ごろな価格で高性能な製品を使えるようになってきてそれは大変いいことだと思いますが、欲しくても欲しくても買えないという貧しさと、しかしいつかは買えるかもという希望を合わせ持った時代は、生きる原動力が湧いてきます。小学生の時からスマートフォンを持っている今の子供が、友達から中古のファントムを譲ってもらって喜んでいた僕よりも幸せとはとても思えないのです。







最終更新日  2014年05月11日 01時34分57秒
コメント(21) | コメントを書く
2013年07月19日
カテゴリ:ぽんこちへの道


皆さん、そろそろ夏本番で、釣り行きまくりなのではないでしょうか?


僕も多少は行きましたが、ロクなもんが釣れません。


P1010872.JPG

P1010874.JPG

P1010876.JPG

P1010862.JPG


これで二晩分です・・・orz



いままで七里には散々通ってますが、今回ここで初めてサメが釣れたのは嬉しかった・・・



なんてレベルの低い喜び方・・・orz



いつもどおり、海でロクな釣果が得られないときは、陸の釣果で心の傷を癒すしかありません。


今回、長らく探し続けていたポンコツロッドがやっと見つかりました。

P1010888.JPG

【オリムピック 純世紀GSサーフ390】
(製造年)    1980年頃?
(錘負荷)    10~20号くらい
(重量)      485g


お馴染み、オリムピック純世紀GSサーフ390です。ちょっと古ぼけてますが、ポンコチショップで¥580で完品が見つかりました。ラッキー(^^


以前、購入したものと全く同じですが、僕は置き竿投げ釣り師として、タックルは同じものが最低2セット揃わないと実戦配備できないという暗黙のマイルールを持っているので、この竿はまだ投げたことがありませんでした。


ポンコチ神のお話によると、この竿の適正錘負荷は15号程度とのことですので、ほとんど固めの磯竿でぶっこみ釣りをする感覚ですね。でも、こういう肩ひじ張らないちょい投げもいいもんです。水深のあるところや潮流の速いところでは使い物になりませんが、小物狙いには面白そうな竿です。また、間違って大物が掛かった日には、その釣り味はたまらんものがあるでしょう。神様はコロダイにへし折られてましたが。


この竿にはダイワSS3000Cあたりを組み合わせるのが、バランスが良さそうです。

P1010837.JPG

さっそくPE2号を巻いて投げましたが、カーボンロッドとはいえ、大昔の低含有率品なので、普通のスイングスピードでは竿の反発力が全く付いてきません。


それこそ竿のしなりを目で確認しながら投げないと、思いっきりフライになってしまいます。


真昼の短時間勝負だったので、30センチくらいのセイゴ一匹だけ掛かっただけでしたが、ぐいぐいと突っ込むやりとりは中々スリリングで楽しめました。竿下でバレましたが・・・orz


しかし、なんぼポンコチ竿がいいとはいえ、こんな軟竿だけでは真鯛狙いや遠投ポイントでは勝負できませんので、オールマイティーに使えるそれなりのブツも用意しなければなりません。


という訳で、これもやっと二本揃いました。バットは総巻き。きょうび、こんな贅沢な作りの竿は存在しませんね。

P1010885.JPG

P1010889.JPG

【オリムピック ボロンセンチュリーサーフX3 390】
(製造年)    1984年頃?
(錘負荷)    25~35号
(重量)      465g


80年代、ケブラーやらウィスカーやら、やたら新素材ロッドが持てはやされていた頃、オリムピックが拘ってラインナップしていたのが、このボロン素材を用いたボロンセンチュリーシリーズです。

このボロイ・・・じゃなかった、ボロン竿は、反発力や胴の張りは最新カーボンロッドと比べるとさすがに負けますが、適正錘負荷は25~35号となっているので、結構な剛竿です。

P1010695.JPG

大森マイコンNO.5にPE3号を巻いて25号の錘で投げましたが、胴から曲げやすいので、スイングスピードを頑張って速くしなくても飛びやすいですね。

しかし、良い組み合わせです。ある意味、80年代のタックルの一つの到達点でしょうか。


マイコンも、糸の巻き上がりやスプール形状にやや問題があって、バックラッシュを起こすことが多いそうですが、これはスプール外径から巻き上がりを3ミリ程度控えて、ナイロンの太糸を使用しないようにすると問題ありません。この日は何回もフルキャストしまくりましたが、ライントラブルは0、釣果も0(泣)でした。


僕の一つの拘りとしては、この頃のオリムピックには主要ラインナップに420と390という二種類の長さが用意されてましたが、やはり現在の竿と比べると圧倒的に張りが負けますので、少しでも振り切りや振り止めがシャープに決まるように全て390で統一しましたが、これを揃えるのが結構難しい。

P1010881.JPG

性能は現在の竿に比べると、けして使いやすい訳でも高性能な訳でもないですが、オールドロッドが30余年の時を経て再び魚とあいまみえるというのが面白くもあり、また、いつ竿をブチ折られるか分からないというスリルを味わいながら釣りをするというのも趣きがありますね。







最終更新日  2018年04月02日 22時51分33秒
コメント(20) | コメントを書く
このブログでよく読まれている記事

全20件 (20件中 1-10件目)

1 2 >


© Rakuten Group, Inc.